山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

トンボ採り

2010-09-05 07:43:30 | 日記
昨日は、久しぶりに家族と過ごす週末。

夕方、息子と公園に遊びに行きました。

まだまだ暑いものの、秋の気配で赤トンボが飛んでいます。

先日、この公園ではバッタを捕まえようと奮闘しましたが、飛んでいるトンボの姿を見て、今日はトンボを捕まえたいという息子に、捕まえてもトンボに足が何本あるか数えたらすぐに放してあげようという条件で、網で捕まえることにしました。
釣りではありませんが、キャッチ&リリースです。

早速、僕が手本で一匹捕まえて、息子に見せてあげました。


足が6本あることを確認して、放してあげました。

その後も、3匹捕まえて、どんな体をしているのか観察させてもらい、同じく放しました。

すばしこいトンボを捕まえるのは、実はかなりの敏捷性を必要とするので結構難しいことです。

でも、息子が今度は自分でも捕まえたいということだったので、網を持たせて挑戦させました。

4歳の息子には、少し難しいかなと思っていましたが、一生懸命飛ぶトンボを追いかけ、網をむやみやたらに振り回していました。

網を短く持ったほうがいいとのアドバイスをしましたが、客観的に見て、うちの息子もかなりちょろちょろ系ですばしっこいほうだとは思いますが、トンボのすばしっこさにはかなわず、おそらく捕まえるのは難しいだろうと考えていました。

でも、ずっと追いかけて網を振り回しているうちに、何と一匹のトンボが網の中に入りました。



まぐれで入ったのかもしれませんが、トンボを追いかけ捕まえようと網を振り回し、網にトンボが入ったのですから、立派な捕獲です。

二人で大喜びし、大いに褒めてあげました。

網からトンボを取り出す息子も自慢げでした。


童謡『あかとんぼ』には、♪夕やけ、こやけの、あかとんぼ、おわれて見たのはいつの日か♪とあります。
「おわれて」の部分は、「背負われて」の意味ですが、僕が子どもの頃はこれを「追われて」で「トンボに追いかけられている」ような印象を持っていました。
息子の場合は、トンボを追いかけた経験が幼い頃の原風景として、記憶に残るかもしれません。
そんな時に、この日の夕方のお父さんとトンボを捕まえに行った情景が彼の幼時の記憶として残ってくれたら父親としてはとても嬉しい限りです。

コメント
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