Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日はF2007のホイールを作りました

2022-07-02 20:41:46 | Ferrari F2007 ブラジルG.P.2007

本日の山陰は実にいい天気でした。
と言うことは大変暑いと言うことですね。
台風がこちらに向かってきているみたいですが・・・早く雨が欲しいですね。
畑がカラカラなんですよね〜。

今日も出勤と同時に畑の水やりをしておきました。
水が少ないとキュウリは曲がりますし、茄子は硬くなります。
そしてオクラを植えました。
追加でタネを蒔いたものが大きくなってきましてそろそろ植えなければならなかったのです。
こんなカラカラの畑に植えて大丈夫かな〜と思いましたが・・・明日の朝から台風の影響で雨が降るらしいのでオクラの苗にしっかり灌水をしておいてから植えておきます・・・一晩くらいはこれで保つはずです。

その後は先に植えたオクラの周囲に草が生えてきましたのでそれを抜き周囲の草は草刈機で刈りました。
中にはあまり大きくなっていないオクラの苗もありましたがそれでも草を刈っておけば多分大きくなってくれるはずです。

そして厨房係を経て本日の本業ですね。
今日はF2007のホイールを作ります

なぜホイールを!?と思われるかもしれませんがT様のご依頼品は比較的最近キットを手配したものなのです。
一方H川様のものはお客さまが以前からお持ちになられていたものを送っていただいたキットなのです・・・
ではどこが違うのか・・・同じ品番のキットなのに・・・。
実は最近私が手配したものはホワイトメタルで鋳造されたホイールが入っているのです。
ですから部品にはキャストの湯口がついたままなんですね。

一方、H川様の送ってくださったキットにはアルミの挽物部品のホイールが入っております。
時期によってコストダウンされているのがよくわかりますが・・・
部品としてはホイールの場合挽物に勝るものはないのです。

インストを見ますとどちらのインストにもグロスブラックを塗ってからクロームシルバーを塗りなさいとあります・・・



アルミ製なら磨けばOKなんですが流石にホワイトメタルの鋳物ではどうもシャープさがないですよね。
まあ塗ればとりあえず近いものになるかもしれませんし、肝心のホイールはカバーをつけますのでほとんど見えなくなります・・・が。
同時に制作しているのにも関わらず私まで手抜きをしている様な気分でどうもよろしくありません。
この際ホイールを挽物で作ることにしました。
磨いて仕上げる前提なので洋白を使いましょう。
アルミでも良いですがアルミは削りにくいのです。

磨いてChrome色になれば良いので今回は洋白ですね。

半日ほどかかってホイールを作りました。
まずはフロント側ですね。
サイズはキットのものと同じにしてあります。
右側がキットのもの、左側が自作品・・・サイズはあわせてありますのであまり変わった感じがしないのが残念なところですが・・・実物を見ますとかなりシャープですね。

こちらがリア用です。
見た感じはフロントとリアはあまり変わらない様に見えますがオフセットは若干違っていますのでそのまま再現しています。

一応削りましたが・・・そのまま使えるほど甘くはありません。
使う前に木工旋盤にかけて磨きましょう。
旋盤といっても刃物が金属を削りますから削った傷があるのです。
ペーパーを何度か取り替えて細かくしてゆきまして最後には金属磨きで仕上げます。

センターのスポーク部分ですがエッチングをプレスしてありましてなかなか感じはいいですね。
プレスした時に角の部分が斜めに盛り上がっていますのでここを軽く削っておきます。
これは後でホイールの本体とリムに挟んで接着しなければなりませんのでバリをとっておいた方が収まりやすいですね。

続いてスポーク部分を磨きます。
リムも磨きましたのでスポーク部分も軽く磨いておきます。
こちらはリューターに綿棒をくわえたものにコンパウンドをつけて磨きます。

そしてホイールを組み立てました。
組み立てはエポキシ系の接着剤です。
アセトンに浸けても分解しませんからね。

T様のF2007ですがホイールを仮組みました
なかなかいい感じかな!!

明日はH川様のF2007の仮組みします。
明日はたくさん予約が入っているんですよね・・・あ〜勿論Cafeの方ですけどね(笑)