私の堕天使が teru さんに悪態をついてしまったために( 2012/05/16 のコメント参照 )更なる令呪が下されました。
タイヤの白いロゴマークについて「ステンシルのように文字周囲のボヤけた感じが再現できるでしょうか?」
…難しい課題です。マスキングシートは「ボヤけないように塗り分ける」事が使命なので、ステンシルのように周囲を「ボヤかす」には粘着性が邪魔をします。
かといって「ステカ」では薄い軟質材の切り出しに特化しているし、所謂「紙」だと繊維が邪魔をして小さい文字などは切りにくい(はず)です。
何を材料にしようかxxx。 …。 …。 …。 一晩悩みました。
で、ひらめいたのが「逆転の発想」です。。。そう、マスキングシートを裏返してシート面ではなく剥離紙の面を切り抜いてみたら?
元データはプランBで気になったところを修正しただけで流用です。
何とかうまく抜けました。。。 それを元の印刷をふき取ったタイヤにあてて、まわりをあまったマスキングテープで貼り付けます。あ、プランBの経験からクリア塗装は最後の「トップコート(半光沢)だけにします。
吹き漏れたところは後からでも拭き取れるので、回りはそんなにしっかりマスキングしなくても良いです。
いよいよ「白」をスプレーしますが、粘着性が無いので文字の中などは少し浮きすぎています。なので薄い手袋を左手にはめて、一文字ずつ押さえたり、吹き付ける向きを考えながら、でもあまり吹き過ぎないように気をつけながら吹いていきます。
といっても、この段階ではどの位ボヤけているか判らないので、こわごわやってます。
で、もうちょっとかな?と思うくらいで止めてみて(腹八分目?)そのまま乾燥します。
そしてステンシル(あえてそう呼ぼう!)を剥がしてみると…。
「マスキング」としてみるとダメダメですが、「ステンシル」としてならまぁまぁ?
ちなみに案の定、吹き漏れがありました。
それを拭き取ってから「トップコート(半光沢)」を吹き付けて十分に乾燥します。
はい、こんな感じです。
ちょっと気取って「はい、ポーズ!」
感想:
初めは「マルボロロゴ以外でのステカは使用禁止」と思っていたので、タイヤについてはプランAでいこうと思っていたのですが、やってみると「プランC」もなかなか良いかな?なんて自画自賛しています。
ですが「タイヤの質感」については「トップコート(半光沢)」を最後に吹き付けることは「決まり」かなと思ってます。。。