理髪店の一角にドン・キホーテの像がありました。
理髪店と ドン・キホーテと、どうつながるのか?店主に尋ねたところ・・・
「ドン・キホーテが被っているヘルメットというか帽子はひげ皿」とのことでした。
よく見ると、帽子のつばの部分に一部欠けているところがあります。
確かに「ひげ皿」です。
頭が少しおかしくなったドン・キホーテが「ひげ皿」をさして
「これは俺のヘルメットだ」と言って被っていたようです。
この写真の右上に、よく似た「ひげ皿」があります。
そもそも「ひげ皿」なるものが世の中にあった事すら知らない私には
はじめて聞く話ばかりです。
現役時代、仕事でマドリードを訪れた際撮ったドン・キホーテ の騎馬像です。
デジカメの無い時代で、わずかな写真しか残っていません。
このドン・キホーテ像はヘルメットをかぶってない感じです。
スペインで見た騎馬像といえば、
ドン・キホーテの騎馬像と闘牛場で見た騎馬像を思い出します。
闘牛場では、防具で足元を守られた馬に乗った闘牛士が槍で牛を傷つけ、
わざわざ痛みと怒りを増幅させたうえで、
赤い旗を振るおなじみの闘牛士に向かわせる・・・
かなり残酷に感じました。
私的には人畜無害のおだやかな「ドン・キホーテの騎馬像」が好みです。
話が脇道にそれましたが、次回は理髪店のサインポールの話です。