染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

ちんころ

2008年01月20日 | スキスキ十日町
今日の「市」は日曜日に当たった事もあって、大変な賑わいでした。
ちんころを求めに行きましたが、とにかくすごい人の列です。丸喜屋さんの前から延々と諏訪様の鳥居の向こう迄、列が続きます。知っている人もいます。スニーカーで列ぶのは観光の方かもしれません。
ちんころはみんな一つ一つ表情が違う上に、出来もかなりばらつきがある(ように見える)ので皆さん、選ぶのに時間がかかるようです。でも、あのちんころを見ると、つい玄関に置いてみたくなります。
他のホームページを見ると約150年位前頃から作られているとありますが、どうなのでしょう?
節季市が始ったのがそのくらいらしいですから、出典がないまま転載されているうちに、ちんころの歴史ごと150年前にされてしまっているような気がします。実際にちんころが出たのはもっと後ではないでしょうか?
個人的には「細かく割れると縁起がいい」も怪しいと勝手に思っています。買った人が「割れないようにするにはどうしたらいいか?」と聞くので、困って「割れる程に縁起がいい」としたのではないかと思ってます。食べられるかどうかについてですが、「昔は割れたものを揚げたりして食べたらしい」と言うのは聞いた事がありますが、「実際に食べた」という話は聞いた事はありません。それに、最近のちんころはかなりカラフルなものもあり、あまり食指が伸びません。
いずれも勉強不足であるので、少し勉強してみます。
神様でも仏様でもない縁起もの。このようなプリミティブな存在は、地方独特でとても味わい深いものです。

コメント
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