染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

地下のギャラリーで見たもの。

2023年11月29日 | 店主の一日
あるギャラリーに入ったのです。
そんなに目立つ案内があるわけではない。もしかしたらあったのかもしれないけれど。
ビルの地下二階にあるギャラリー。
ギャラリーの作りや雰囲気と相まって、強烈な印象を与える展示です。

赤羽さんはInstagramで「興味があるのは足元の土の中の世界」と書いてあります。
なるほど。
我々よりももっと短いサイクルで移ろいゆく命の力強さを感じます。
土の中では様々ない命が蠢いているのです。
胎動。





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上野 黒田清輝記念館

2023年11月29日 | 店主の一日
都内は好天で歩いていても気持ちいい。
上野の黒田清輝記念館





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長野でそばを食べる。

2023年11月27日 | 店主の一日
先日、長野の佐久にいきました。
友達にご馳走してもらったおそば。
十日町のそばも美味いですが、長野の更科も美味しい。
白さが眩しい!!
#更科そば #そば #きはだや店主食べる

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昨今の大学祭

2023年11月26日 | 店主の一日
先日、きものサローネ設営日に早く終わったので、母校の大学祭に行ってみました。
大学祭に行くのは二十年ぶりくらいか。。
何が驚いたって言ったら完全禁酒になっていました。キャンパス内で酒の販売がないのはもちろんの事、持ち込みも飲酒をして入ることも禁止されていました。 どうも昨今の大学はどこもそのようです。
入り口ではいかにも今風の大学生的な人たちがパンフレットを売っています。
屋台が並び、皆おのおのに焼きそばやお菓子を食べたりしています。
校舎の中ではゼミやサークルの展示があったり、音楽系のサークルが方々でライブをしたりしています。


僕らの時代は学祭といえば完全なカオスでした。
前日になると、流し、トイレ等水道や水を流す場所には全て吐瀉物受けのザルが置かれ、昼間は講演会やら著名人がきて賑やかにしていますが、夕方になると更に人が集まってきて方々で酒盛りが始まり、他愛もない出し物に大騒ぎしました。
酔っ払いの集まりなので、あんななんでもないことが楽しいともいえます。
それでも21時を回ると鳴り物が禁止になり、騒いでいると応援団始め体育会諸氏が睨みを聞かせます。
泥酔者は大教室の壇上にマグロ状態に並べられたまま朝を迎えます。
今、思うとよく事故が起きなかったものです。(もしかしたら起きていたのかもしれないけれど)
それでも今思えば実に楽しく、なんだか今の学生さんたちはそう言ったヤクザな状況を通らないのは少し気の毒にも思えます。

でもよく考えたら、コロナもあって大学祭を経験しているのは極一部の学生さんしかいないのですね。
そう思うとコロナの時間というのは多くのものを奪っていったことに気づきます。
どこの大学でも同じような状況ですが、また徐々にそう言った自由な活動が増えていくとよいです。

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作家でギャンブラーは意外と苦手。

2023年11月25日 | 店主の一日
伊集院静氏が亡くなったのには驚きました。
つい一月ほど前に体調不良が報じられたばかりでした。
伊集院氏の本は二、三年前に読んだ「ノボさん」も実によかったです。この本に触発されて、その後何冊か漱石を読んでみたりしました。単純な人間です。
JRの車内誌の「トランヴェール」の巻頭エッセイも毎回出張の度に楽しみにしていました。
そしてサントリーが成人の日と4月1日に載せる新聞広告。ちょうどその頃の年齢を忘れないままに年齢を重ねた人が何十年か前を振り返るように今の若者たちに語るようで、僕自身も毎年読むたびに気持ちを新たにしていました。
こうしたものがもう読めなくなるというのは残念です。


一方で伊集院氏本人とその作品の微妙なギャップに違和感を感じながら読むふうもあります。
どうも僕はギャンブラーの作家というのがあまり好きではなくて、人と作品の間に少し距離を置いて読んでしまいます。
伊集院氏本人を直接知っているわけではないので、そのイメージなのでしょうけどね。
高橋源一郎も書いた本も面白いと思うのですが、常に居心地の悪さを感じながら読むのです。
あ、色川武大も苦手かも。
あはは。

そういえば伊集院氏ってどんな本を書いたんだっけと思ってWikipediaを見たのですが、前述のサントリーの広告を書くのは山口瞳氏に次いで二人目と書いてありましたが、山口瞳氏の次は倉本聰氏、伊集院氏は三人目ですね。

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初雪の朝

2023年11月25日 | 店主の一日
今では雪が降るのはあまり嬉しくないのですが、それでも初雪の朝というのはなんだかワクワクします。
多分、子供の頃の記憶がまだ残っているのでしょう。
朝、起きるといつもより少し暗くて陰気くさい空からべちゃべちゃな雪が降っていて少しづつ、少しづつ周りを白くしていきます。
まだ到底雪遊びなんてできないので、いつになったら外に出て遊べるのやらと思って眺めていた子供の頃。
長い冬の始まりを感じながら、ちょうどこんな風に囲い板の隙間から外を眺めていました。





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「忘れられた日本人」

2023年11月19日 | 店主の一日
ご主人が校正を業としておられる方からいただいた本。
いただいたというよりも「読んだから誰かにあげて」くらいの感じで僕に回ってきた感じです。
なるほど読書家(多分、校正者は大抵読書家だと思っています)あるいは知識人(多分、校正者は大抵知識人だと思っています)とはこういう本を読むのかと思い唸ってっしまいました。
今年もまだ一月半残っていますが、恐らく今年一番面白かった本になるでしょう。
元々は雑誌に連載されたものを再編されたもので体系的になっていない分、読みやすく、それでいて各々の伝承話の中からかつての日本人の生活が浮かび上がってきます。
中でも「有字社会」と「無字社会」における伝承のあり方の考察は僕の認識を大きく覆すのでした。
きはだやの仕事の「はた」機-畑について言及がないのと、新潟県についての内容がないのは個人的に残念でしたが、それはワガママというもの。
伝承されていることはそれなりに昔話であるのですが、地方において戦後すぐの古老はこの伝承のような中で生きてきたと思うと、それほど昔のことではないのかもしれません。また僕の子供たち世代にとっては完全は昔話で全く理解できないのかもしれません。
これで読了ということではなく20年後にもう一度読み直してみたい一冊です。




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清津峡トンネル

2023年11月18日 | 店主の一日
今日はMさんを清津峡トンネルにご案内。
営業開始に合わせていきました。
天気が心配だったのですが、朝は好天。
紅葉はそろそろ終盤ですが清津峡は輝く様に美しい。

写っているのは全然知らない人。
子供の頃は川遊びをしたりと身近な場所でした。今は閉鎖されていますが、川沿いにあった遊歩道を歩いて見る渓谷は実に美しかったです。
事故が相次いだ後に遊歩道が閉鎖され今の観光用トンネルが出来たのですが、当初はそれほど人気があったわけではなかったと思いますが大地の芸術祭でこの景観が作り出されて再び注目度が上がりました。
あの美しい渓谷をより多くの方が感じてくださるのは嬉しいことです。
こちらは「たくさんの失われた窓のために」
この「窓」から見る景色もよいです。

ここから近い「ポチョムキン」にも案内したのですが、M氏はそれほど好まなかった模様。
僕は好きなんですけどね。


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津南温泉

2023年11月12日 | 店主の一日
今日は諸般の事情で津南温泉に。
JR飯山線津南駅の中に温泉があるのです。
風呂は褐色な感じ。
風呂はさておき、よく見かける足裏のツボ押し。
自作の胡桃のツボ押しは乗ってみると感覚的にはほぼ平らで山も丸く全く刺激なし。




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鉄分補給

2023年11月11日 | 店主の一日
カオスな京都駅、混雑の金沢を経て、「インバウンドってなに?」って感じの上越妙高で降りて、その後直江津。
さぁほくほく線と思ったら、六日町で停電とかで運休中。
東京回りなら定時に着いたかと後悔したが、それも越後湯沢か六日町で足止めと思われ。
一本後の越後湯沢行きが運行するものの、十日町で運転終了らしい。
それでも帰れそうだ。
ほくほく線のホームに降りたら隣のホームに455系が停まっているではないですか!
再び大荷物を担いで跨線橋を渡って少し鉄分補給。






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