ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

チンロセンター所長拘束事件 ボチャロフ 拘留が解け自宅軟禁に

2017-03-18 11:50:14 | 日記
2017年03月18日
ウラヂオストク発
[ボチャロフ 拘留が解け自宅軟禁に]
2017年3月17日、ウラヂオストクのフルンゼ地方裁判所は、太平洋海洋漁業研究所チンロセンター所長レフ・ボチャロフ(Лев Бочаров)の拘留を解き、自宅軟禁扱いとする決定をした。
ボチャロフは同年3月14日、当局により拘束され、留め置かれていた。
当局は、2015年の同センターのイルカの捕獲に違法行為があり、そこにボチャロフの職権乱用(刑法第286条1項)があったと指摘している。
裁判審理が行われる期間の同年5月19日まで軟禁は続くこととなる。


2017年03月17日
ウラヂオストク発
[チンロセンターはボチャロフとブリノフを支持する]
2017年3月17日、太平洋海洋漁業研究所チンロセンターは職員総会を開き、所長レフ・ボチャロフ(Лев Бочаров)と、副所長ユーリ・ブリノフ(Юрий Блинов)を支持することを決め、その旨を発信する書簡を作成した。
会合には業界の代表者も参加した。
書簡を大統領やその極東代表へ向け送付することを予定している。
同14日、レフ・ボチャロフは、同センターが、昨年2016年9月、シロイルカ10数頭等を中国へ違法に販売して4,200万ルーブルを得たとの指摘を受け、当局により拘束された。


2017年03月14日
ウラヂオストク発
[チンロセンター所長レフ・ボチャロフが拘束される]
ロシア一般紙(WEB)は、太平洋海洋漁業研究所チンロセンター所長レフ・ボチャロフ(Лев Бочаров)が拘束されたと伝えた。
捜査活動は太平洋艦隊軍事検察が行っており、刑事事件起訴を視野に入れている。
同センターが、昨年2016年9月、シロイルカ10数頭等を中国へ違法に販売し4,200万ルーブルを得たことが、会計検査で判明したことに関連している旨指摘されている。
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