私より上手 

2023-12-31 | 母さんの手づくりorレシピ

  

 

 

今日で今年も最後

 

今年1年は とにかく大変なことが多すぎた1年でした

 

2022年のクリスマスのころ~ ずっと色々ありました

 

まずは 父さんの野球部の仲間が 若年性痴ほう症で2022年12月25日に亡くなり

ご家族から連絡があり 

奥様のお話を聞き 2人して 

 

どんよりしてしまい そのまま2023年を迎え

 

今度は 母さん 左半身のしびれと強いめまいで

もしかして 脳梗塞

年明けに大きな病院に予約をし 脳の検査

 

結果 頸椎が悪くその影響

少しほっとしたら

父さん かかりつけで 胃と腸の検査をしたら

ポリープ数個

1個はちょっと大きいから 大きな病院でとることになって

 

それで 父さん

自分はとても悪い病気になったと思い込み

毎日毎日 同じ話を聞かされ ため息も1日中耳にし

 

母さんの方が精神的に

嬉しいことに 体重が減り

 

父さん 大きな病院でポリープ取って 落ち着いて

 

まもなく ばあちゃんが調子が悪くなって

家で寝たきりに

いつもの病院に行ったら 心不全が進んだと

 

まもなく 母さんと父さん ベトナム旅行 長野旅行

 

行けるかどうか?? 微妙

 

なんとか行けて ばあちゃんは良くはならないけど 何となく落ち着いて

 

それから TAVIをやろう!と ばあちゃんを説得

いつもの西麻布の病院では やってもいいけど リスクが高すぎる

という話

たまたま ばあちゃより8歳年上のおばあちゃん(100歳)が川向うの有名病院でやって

楽になった ぜひ行ってみると良いですよ という話を聞き

川向うのその病院は 以前脳の手術で ばあちゃん入院しているし

 

心臓と脳外は有名

なので すぐに外来予約をし

 

うちでは 入れられなかった人は0です

Oさんは 元気だから大丈夫! 

8月3日が空いてます

 

と太鼓判を押され 

変わった名前の自分の名刺に 赤ペンで でかでかとフリナガを書いて渡され

この人 相当自信があるんだな こんなドクター初めて会った・・そう思った

 

ばあちゃんと よかったね と病院で喜んだあの日

 

良くなって 坂の上のマルエツも行けるようになるな って 想像し喜んだあの日

帰りに 偶然ブルテリアをみかけ

これは絶対に良いことが起きる

ばあちゃんもそう思ったはず

 

数日後入院し 1週間ほど検査

 

大福食べたい 肉が食べたい  そんなメールのやり取り

退院したら全部できるから 今は我慢して

と返事をし TAVI前日の

 

嫌だな~ とがきて

 

それが最後の

 

コロナの制限で1週間に1度しか面会できない

 

術後の主治医の先生からの電話がどうもおかしい はっきり話さない

これは何かあったに違いない

次に電話が来たけど 別の若い先生

しばらく別の先生からの報告 2日に1回程度

どうもはっきりした話をしない

 

初めて面会が許され 会った時のあの衝撃

 

もうばあちゃん だめだな と

 

1か月くらい入院し 次に登場したのが N田という ソーシャルワーカー

初めて話したときに どうもうさん臭さを感じた

手慣れてる 話し方が

N田とは数回のやり取り リハビリすれば 車いすを使い家で暮らせる

Oさん 頭はしっかりしているから  と 冗舌すぎる話

ばあちゃんとは面会制限であまり会えていないので

今どのような状況かも??

本当にこの人慣れてるな~ と感じた

状況が悪いまま

ほかの病院に転院しなくてはいけなくなり 大田区の陸の孤島病院へ転院

そこでの対応がひどくて

 

ただ 毎日お見舞いOK

少しでも良くなれば と おかずを作って 

 

全然改善しない 看護師に詳しく話を聞かせてくれと言っても

まったく相手にされず

前の病院からの話ととにかく違うので 母さん 病院に対し??

主治医の先生も ちゃんとした話をしてくれない

 

これは 何か隠している

あまりにひどくて ソーシャルワーカーに相談したい と話したら

 

そんなこと必要ですか!と 強い口調で看護師に言われ

あの対応はひどかった!!

とにかく 前の病院からの流れがおかしくて

母さんドンドンストレスに

1か月で体重10キロ近く

 

父さんも心配になってきて 

 

こんなのが続くようだったら 自分も心療内科に行こうか と

 

さらにばあちゃんの様子がおかしくなってきて

それでも病院はちゃんとした説明をしてくれない

 

母さん 大きな声も お腹が震えて でなくなって

 

もう限界 壊れちゃう

 

でも 前に進まないと ばあちゃんがかわいそう

あんな病院にいては良くない!

 

誰に相談すればいいのか・・・

 

父さんなんか話にならないし

 

で 大田区の包括センターに相談しに行った あの暑い日

 

親切に対応してくださり

とにかく 早くお母さんを家に連れて帰りましょう

病院が説明をちゃんとしていないのが悪い これでは家族が戸惑うのは当たり前です!って

やっとわかってくれる人ができ

じゃ~ どんなに大変でも とにかく家に1秒でも早く連れて帰ろう!

 

そう 決心し

 

24時間介護覚悟で ようやく前に進んだあの日

ちょうどその覚悟をした翌日に いとこの長女Kちゃんが心配してくれて 

 

本当にうれしかった

 

自分の行った行動は間違っていない! と 自信を持てた

 

そして ケアマネージャーを早急に と話がどんどん進み

退院したいと看護師に伝え 

退院調整看護師?という人との話し合い

父さんと説明をうけたけど

 

まったく私たちに伝えられていなかった話が沢山出てきて

頭にきて

今の話 そのほかにも

私たちには全く看護師からも主治医からも話は聞いていません!

こちらから 色々聞きたくて 聞いても

ちゃんと説明してもらえないでずっと来ました

 

そうでしたか 申し訳ございません

看護師に伝えておきます

と 言われたけど

 

もう後の祭りよ

とにかくひどすぎた 陸の孤島病院

 

そして 数日後

 

今日はばあちゃんの好きなものを作って持っていこう と考え

いつものように父さんの出勤をお見送り

 

父さんは出勤するのにドアノブに手をかけたとき 

 

8時半

こんな時間は もしかしたら  ピンときた

 

電話に出たら  危篤状態の話

さっきまで 朝の薬を飲んで いつもと同じだったのに急変した という話

40分くらいで到着します と伝え

3人で

あと数秒遅かったら 父さんは仕事に出ていた

これは ばあちゃんがそうしてくれたんだ とすぐわかった

 

病院に間もなく到着

 

すでにでしたが

それにしても ばあちゃん 冷たすぎる

40分でこんなに冷たくなるはずない・・・

氷みたい

多分 病院の言っていることは 全く嘘だろうと思った

 

悲しみも何もなかった

すでに死を感じ 受け入れていた母さん

TAVIをして初めて面会した時から

1か月と24日

おむつが嫌なばあちゃんは おむつになり

声も聞こえないほどの声しか出なくなり

寝返りも自分でうてなくなり

8フ月3日 この1日にして別人になったしまった

正直 失敗だったのだろう

 

でもね 父さんが

きっと お母さん これから先 生きたとしたら

大変な毎日になるから 俺たちの事思って

旅に出たんだと思うよ って

 

母さんもそう思った

 

ばあちゃん ありがとう

 

母さんは こんなに嫌な思いをさせてごめんなさい

それしかなかった

 

やらなければ あんなつらい思いをしなくて済んだはず

 

リスクが高いから 僕の親だったらやりません といった

かかりつけの 西麻布のK先生にお願いしていればよかったと

今回 別の病院2つにお世話になったけど

いつも通っていた西麻布の病院は 看護師もドクターも事務員も

本当に品格がある(行いに)そう思った

 

川向うの病院は YouTubeでTAVIについて自信満々にしている

外来で うちは100%成功している と話した

確かに 入れることができれば ということだけを考えれば100%かもしれないけど

ばあちゃんみたいな失敗例は 表に出ていない

 

9月17日㈰ 8時25分となっているけど

おそらく もっと前に

 

そんなことはどうでもいいけど

 

今でも ふと お母さんごめんね という気持ちが出てくる

コーナン行っても 海の方を見るのが

ラゾーナ行っても 嫌な気持ちになる

蒲田の東口に出て バスを見ると な気持ちになる

あのバスに乗って通ったな  あのひどい対応の8階病棟

 

すべてを受け入れているけど なかなか消えない

 

でもね そんなどんよりした毎日を送っていたけど

 

みんなに助けられ こうして忙しくしてきたおかげで

思い出す時間が減って

今年も年越しそばを沢山打ち 生徒さんの打つのを手伝い

いつもと同じ 12月31日を終えることができました

 

料理を作ることが好きでよかった 

料理を作ることに救われた母さんです

 

 

忙しくても ちゃんと家族のご飯を作って

季節の事もちゃんと作って見せてくれたばあちゃん

そういう背中を見せてくれたばあちゃんに感謝しています

 

いろんなことがあった1年でした

 

そして今日は 恒例になりました

 

西川先生がお蕎麦を打ちに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご近所さんが楽しみにしているそうです

 

母さんより上手です

 

美味しい物をみんなのために作ってあげる

これもばあちゃんが見せてくれた事

お母さん

手間をかける事を楽しむ ってことを教えてくれてありがとう

 

私の周りにいる皆様

今年もお世話になりました

 

来年もよろしくお願いいたします