伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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今日の天声人語 ぜひ読んで

2017-09-14 21:18:46 | Weblog
本日の天声人語は、
障害者問題総合誌「そよ風のように街に出よう」が
8月に廃刊となったことを報じています。

障害者本人の立場に寄り添い、
当事者の生の声を発信してきました。

脳性まひの男性が介助者無しで外出した体験記は
反響を呼びました。

駅員からは
「介助者がおれへんかったら乗ったらあかん」

通行人からは
「あんたは死んだ方がしあわせやで」

編集長だった河野さんは語りました。
「鉄の意志がなければ生きられない社会は、
 鉄のように冷たい」


(多田コメント)

障害者に限らず、
弱い立場の人が、鉄の意志を持たなければ
生きられないような社会は不幸です。

私たちは幸せな社会を目指したいと思います。



(働き方改革に関するお詫び)

サイボウズ株式会社が、9月13日の日経新聞に
全面広告を出しました。



同社は、世の中の働き方を変えたいと起業し、
多くの企業に製品を提供し、
自社の働き方も改革してきました。

現在、働き方改革ブームが到来しましたが、
同社の意志が全く伝わっていないことに対して、
お詫びする広告なのです。

とにかく残業させまいとオフィスから追い出す、
深夜残業は禁止して早朝出勤を黙認する、
働き方改革の号令だけで現場に丸投げなど。

サイボウズ社が伝えたかった働き方とは、
そういうことではなかった。
メディアに出て、全国で講演し、政府へ意見し、
本を出版したけれど伝わらなかった。

もっと発信力を、メッセージ性を高めるため
3本のアニメを作って公開しました。
こちらです

(参考)
サイボウズ青野社長が「働き方改革」に取り組む人にどうしても言っておきたいこと



(週休3日がある旅館)

本日の日経新聞「春秋」から
神奈川県秦野市の老舗旅館陣屋は、
赤字体質から抜け出すために2009年、
旅館経営の情報システム改革に着手。



手書きでミスがあった宿泊予約は
ミスが無くなりました。
食材の仕入れ費用も正確につかみ、
着実に利益を上げるようになりました。

IT改革と同時に、
従業員の意識改革を行いました。

以前は、炭をおこすだけの人、
料理を運ぶだけの人がいましたが、
各人の守備範囲を広げ、情報端末の操作に
慣れるように促しました。

職場を去る人もいましたが、
生産性が高まりました。
その結果、現在は週休2日の旅館ですが、
月に2回は週休3日になりそうです。

外国と比べると、
日本人はホワイトカラーの生産性が
特に低いと言われます。

働く人のやる気をいかに引き出すか、
そして生産性をいかに高めるか、
あらゆる組織の課題です。

(参考)
・ホリエモン:最近飲食店経営について考えていること

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