北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

天ぷら揚げて生産性の向上を

2017-09-03 23:45:45 | Weblog

 今日の幌加内はほぼ快晴の良い天気。新そば祭りも客足が伸びそうな予感です。

 蕎麦を打つ役目の人たちは、朝4時に起きて、4時半には部屋を出て行きました。今日も長い一日になりそうです。


 今日も私の役回りはえび天を揚げる係。朝から昨日の五割増しの480尾を揚げるのです。

 始めは8分で10尾を揚げる、というサイクルタイムでしたが、次第に改善してやがて6分で12尾を揚げられるようになりました。

 1時間当たりで言うと、75尾から120尾という大幅な生産性の向上です。少しでも早くできないかを工夫すると、やれるものですね。


          ◆ 


 さて、さすがに好天に恵まれて、今日は朝も早くから長蛇の列ができて、これが一向に解消されません。

 天ぷらが遅くてお客さんを待たせてはならじ、と懸命に揚げ続けたところ、少しは上手になったこともあって、朝8時から揚げ始めたえび天は午後1時半に終了。

 お客さんを待たせたのは結局蕎麦を茹でるサイクルタイムの問題でした。

 すこし手持無沙汰になったので、賄い用に買ってあったナスやピーマン、ししとう、さつまいもなどを揚げることにして、野菜天ぷらのバリエーションが一気に増えました。

 普段なら2時半を過ぎればもう客足がまばらになってくるのですが、今日はそんな時間でもまだ列がとぎれません。

 それなら、とそこからの時間に来店してくれた方には野菜の天ぷらもつけちゃうという大盤振る舞い。

 ようやく食べられた賄のお蕎麦も天ぷらたっぷりで美味しくいただきました。


          ◆ 


 昨日は970食が売れたとのことで、今日は昨日を大幅に上回る予想をしていたのですが、結果は1030食だったそうです。

 目標の1200食にはちょっと及びませんでしたが、まあ1000食を超えると、厨房テントの中はフル回転状態が続きます。

 年に一度はこういう興奮を味わうのも良いものですね。

 今日も朝5時からテントで下ごしらえを始めて、夕方の5時までわずかの休憩を除いて、ほとんど座ることがありませんでした。

 さすがに足腰はガタガタで、帰りの運転も休みながらでした。

 充実した大人の遠足ですな(笑)。

 

コメント
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