Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ストラトス2号車最終組み立てVer.3

2016-12-06 21:49:20 |  Stratos JeansChicago

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本日は定休日の初日です、ゆっくりしたいところなのですが昨夜の事です娘が車が変なので見て欲しいと言い出しました。
左の急な角を曲がるとオイルランプが点灯するというのです。
そんな場合はオイルの量が不足している表示なんですね〜
勿論そのまま乗ってはいけませんよ、エンジンを壊してしまいます。
今日は朝から出掛けなければならないと言う事でもっと早い時間にガレージに行ってオイルを交換する羽目になりました。
しかし、ガレージに着いてみますとオイルの在庫がギリギリ不足しそうなので取合えず新しいオイルを足しておきました。
次に帰ってから全量交換する事に致しました。

アトリエにて仕事をしておりますと午後一番にクロネコ宅急便の車が来まして、渡部さん大きな荷物が6個口で届いていますと・・・
東京の御客様からの荷物でしてレコードブレーカーの完成品のコレクションをお預かりする事になったのですが、その荷物でした。
夕方に荷物の到着の電話を入れたのですがどうもお留守の様でしたのでこのブログにて荷物の無事到着をお知らせしておきましょう。

本日は定休日なのでメインはスマートの製作です。
ダッシュボードを塗りました。
一見何の問題も無い様に見えるかもしれませんが、このスマートの塗り替えの中で一番大変な仕事だったのです。
このスマートのミニカーは実は左ハンドルだったのです、しかしI子さんの車は右ハンドルなので当たり前なのですがハンドルの位置を変更しない訳にはゆかないのです。
ご覧の様にダッシュボードはRの付いた複雑な形状をしていますのでただ単に反対にするだけでは終わらないのです。
メーターの部分は言ったん切り離して、ダッシュボードは裏返して接着し角を丸く整形します。
結構な手間がかかっているのですよ。

ステアリングホイールは濃いグレーを塗ってから薄いグレーを筆塗りします。
一見同じ様なグレーなんですがこれもまた実車通りなのです。

シートやドアの内装を組み立ててゆきます。
難しい事ではないですがこのミニカーはドアの内張りがどこかに干渉したまま無理矢理組み立てられていたようで、少し曲がってしまっています。
格安のミニカーではよく有る事なんですが・・・設計に無理が有ったんですね。

これもまたミニカーとして残念な部分です。
フロントウインドウに2つ穴が空いています。
この穴はワイパーの付く穴なんですね。
普通ならボディに穴が空いていてそこにワイパーが付いているのが自然なのですが・・・
ワイパーは元の部品を取り付けるしか方法が無いですね。
それでもプラスチックのままでは無くサフを塗ってセミグロスブラックで塗っておきましょう。

写真には写っていませんがシャーシを取り付けてみました。
内装が変形していたので無理矢理組まれていたと書きましたがシャーシも無理矢理だった様で随分削ったり切ったりしましたよ。

ミニカーのスマートはホイールがアルミホイールを再現しているのですがI子さんのはスチールホイールだったのでなるべくそれらしく見える様に加工したいですね。

フライスで表面を削ってスチールホイールに見える様に加工します。
ホイールボルトの穴は削ってしまいますと位置がわからなくなるので先に開けておきました。

一旦全体を削ってから割り出し円テーブルを使って中央の凹みを削っています。

如何でしょうか?
アルミホイールそのままよりもスチールホイールの様に見えませんかね〜?



さて本日のストラトスはほんの少しだけです。
エンジンをボディに搭載致しました。
なかなか格好良いと思うのは私だけでしょうか・・・?

続いてリアのサスペンションを組み付けます。
仮組を繰り返していますので組み立ては何の問題も無いですね。

次はまたメタルの塊を削っています
この部品はオイルキャッチタンクですね。
エンジンとバルクヘッドの間に有るのですが先に取り付けるとエンジンが載らなくなってしまうのでこのタイミングですね。
パイピングが独特なのでちょっと考えなければなりませんね。