伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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カンポ・デル・シエロ隕石

2006-10-22 21:33:32 | Weblog
昨日、伊豆下田で隕石を買いました。
買ったのは、水晶や石の置物などを売っている店です。
バスの時間があったので、店の奥の棚を眺めていると
ツタの模様のついた台に乗り、なにげにありました。

値段を見ると68万円に見えましたが、
よく目をこらすと68000円でした。
博物館で見たことはありますが、
個人で買えるとは思ってませんでした。

2万円から値切り交渉を始め、
税込み5万円で入手しました。
店始まって以来、初めて売れたそうです。

手に取ると見かけよりもずっしり重く、
家で測ると2kg以上ありました。
地球以外の宇宙から飛んできたなんて、
ロマンがありますね。

インターネットでは隕石も結構取引されていて、
名前までついている有名な隕石の一つでした。
<履歴> 
・発見年 1576年(関ヶ原の戦いより前ですね)
・落下年 推定4000~6000年前
・採集地 アルゼンチン北部のチャコ州 グランチャコ・グアランバの
      「カンポ・デル・シエロ クレーター」から発見
・隕石の種類 鉄質隕石(オクタヘドライト)
・この隕石の名称 「カンポ・デル・シエロ」(「空の草原」の意)
・由来  カンポ・デル・シエロ隕石は、1576年スペインの冒険家が
      現地のインディオから
      「空から重たい物が落ちてきた。」と言う伝説を聞き
      多数の隕石を発見したそうです。
・クレーター(群) アルゼンチン 南緯27°38' (-27.63°)
                西経61°42' (-61.70°)
                最大で115m,深さ50m
          花崗岩質の基盤を火砕流堆積物が覆い、
          その上にクレーターを形成。

隕石は一つの固まりで地上に達するのではなく、
落下中にいくつにも分解して落ちてきます。
従って有名な隕石と言っても、
唯一のものではなく、
雨のように降った物の一つです。

隕石の種類は大まかに3つに分かれます。
石が中心の「石質隕石」が、
隕石の落下量全体の9割を占めます。
鉄が中心の場合は「鉄質隕石」で、
両者の中間の場合が「石鉄隕石」です。
この石は鉄質隕石です。

表面は大気との摩擦で溶けたり、
表面に丸みを帯びたくぼみがあります。
これは落下中に空気の渦が表面に出来て、
そこが削られて出来るそうです。

また販売される時も、
小振りにカットされている場合が多く
偽物も多く売られているようなので、
買う場合はご注意ください。


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2 コメント

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隕石 (父照)
2006-10-23 07:29:33
 いやあ、それは珍しいものを手に入れたね。めったに売れないものを買うなど、親譲りか。大事にしな! ホカの見出しも読んでみた。なかなかのできばえだと思うよ。
返信する
コメントありがとうございます (多田稔)
2006-10-23 19:54:35
珍しくコメントがあったので、誰かと思えばお父さんではないですか。下田へは職場の一泊旅行で行ってきました。特にお土産はありませんが、夏にはカブトムシが入っていた飼育ケースに納まっていますので、きた時は見てください。神社の御神体になっているケースも多いそうです。
返信する

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