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吐含山の山頂近くの 『石窟庵』 から山を少し下りて、『仏国寺』 にやって来ました。
こちらも1995年、石窟庵と共にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
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午前7:30~午後5:00まで ※ 小学生未満、65歳以上の方は無料
大 人 (25歳以上) : 4000ウォン
青少年 (13〜18歳) : 3000ウォン
子 供 (7〜12歳) : 2000ウォン
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2本の柱が一列になっている “一柱門” をくぐります。
「仏国寺」 とは、仏様の世界を現世に再現することを目的として建設されたそうです。
仏の世界に足を踏み入れるわけですから、
この門で世俗の煩悩をきれいに洗い流して通過することになります。
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7月にお邪魔したときは、工事中でしたが、そちらもきれいに完成して
橋が渡れるようになっていましたよ。
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「天王門」 が見えてきました。
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「天王門」 に入ると、四天王が睨みをきかせていますが、それがなんともユニークなお顔です。
こんなかわいらしい四天王が、寺院を邪悪なものから守れるのかしら…
日本で見かける四天王像は、表情が怖いくらいで近寄りがたいのに。
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西方広目天 … 竜を持つ
北方多聞天 … 宝塔を持つ
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東方持国天 … 琵琶を持つ
南方増長天 … 剣を持つ
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いよいよ本堂が見えてきました。
階段の上に位置する門が 「紫霞門」
二段に別れた16段ある上段が白雲橋、18段の下段が青雲橋だそうです。
橋と呼ばれているのは、階段の下に穹窿形 (半球状をなす形) の通路が有るからだとか。
石垣の下が人間の世界で、石垣の上 (つまり橋の上) が仏様の住む世界です。
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今は、この階段の上り下りが禁じられているので、右手の迂回路から本堂に入ることになります。
そちらから入り、楼閣のような場所に出ると、雲板と魚板 が吊されていました。
魚板は、頭が龍で体が魚の珍しいものだそうです。
雲板・魚板は禅宗のお寺で朝・夕のお勤めで使われるものだとか。 梁に龍の頭が彫刻されていますよ。
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ここからは、仏様の住む世界になります。
大雄殿があるこのエリアは、釈迦如来の彼岸世界を表した場所です。
ここにも龍を発見!
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大雄殿の前には、大きな2つの塔があります。
入り口すぐに見えてくるのが、多宝塔 (タボタプ) です。
韓国で使われている10ウォンコインのデザインが、こちらの塔だと教えてもらいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/8b/f13a18d66b48fb269e251ef356ff4753.jpg)
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その隣に、釈迦塔 (ソッカタプ) があるのですが、まだ修復工事中でした。
これらの石塔と大雄殿前にある石塔は、焼失を免れて創建された (8世紀) 当時の姿そのままだそうです。
7月に訪れたときも見られなかったので、プレハブの小屋が外れてから、また再訪したいものです。
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大雄殿の裏には 「無説殿 (ムソルジョン)」 があります。
講義を行う学校のようなところだったそうです。
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その無説殿の裏には、長く急な階段がありました。
この階段はインドの南海岸にある観世音菩薩の住む山とされる補陀洛迦山に渡っていくという意味で
「洛伽橋 (ナッカキョ)」 と呼ばれているそうですよ。
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仏教徒の割には、何も知識がなくお恥ずかしい…
仏様の世界を体験しています。
【仏国寺】
慶尚北道 慶州市 進峴洞 15-1 (경상북도 경주시 진현동 15-1)
慶州高速バスターミナル・慶州駅から10番または11番に乗車、約40分
KTX新慶州駅から700番バスで約70分
〔取材協力:日本空港ビルディング(株)、韓国空港公社〕
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります
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