ＩＭＦが日本国債に警告

１１月２３日に、
最上級の格付けをもつドイツ国債の入札で、
応募額が募集額に達しない「札割れ」がおきました。

ドイツにおける「札割れ」は初めてではないようですが、
応札額が募集額の６割程度と極端に少なかったので
注目を集めました。

日経新聞によれば
ギリシャやイタリアのように日本の国債価格が暴落に向かうと
見る人は少数派のようです。

ただし、
日本よりも財政状態が良いドイツで
国債入札が不調となったことに、投資家は敏感になっています。

ＩＭＦ(国際通貨基金）は、１１月２３日付けのリポートで
日本の公的債務が維持不可能の水準になる可能性があると
警告しました。

１１月２９日付け読売新聞によれば、
「一部の国内銀行は長期債売りに踏み切った」との声も
出始めたそうです。

あす１２月１日に、日本の財務省で
１０年もの国債の入札が行われます。
規模は、２兆２千億円と大きくはありませんが、
日本の長期国債に対する市場の評価に注目です。

通常午後には、その日の入札結果が、
財務省のホームページには掲載されます。

Ｐ．Ｓ．
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