Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ストラトス2号車ボディ研磨(コンパウンド編)

2016-12-02 21:45:05 |  Stratos JeansChicago

The person who hopes for the English version click this, please.

本日の山陰は朝から天気が良かったですね。
午前中は昨日の予定通り実車の納車でした、アトリエから南方に向って山の中の道を進みました。
本日走った道は前回いつ走ったでしょう・・・!?
少なくともこの15年は走った事が無かったと思います、途中新しい道が出来ていたり、工事中だったり・・・

まだ独身時代広島に就職した私は2週間に一度はこの道を通って自宅に帰っていましたね。
仕事が終わってからですからここを通るのは夜の10時以降だったです。
タヌキやイノシシとぶつかりかけたり・・・この田舎では夜8時以降になりますと外を歩く人はまず見た事が無かったですね。
今では昼までも余り人の姿を見ないです・・・。
帰りはJRのディーゼル気動車に乗ってゆったりと帰りました、お土産にもらった10kgのお米はさすがに50肩には応えました。
安来駅から自宅まで戻り自家用車でアトリエに向わないといけないので列車の中でのビールは我慢しましたが・・・何ででしょうね?
列車に乗ると何かビールが飲みたくなってくるのは・・・アル中じゃないんですけどね(笑)
それでも予定よりも2時間も早く12時過ぎにはアトリエに戻って来ました

そして製作開始です。
本日はストラトス2号車のボディの研磨ですが、コンパウンドを掛ける作業は見ていても余り面白い作業では無いですね。

ですから今まで、少しづつ進めていたスマートを先にご紹介しておきましょう。
スマートは元々どこかの国のパトカー仕様だったのでフロントとリアのスマートのロゴが無かったのです。
まあ塗り直しなのでロゴも消えてしまうのです、実車の写真を撮って置いてその写真に合わせてトレースしてみました。
データはどこにも無いので作るしか無いです。

幅が3.0mmになる様に印刷してみました。
シルバーの文字の部分が綺麗に出ている部分と出ていない部分が有りますが2枚有れば良いので気にしなくても良いです。
しかし、何種類か大きさの違う物を作っておいた方が良いかもしれないので一緒に作っておきました。

一番上側の小さい物は作ったそのまま、つまり100%ですその下側の2段が110%その下側の2段が120%です
さすがに120%ですときれいに印刷されます。

その下側にYANASEのステッカーも作っておきました。
これも重ね印刷しますと綺麗に出る部分と出ない部分が有りますが、このステッカーは1枚リア側に貼られるだけなので1枚有れば良いのです。
他にもナンバープレートの番号を作っておきました。

ナンバープレートはアルミ板を切って作ります。
いつもなら予備を作っておいてあるのですが在庫が無くなってしまっていましたのでちょっと多めに作ります。
アルミ板を寸法通りに切るだけではいけません、ナンバープレートは角が丸くなっていますので1枚ずつ四隅を丸める様に削っておきましょう。
右上の方は作業後、左下は未加工の物ですね。

角を丸めただけでは使えませんよ。
アルミ板を切ったり角を削ったりした時に加工した部分には必ずバリが出ていますので裏表共軽く削ってそのバリを落としておきます。

そして、塗装です。
塗装は他の物と全く同じです。
ウレタンサフ、ウレタンホワイト、ウレタンイエローですね。
軽自動車用の黄色いナンバーは余り使う事が無いので予備は無しです。

先程作ったデカールを貼りました。
使ったデカールは大きさの感じから110%のものでした。
やはり大きなサイズの物も作っておいて良かったですね。
右のFフェンダーに何やら付いていますね、後で少しペーパーをかけておきましょう。

スマートは本日ここまでです。

続いてストラトスですね。
まずこんな画像から・・・
何をしているかと言いますと展示ベースの大きさを決めています。
確か御客様のご希望で2台のストラトスを1つの展示ベースに配置して欲しいと言われていましたので大きさを決めます。
折った紙の上で実際に仮組中と塗装中のボディを置いて配置を確認してみるのが一番良い方法ですね。
手前の両角の部分に三角形のアルミプレートを付ける予定です。

ここからは研磨です。
フロントカウルからですね、昨日は2000番のペーパーで削ってありますのでこの後使うコンパウンドはイサム塗料のミラノ2Kです、これで研磨傷はほとんど消えてしまいます。

こんなに小さなリトラクタブルランプの上側も綿棒を使って磨きます。
大きなネルバフで磨きますと角の部分に当たって剥げてしまう原因にもなります。

全ての部品にミラノ2Kで磨き終わりましたら一旦水洗いをしてコンパウンドを洗い流します。
ティッシュペーパーの上で乾燥させて明日から3Mのハード1で磨きます。


明日磨きが終わったらまたマスキングをしてセミグロスブラックで塗装ですね・・・明日はどこまで出来ますかね〜!?