山崎亮式「ブックカバーチャレンジ」11冊目
大ヒットした片づけ方の本。
著者略歴:
大学2年時に片づけコンサルティングを開始、
独自の片づけ法「こんまりメソッド」を編み出す。
2010年『人生がときめく片づけの魔法』が
世界40カ国以上で翻訳出版され、
シリーズ累計1000万部を超える世界的大ベストセラー。
2015年米『TIME』誌の
「世界でもっとも影響力のある100人」に選出。
活躍の場を海外に広げている。
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(要旨)
こんまりさんの「片づけ」は、
物理的な整理収納ノウハウではありません。
収納力を増やすやり方は、いらないものまで効率よく溜め込むだけ。
こんまりさんの「片づけ」は「過去に片をつける」こと。
その結果、人生で何が必要で何がいらないか、
何をやるべきで、何をやめるべきかが、
はっきりとわかるようになるのです。
まずは「捨てる」を徹底。
そして、一気に、短期に、完璧に片付ける。
これを正しい手順で行えばリバウンドなし。
片付けることで、目をそらしていた問題に気づかされ、
いやがおうでも解決せざるを得なくなる。
人生のリセットを迫られるのです。
その結果、人生が大きく動き始めます。
まずは「捨てる」を終わらせる。
触った瞬間に「ときめき」を感じるか否かで、
捨てる、捨てないを判断。
片付けとは「モノを通して自分と対話する作業」。
「適正量のカチッとポイント」がくるまで減らし続ける。
家にある「あらゆるモノの定位置」を決める。
モノを捨てる前に「収納のワザ」に走ってはいけない。
部屋を片付けると、なぜかやりたいことが見つかる。
本当にすきなモノ、好きことを意識することで、
普段の生活が生き生きしてくる。片づけは自分のたな卸し。
<こんまりさんの言葉>
・本当は、部屋の片づけなんてしなくてもよいのです。
・「片づけ」なんてさっさと終わらせて、
「あなたが本当にときめくこと」に大いに時間と情熱を注いでください。
(多田が同時にお勧めしたい本)
「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞)
仕事のアイディアや情報を整理できます。
1章 (本質を捉えなければ、いい結果は生み出せない)
2章 すべては整理から始まる
3章 「空間」の整理術 プライオリティをつける
4章 レベル2「情報」の整理術 独自の視点を導入する
5章 レベル3「思考」の整理術 思考を情報化する
6章 整理術は、新しいアイデアの扉を開く
・最大のポイントは視点をみつけること
・答えは必ず、目の前にある!
(参考ブログ)
・大掃除 片づけの魔法 捨てる技術 2011-12-08
・Design 2011-10-12