染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

季節、桐の花

2020年05月27日 | 店主の一日
自粛も解けて早速に行ってよいやらわるいやらですが、週末は松之山へ。
車で走る道端にはフキが傘をさしたり、こごめがすっかり伸びてシダになったり。
斜面には「山ウツギ」がきれいです。ピンク色の花をふんだんに咲かせています。
以前、このページにも書きましたが、この辺では「火事花〜かじばな」と呼ばれます。
キレイな花ですが、持って帰ると家が火災に遭うとか。
こう云った伝承は楽しいです。


もう一つ、目につくのは薄紫の花を咲かせる桐の花。
桐は太るのが早く、昔から家財に使うので、今でも畑の端などに植えているのを見かけることがあります。
大きな木の先の方で花が咲くので、意外と近くで花を見ることは少ない木です。
谷に架かる橋の脇に桐の枝がでていました。
沢は深く、桐の根は橋の真下から伸びているようで、その高さもわかりません。

深い緑に咲く桐の花もなかなかよいものです。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ブックカバーチャレンジ】7日目最終日 わすれてました。

2020年05月24日 | 店主の一日
【ブックカバーチャレンジ】 facebookからの転載です。
好きな本を1日1冊、1~7日間投稿。
本についての説明は必要なく、表紙画像だけをアップ。自分で決めた最終日に友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いするものです。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ついに七日目。
「ぬくもりの原点」
他所様の本棚を見るのは楽しいのですが、自分の本棚を見返すのもまた楽しく。今までにそれなりの数の本を捨ててきた中で、整理をくぐり抜けてきた本でした。
最終日は何か地元愛のあるものと思いました。
書いたのはきはだやで機場まわりや、工場のお守りをしている水品さんの弟さん。
この本には穏やかで何もない日常の出来事やぼやきや喜びが溢れています。でも時々思うのは、「この日常は十日町だけのものであって、あるいはその行間は十日町の人にしか理解ができないのではないかと」
多分、そんなことはないのだけれど、そんな気がしてしまうくらい十日町感が溢れた一冊。
そんな本。
浅学な本棚にお付き合いいただきありがとうございました。
Iくんありがとうございました。

次のバトンを渡す方をお願いしてあったのですが、とても忙しい状況で、「ちょっと待って」と僕が勝手にゴールテープを切るわけにいかないので、ただいま困惑中。
どなたかを探さないと。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ブックカバーチャレンジ】六日目

2020年05月21日 | 店主の一日
【ブックカバーチャレンジ】
好きな本を1日1冊、1~7日間投稿。
本についての説明は必要なく、表紙画像だけをアップ。自分で決めた最終日に友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いするものです。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
本日六日目。
自分でもどこかに出かけるのが好きなので、他人がどこかに出かけた話も好きです。
大学生の頃は当然に沢木耕太郎の「深夜特急」の洗礼を受けます。
でも意外と好きなのは外国人が日本を見て書いたもの。
この「津軽」も既に廃版になっているのは残念。素朴で美しい津軽の生活が書かれています。
自分でもこんな文章を書いてみたいと思ったこともあるのですが、「自分が思ったように書く文才」が全くないことに気づいて早々に断念しました。

外国は未知の世界ですが、外国人が見た日本は身近な未知。
すぐ隣の町みたいな感じがよいのかも知れません。
ラフカディオ・ハーンの「日本の面影」、イザベラ・バードの「日本紀行」もとても楽しい。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ブックカバーチャレンジ】五日目 きはだや店主facebookからの転載です。

2020年05月20日 | 店主の一日
【ブックカバーチャレンジ】
好きな本を1日1冊、1~7日間投稿。
本についての説明は必要なく、表紙画像だけをアップ。自分で決めた最終日に友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いするものです。
++++++++++++++++++++++++++++
今日で五日目。連休も今日でおしまい。
どうもこの連休はいけませんね。
この「ブックカバーチャレンジ」何がありがたいって、本の中身について言及する必要が全くないこと。
もう、この本の内容について云々する気など、全くない気がします。大学のゼミで読んだうちの一冊。本屋さんのカバーも当時のままな気がします。
もう一冊はE・H・カーの「歴史とは何か」もう、今ではどちらも古典のような本ですね。
大橋先生からは今でも賀状をいただく。思索と洞察の深い先生。知を求め権力を望まず。
もう四年ほど前になるけれど、あの当時の先生が何を考えていらしたのか興味があって、手紙を書いて卒業以来で新宿でお会いして話を聞いたことがある。
先生に「努力とはなんでしょうか」と聞いた僕に「せきぐちくん、そんなにみっともないことを言ってはなりませんよ」と笑った。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

店主は散歩が苦手。

2020年05月20日 | 店主の一日
散歩が苦手です。ジョギングも苦手です。ドライブも苦手です。
早い話「アテがなくて移動する」のが苦手です。

でも移動するのが好きです。同じところにじっとしていられない。
小学校の時の通知表には必ず「落ち着きがない」と書かれました。
 親戚からは「通知表に落ち着きがないって書かれるでしょう」と言われました。
でも、目標があれば平気なのです。青森の温泉に行くのも、登山をするのもおっけーです。
  (でも早起き、苦手です。)
ただ、目的地なく移動するのが苦手です。

出張がなくなって随分、日が経ちます。
如何せん、百貨店さんの営業が始まらないので、どうにもなりません。
自宅と会社を歩いて往復して、会社の中や工場をうろうろするだけです。

iPhoneに付いている万歩計を見たら、2~4000 歩くらいしか歩いていません。
ちょっと心配になってきました。
出張に出ると一日に二万歩くらい歩くことが多いですから、次回の出張では途中で倒れてしまうかもしれません。

来週から町内の「火の用心当番」が回ってきますので、あと500歩くらい増えるのかもしれません。
あはは。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倅、店主の作ったきものを着る。(延期)

2020年05月19日 | 店主の一日
さてさて、コロナ禍は少し山を越えましたが、まだまだ予断を許しません。
その間に全国で様々な行事が延期になり、十日町の成人式も当初は5月3日のものが9月20日に延期になりました。
今年は長男が成人式でしたので、きものを仕立てておいたのですが、先に延びました。
少し地味かなとも思ったのですが、自社製品で。
普段は1尺5分巾で織るのですが、僕も長男も背が高いので別に1尺1寸上がりで織りました。
スッキリしてよい縞だと思いませんか!!


5月3日に合わせたので袷で仕立てたのですが、9月20日って単衣の時期ではないですか!!
まあ振袖も大抵、袷になっているし、少し暑いかもしれないけれど勘弁してもらいましょう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感染症カテゴリ 第一位

2020年05月19日 | 店主の一日
「ブックカバーチャレンジ」で山岳小説という分野の第一人者の席が空いていてと夢枕獏氏が担当者に言われたと書きました。
新聞の広告には「感染症カテゴリ」っていうのがあるのですね。
あまりに範囲が狭くてよくわかりません。
カミュの「ペスト」もコロナウィルス禍で随分、売れたそうですが、「ペスト」や「デカメロン」も感染症カテゴリに入るのでしょうか。
他にどんなカテゴリがあるのか知りませんが「この様子だと「マスクカテゴリ」とか「定額給付金カテゴリ」もあるのかもしれません。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ブックカバーチャレンジ】4日目

2020年05月19日 | 店主の一日
店主のfacebookページに書いたものをこちらに転載。
好きな本を1日1冊、1~7日間投稿。
本についての説明は必要なく、表紙画像だけをアップ。自分で決めた最終日に友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いするものです。
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△
四日目になりました。
作家の夢枕獏氏が「神々の山稜」を書く際に編集者から「いろんなジャンルの作家がいるが新田次郎亡き後、山岳小説の第一人者の座が空いている。」と言われたと後書きに書いてあった気がします。そんなコアなジャンルが存在するかどうかは知りませんが、「山岳小説」というジャンルがあるとするならば、もっとも好きな一冊。
昨秋、十日町の山岳写真家(これもコアなジャンルなのか)宮沢健二氏の写真展があって、ディランを背景にした写真があり、この本を思い出して泣きそうになってしまった。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビール

2020年05月17日 | 店主の一日
なんだか、新しいビールがでていました。
初夏っぽいスッキリした感じのビール。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ブックカバーチャレンジ】 三日目

2020年05月17日 | 店主の一日
【ブックカバーチャレンジ】
好きな本を1日1冊、1~7日間投稿。
本についての説明は必要なく、表紙画像だけをアップ。自分で決めた最終日に友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いするものです。
***************************
今日は三日目。
18歳の時に僕は本屋でこの文庫本を見つけた。当時、280円。文庫本も高くなりましたね。
しゃれたタイトルとカバーの挿絵に惹かれた。
まあ、「ジャケ買い」みたいなもの。
この本によって僕が村上春樹を初めて知ることになり、「中国行きのスロウボート」を経て翌年「ノルウェイの森」の刊行に会うことになる。
そうそう、今思うとこの本を翻訳モノだとさえも気づかないで買ってた。
後ろに写る「ノルウェイの森」と「ダンス・ダンス・ダンス」のペーパーバックは雰囲気だけで持っています。英語は全くダメなのです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする