8月15日(木)
ぶたいちろうで飲んで21時帰宅した。
暑中見舞いの葉書があった。
2010年6月25日 食道癌で逝った大学同期の妹さんからだ。
文面は暑中の挨拶と娘が私たちの母校のオープンキャンパスに出かけたと
記されていた。
同期は独身のまま61歳で旅立ってしまった。
唯一残された肉親は7歳離れた妹さんとその娘だけだった。
同期の偲ぶ会を開いた時、友人たちが地方から来たのだった。
娘さんは中三で高校受験を控えていた。
大学進学は考えていなかったようだが
偲ぶ会で集まった大学同期の熱き友情を
間近に見て大学も良いもんだなと感じたと
妹さんから聞いていた。
母と娘二人だけの生活。
妹さんも、小学4年生の娘を亡くしていた。
その後に生まれた娘との質素な生活。
これからの母娘の平穏な幸福を願う。
偶然だが、明日の丹沢登山には
同期の遺品となったリュックとストックを持って行く。
余命旦夕迫った時、病床で文字を書いた。
「お前と山登りしたかった」