「ハイポ掲示板」管理人、比々きさんによって自分が変えれらてきたのをずっと感じている。
ぼくのブログの「俳句甲子園に出場する選手諸君へ」(5月15日)を比々きさんが「ハイポ掲示板」へまるごと転載したいと言ってきてから急速に彼女と親しくなった。
彼女とはまさに「未知との遭遇」であったが、一度お会いして互いに生きる姿勢が似ていることにすぐ気づいた。
ぼくが未知の相手を即座に信用したのは、比々きさんが天地わたるブログをずっと見てきており正確にぼくをつかんでいると直感したからである。
それがブログを書き続けているプラスの面である。転載したい記事のほか五つ六つぼくの記事を読めばおおよそぼくのことはわかる。ブログのマイナス面についてほとんど考えないこともぼくと比々きさんは似ている。
ぼくがぎりぎりの本音を書いていることは感受性のある読み手ならわかるだろう。
比々きさんも本音で生きる方であり、踏襲を嫌い虚飾を排除し常に新奇を求めようとする。そしておおらかに、ほがらかにことに当り、泣かず屈せず明るい方向をめざす。自分の信念に関してはかなり頑固で曲げない。曲げないが人のいうことは聞く。骨子がゆらがないところがぼくはいいと思う。
ぼくは比々きさんにそういうものを感じたし、彼女もぼくにそのように感じたのだと思う。
比々きさんはじめ彼女の背後のハイポニストたち(夏井いつきを師と仰ぎ作句する人々)がぼくのブログの俳句関係の記事を注目していることを知った。
それにより以前より俳句に関して記事を書くようになってきた。
まず自分の所属する結社の「鷹」を以前より読むようになった。
特に、「鷹〇月号小川軽舟を読む」は比々きさんを知ったから思いついた企画である。鷹主宰は門弟の7000句を見るが、自分が見られるのは発表されてからだ。
自分の句に対してのコメントが鷹誌の巻末に出るが、誰も褒めるばかりで異論をいう人はいない。主宰は孤独であろう。
ならばぼくが正直に書こうと思い立った。鷹のことをしっかり書くことは鷹の発展に寄与するだろう。
よその俳句グループの方との縁で自分の結社の先生の句をよりよく読もうとするのが不思議である。
月刊『俳句』は読んでいなかったのだがネタを探して読むようになった。
ブログに扱える手っ取り早い記事は句の鑑賞である。ぼくはこの句をこういうふうに読みました、という内容である。たいしたことを書かないがそれでも注目している目があると思うと一生懸命になる。
単純な記事だが読むことを続けていると俳句に対する感覚は鋭くなってゆくように思う。
比々きさんがぼくのブログへおいでになってから俳句甲子園の審査員をやるまでの4週間、ふだんよりずっと俳句関連の記事を書いた。
これが審査員をする格好のウォーミングアップになった。
「それ行けミーハー吟行隊関東支部」隊長の比々きさんが鷹同人のぼくに勉強せよ勉強せよという。実際にそういうわけではないが感じてしまう。
不思議な構図だがおもしろいではないか。
「いつき組」がどういうものか以下のリンクでご確認ください。
http://100nenhaiku.marukobo.com/?day=20170328
天地わたるさんは私がコメントする前には「 いつき組関東支部長の比々きさん」と書いておられたのではありませんか?
「いつき組関東支部長みたいな立場の比々きさん」・・・これも大間違いです。
訂正をどうぞよろしくお願いします。
今ツイッターでクレームきました。
正確には「それ行けミーハー吟行隊関東支部」(これは組長の許可を戴いて正式に名乗ってます)の隊員から、設立者として「隊長」と呼ばれているだけです。
よろしく~