しゃかしゃか母、旅に出ました

旅行に出掛けた記録(ほぼ韓国)です
2015年~駐名古屋大韓民国総領事館SNSサポーターズ1期メンバーとして活動中!

【新羅時代の仏教芸術をたっぷり仏国寺】日韓航空旅客拡大FAMツアー⑦2015/12/5

2015年12月21日 | 2015/12羽田・金浦FAMツアー4日
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『仏国寺』 を訪れています。

急な階段をえっちらおっちらと 「洛伽橋 (ナッカキョ)」 で渡ってきた?わけですが、

渡りきって?上りきって、ふ~っと一息つき今上がってきた方向を振り返ってみると、

いらかの波がなんとも素敵です。



正面には、観音菩薩がまつられている 「観音殿」 です。



その1段下がったところにあるお隣の 「毘盧殿」

本尊として金銅毘盧遮那仏座像が安置されています。  こちらも国宝に指定されているそうですよ。



同じベストを着た集団のみなさん。

お坊様が案内をされていました。  言葉ができれば参加できるけれど…



こうやって見てみると、「観音堂」 が一段上にあって、

そこに 「洛伽橋」 が掛かっているのがよくわかります。



仏国寺自体、16世紀末に起こった文禄・慶長の役で大半の建物が焼失してしまったそうです。

今の姿は、発掘調査などを経て、復元されたものだとか。



この伽藍は、大きく3つの世界に分けられます。

大雄殿の辺りは釈迦如来の彼岸世界で、毘盧殿は毘盧遮那仏の蓮華蔵世界を表しており、



極楽殿は、阿弥陀仏の極楽世界だそうです。



ここ 「仏国寺」 は、いろんなところに龍が隠れていますが、この 「極楽殿」 には

なんと豚が隠れているんですよ~   分かりますか?



かわいらしい3兄弟が、黄金の豚と戯れておりました。

触ると幸運がもたらされるそうですよ。



最初に見た 「紫霞門」 とは反対にある 「安養門」 に立っています。

こちらも国宝で、上段8段の七宝橋、下段の10段は蓮華橋と呼ばれています。

写真の撮り方が上手くないですが、右端の蓮華橋に 蓮 の花が彫ってありました。



消失した跡が、あちらこちらで見受けられます。  「極楽殿」 を抜けると、



どうして斜めになっているか、ガイドさんも分からないそうですが、

積み上げられた石垣の美しいこと。



東側から本殿を拝み、順番に拝観させていただき、西側より元の場所に戻ってきました。

この角度から撮る写真が、ガイドブックやパンフレットによく使われていますよね。



広い敷地を端から端までお参りさせてもらい、

仏の国を訪ね、極楽浄土に導かれる体験をさせていただきました。

      

新羅時代の仏教芸術をたっぷりと堪能できるお寺でした。

訪れる度に、違うところに視点がいき、新しい発見ができるお寺でもあります。

せっかく、ここまで足を伸ばされたら 『石窟庵』 と一緒に観光されることをお勧めします。


【仏国寺】
慶尚北道 慶州市 進峴洞 15-1 (경상북도 경주시 진현동 15-1)
慶州高速バスターミナル・慶州駅から10番または11番に乗車、約40分
KTX新慶州駅から700番バスで約70分

〔取材協力:日本空港ビルディング(株)、韓国空港公社〕

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