(議席も議決するんです)
午前10時から本会議が開かれました。
先の市議会議員補欠選挙で当選された栗原議員が初出席。
議場における議員の座る場所は、慣例により、
当選期数の少ない議員が前で、多い方ほど後ろに座ります。
同時に、同じ会派の議員はまとまって座るように割り振ります。
栗原議員は議員になったのが一番最近なので、
一番前の席になりました。
これまでは伊勢崎クラブの小暮議員が座っていた場所なので、
伊勢崎クラブの議員さんは順次席を移動しました。
本会議では、条例や予算のように、
市にとって重要なことを議決しますが、
じつは各議員の座る場所という、一見ささいな事も議決して決めます。
(補正予算に対する質問)
本日は、市長から提出議案の説明があり、
それを受けて北島議員が
オートレース事業の補正予算について質問しました。
天気の影響で、レース開催日が2日減った影響で、
勝車投票券の売り上げが減少したので、
その分の事業収入を減額するという補正予算案です。
しかし、北島議員の指摘によれば、
投票券の売り上げは予算を減額するのに、
払い戻し金の支出はその分なぜ減額しないのか?
という質問趣旨でした。
大まかに言うと、
レースごとにお客さんが勝つ車(バイク)を予想し、勝車投票券を買います。
売り上げの30%は開催経費として主催者がとり、
残り70%を的中した人数で割って払い戻します。
レースごとに完結します。
ですから、売り上げの減少を見込んで予算減額するなら、
それに連動して払戻金も減額すべきではないか、
という理論です。なるほどと思いました。
部長さんの答弁では、すでに開催日が二日減ったので
売り上げの減少は確実だが、
払い戻しは今後増えるかもしれないから減らせない、
というような説明だったと思います。
なんだか不思議な答弁でした。
収入を減額するのは過去の話が原因なのに、
支出は将来のことが理由で減らせない。
将来もし払い戻しが増えるとしても、
前提としてその時は売り上げも増えているはずです。
レースごとの売り上げの70%が払い戻されるのですから。
売り上げと払い戻しはセットなのに、
売り上げだけ減額し、支出は減額しないのは
なんとも不思議な予算の補正です。
今後予想以上に売り上げが増えて、
その結果、収支が予算とずれたなら、
年度末に市長が専決処分で予算を補正する方法もあります。
質疑終了後、
一般会計と各特別会計の補正予算案は、
先議議案としてすべて可決されました。
午前10時から本会議が開かれました。
先の市議会議員補欠選挙で当選された栗原議員が初出席。
議場における議員の座る場所は、慣例により、
当選期数の少ない議員が前で、多い方ほど後ろに座ります。
同時に、同じ会派の議員はまとまって座るように割り振ります。
栗原議員は議員になったのが一番最近なので、
一番前の席になりました。
これまでは伊勢崎クラブの小暮議員が座っていた場所なので、
伊勢崎クラブの議員さんは順次席を移動しました。
本会議では、条例や予算のように、
市にとって重要なことを議決しますが、
じつは各議員の座る場所という、一見ささいな事も議決して決めます。
(補正予算に対する質問)
本日は、市長から提出議案の説明があり、
それを受けて北島議員が
オートレース事業の補正予算について質問しました。
天気の影響で、レース開催日が2日減った影響で、
勝車投票券の売り上げが減少したので、
その分の事業収入を減額するという補正予算案です。
しかし、北島議員の指摘によれば、
投票券の売り上げは予算を減額するのに、
払い戻し金の支出はその分なぜ減額しないのか?
という質問趣旨でした。
大まかに言うと、
レースごとにお客さんが勝つ車(バイク)を予想し、勝車投票券を買います。
売り上げの30%は開催経費として主催者がとり、
残り70%を的中した人数で割って払い戻します。
レースごとに完結します。
ですから、売り上げの減少を見込んで予算減額するなら、
それに連動して払戻金も減額すべきではないか、
という理論です。なるほどと思いました。
部長さんの答弁では、すでに開催日が二日減ったので
売り上げの減少は確実だが、
払い戻しは今後増えるかもしれないから減らせない、
というような説明だったと思います。
なんだか不思議な答弁でした。
収入を減額するのは過去の話が原因なのに、
支出は将来のことが理由で減らせない。
将来もし払い戻しが増えるとしても、
前提としてその時は売り上げも増えているはずです。
レースごとの売り上げの70%が払い戻されるのですから。
売り上げと払い戻しはセットなのに、
売り上げだけ減額し、支出は減額しないのは
なんとも不思議な予算の補正です。
今後予想以上に売り上げが増えて、
その結果、収支が予算とずれたなら、
年度末に市長が専決処分で予算を補正する方法もあります。
質疑終了後、
一般会計と各特別会計の補正予算案は、
先議議案としてすべて可決されました。
民間企業はイベント&プロモーション企画&キャラバンで対策を打ち、売り上げの拡大を図りますが、さすが公営企業ですね〜。
客商売はファンを掘り起こす営業が大事ですよね。
答弁内容から現在の収益構造を推測すると、
昔に比べるとオートレースの人気は低下しているので、
開催日に来てくれるファンの数はすでに上限なのかもしれません。
もしそうなら、PRしても来場者は増えず、
開催する日数がトータルの来場者数を決めてしまうのかも。