旅館周辺の散策を終え、ロビーでひと休み。
部屋に戻ると、外はすっかり暗くなっていました。
夕食前にひと風呂浴びました。
大浴場「白泉」は広くて湯量も豊富、乳白色の湯と硫黄の匂い・・・。
あこがれの白濁の湯に癒されました。
乳頭温泉の白濁の湯も良かったですが、白骨の湯も最高です。
大浴場から長い廊下を進むと露天風呂があります。
山深い湯宿の風情を満喫できます。
湯温はちょっと高め、家内は熱くて長く入ってられない、
とボヤいていましたが
熱い湯が好みの私にはピッタリの温度でした。
(写真は旅館のHPよりお借りしました)
ひと風呂浴びた後は、期待の夕食です。
先付は、ワラビ あみ茸 大根胡麻和え
お飲み物は、私は日本酒 家内はグラスワインで・・・。
前菜は、かます小袖寿司 松茸とホウレンソウの菊菜ひたし 銀杏豆腐 他
家内は、いが栗の形をした器まで、むしゃむしゃ食べていましたが
慎重派の私は、器は残しました。
因みに、いが栗の「いが」はソーメンに色をつけたもので、食べてもOKのようです。
信州サーモンの三色彩巻き
松茸の土瓶蒸し
安曇野産 地粉蕎麦
打ち立ての蕎麦と本場のワサビが美味でした。
りんごグラタン
ちょっと酸味のあるグラタンが絶品でした。
家内も、このグラタンが一番気に入ったようです。
慎重派の私も、器のリンゴまでまるまる完食しました。
囲炉裏で焼いた、岩魚の塩焼きも美味でした。
写真は撮り忘れましたが、黒毛和牛の朴葉味噌焼きも美味でした。
質量とも満足の夕食でした。
お食事処の近くに、「天皇陛下が来館された際に使われた食器」が
展示されていました。
昭和25年に宿泊された際のものだそうです。
部屋に戻ると、夜食用のおにぎりが2個テーブルの上にありました。
お腹いっぱいの我々老夫婦には必要ありませんが、心くばりを感じました。
(続く)