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寺院上0111  智恵光院 浄土宗  洛陽48願所  六臂(ろっぴ)地蔵尊が有名  

2016年06月24日 07時03分14秒 | 寺院

国宝があるようだ

 浄土宗

 

智恵光院

称念山平等寺と号する浄土宗の寺で、通り名の由来となっている。

永仁2年(1294)に鷹司家の祖・関白鷹司兼平が一族の菩提寺として、如空国師を開山に請じ創建したのが起こりと伝えられる。その後、聞益上人によって塔頭が整えられ、隆盛を極めた。

享保15年(1730)と天明8年(1788)の大火ですべて焼失し、漸次再興されたが、第2次世界大戦中、強制疎開で塔頭4院も廃寺とされ、現在の規模に縮小された。本堂には、本尊阿弥陀如来像が祀られている。また、地蔵堂には、仏教で死後にいずれかに転生するとされる6つの世界、「地獄道」「餓鬼道」「畜生道」「修羅道」「人道」「天道」のすべてを救う力を一体の像に込めて、小野篁が作ったとされる、6本の手を持つ六臂地蔵像が安置されている。そのほか、弁財天を祀った小堂などがある。 京都市  

平成28年6月23日 文追加

 

左から 鐘楼  智徳弁財天  六臂(ろっぴ)地蔵尊

 

 

智徳弁財天

 

洛陽48願所 地蔵尊 第15番札所 

 

六臂(ろっぴ)地蔵尊

 

京都の六地蔵尊を一々巡礼するは、なかなかなればこれを一体にきざみて礼拝すれば功徳まことに大ならん、六道の六地蔵の臂の変れるをとり入れて精進潔斎し密室に入りて一刀三礼うやしく彫りたてまつれる尊像、即ち当院安置の六臂地蔵尊なり。人皇55代文徳天皇の参議小野篁卿のほりたてまつりし日本唯一体の尊像なり。

平成28年6月23日 文追加

 

 

 

本堂

 

智恵姫稲荷

 

 

京都では、8月22日・23日の両日に、都の入口(旧街道)六ヵ所にあるお地蔵さんを巡拝して、

家内安全、無病息災を祈願する「六地蔵巡り」が行われます。

1.大善寺   伏見六地蔵
2.浄禅寺   鳥羽地蔵
3.地蔵寺   桂地蔵
4.源光寺   常盤地蔵           
5.上善寺   鞍馬口地蔵
6.徳林庵   山科地蔵

以上6ケ所を巡ったと同じ御利益があるとされるのは  六臂地蔵      智恵光院 

小野 篁が彫ったとされる 地蔵尊が安置されている

 

寺院 前回の記事 ➡ 寺院上0110  妙尭寺 日蓮宗  

 

 

 

 

 



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