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一般社団法人北洋開発協会

ポスト英国EU離脱 英国 フェロー諸島との交渉で漁獲割当2,200トン確保  北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

2024-03-06 13:34:06 | 日記

 

2024年03月06日

北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二

[ポスト英国EU離脱 英国 フェロー諸島との交渉で漁獲割当2,200トン確保]

英国は、今般、フェロー諸島との漁業交渉により、タラ等の漁獲割当を2,200トン確保したと発表した。

英国は、昨年2023年末、EUとノルウエーとの北海での漁業交渉に合意しており、最大で42万トン、7億ポンド相当の操業権利を確保している。

英国は、EU離脱以後、独立した沿岸国の立場で2国間協定等の漁業交渉に取り組んでおり、自由を獲得し、漁業分野にとって最大の利益となる交渉ができることを意味すると指摘している。

英国は今年2024年3月26日からドッガー・バンク海域でのEU漁船によるイカナゴ操業の禁止措置をとると先に発表している。

この海域における海鳥を含めた、捕食等、生態系への影響の問題を理由としており、当該措置はデンマークとスウエーデンの関係漁業者に大きな動揺を与えている。

英国のEU離脱による漁獲割当の譲渡は、2021年から開始されており、2026年6月まで実行される。

譲渡のプロセスは(括弧内は全体に対する比率)次のとおりとなる。

2021年:60%(15.0%) 2022年:70%(17.5%) 2023年:80%(20.0%) 2024年:92%(23.0%)

2025年:100%(25.0%)

非TAC魚種については、2012年から2016年の間に記録された平均漁獲量をベースに、2026年半ばまでに制限されることになっている。

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