伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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リノベーションまちづくり

2017-05-30 18:25:03 | Weblog
建築家 嶋田洋平さんによれば、
これからの時代は、建築家の手がける仕事は
新築物件はほとんどなくなり、リフォームやリノベーションが多くなる。

リフォームとリノベーションは、似ている言葉ですが、
嶋田さんは次のように区分しています。
(「ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり」から)

  リノベーションはRenovationと書く。
  つまり「Re-inovation」だ。
  イノベーションとは、
  新たなアイディアや価値を創造・発明すること。
  リフォームが「Re-form」、
  つまりフォーム=形を作り直すことだとすると、
  リノベーションはイノベーション=新たな価値やアイディアを創造し直す、
  という意味になる。
  つまり建物の場合既存の建物を活かしながら、
  その価値を新たに創造し直すことがリノベーションだ、ということができる。
  具体的には、建物の「使われ方(用途)」や
  「使う人(入居者、利用者など)」を変えることによって、
  空間を新しく生まれ変わらせることを指す場合が多い。
  この時大切なのは、「発想を変える」ということだ。
  そしてその対象は、建物だけに限らない。

小さい範囲で見れば、
使われなくなったお店や建物を、
リノベーションして新しいお店や使い方を提案する、
ということですが、

大きな視点で考えるなら、
元気がなくなった街を、リノベーションして
元気な街を創造する、ということも考えられます。

従来の市街地整備や、商店街の街灯やアーケード設置等の手法では、
地方都市の衰退の流れは止まりません。
行政や企業だけの力では魅力的な街は創れません。
若者や、NPOがのびのびと活動できるような街づくり、
というのが新たな視点になると思います。

これからの時代は、どんなお店や町が望まれているのか。
リノベーションの視点からも考えています。


(参考図書)

・「ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり」嶋田洋平
・「都市をリノベーション」馬場正尊
・「まちづくり:デッドライン」木下斉、広瀬郁


P.S.
今朝の街頭演説は、東京福祉大学前交差点。
今年度初めての場所でした。
ご近所のみなさま、お騒がせいたしました。
お車から手を振って頂きまして、ありがとうございました。




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