北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

リモート会議は味気なし ~ 会議後の飲み会こそすばらしいのに

2020-07-13 22:12:53 | フライフィッシング

 

 都市計画学会の理事会は今回もZoomによるリモート会議。

 最初のうちは音声が出なくてちょっと大変でした。

 リモート会議では自分の顔を映しながら他の方の顔が見られるのですが、そのためのカメラはノートパソコンにしかついていません。

 Zoomでは発言者の顔が見られるのと同時に、資料を映してそれを全員が見ながらの会議ができるのですが、自分で資料の好きなところを見ることができません。

 そこで、資料は家のパソコンを使ってダブルモニターに映し、それを自由に見ながらZoomで参加者とやり取りをするというやりかたにしました。

 考えてみると紙の資料であれば、説明者が資料を説明している間に他のページをパラパラみたりそこに書き込みをしたり、という自由度があるのですが、パソコンによるリモート会議ではその自由度がありません。

 同じ資料をずっと見ているのでは、自由な発想やインスピレーションがわかないような気がします。

 その自由度を少しでも高めようというのがデスクトップパソコンとノートパソコンの併用作戦なのです。

 しかし実際に二つのパソコンを操ろうと思うと、マウスも二つ使うことになります。

 似たような右手用のマウスを二個使って(あ、こっちじゃなかった)と右往左往しながら画面を操作するので頭は大混乱。

 会議の中身を考える以上に脳が疲れる思いです。

 
 会議の中で、秋に名古屋で開催される全国大会の準備状況が報告されましたが、エクスカーションという地域の見学旅行は地元の方でごく少人数での開催となる見込み。

 ただ360度カメラで撮影して後日配信で見学旅行の様子を公開する準備を進めているそう。

 また、シンポジウムは600人ほどが入れる会場を押さえてあるのですが、コロナウィルスの感染拡大状況によって、「現状並」であれば「登壇者+聴衆200名程度」、「少々悪化」となれば「登壇者+関係者」、「悪化」すれば「オンライン+聴衆なし」という対応を想定しているとも。

 例年なら行われる交流会も公式行事としては中止で、せいぜい有志が自己責任で勝手に集まるような形にしかならないかもしれません。

 コロナウィルスの今後によって、イベントの開催状況は変化するので様々な事前想定と準備が必要になるというのは大変です。


 〆の挨拶で会長が、「本来ならこの会議の後は近くの会場で懇親を深めるところですが、今回も残念です。自分が会長の期間中には一度も懇親会ができないかもしれないなあ」と述べられたのがちょっと寂しそう。

 こういう会議って、集まって議論した後にその話題を肴にしてさらにワイワイ盛り上がることにこそ真に意味があるはずです。

 飲み会のない会議なんて、「おまけのないグリコ」のようなもの。

 グリコだけなら買わないぞー(笑)

 

コメント
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