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八重の桜最終回



NHK大河ドラマ「八重の桜」が今夜で終わりました。
左が八重、右が若き日の徳富蘇峰。
戦争について二人が対論する、それがこの物語の終着点になりました。

桂子の亡くなったお母さんの出身地が会津でした。子供の頃から何度も会津に行ったことがありました。

3.11東日本大震災のことにからめて会津を舞台とする大河ドラマが始まって、私たちは今年、真剣にこれを見たと思います。4月には会津旅行までしました。
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/df73a1e1340f59b520d883018d6c2ebd

主人公・八重が結婚した新島襄が創立した京都・同志社大学・・・私の父はその経済学部の卒業生でした。
それから八重の兄、山本覚馬が顧問として京都府に出仕したときの京都府知事・槙村正直・・・



槙村役は嶋政宏さんが演じました。
この槙村正直に京都府画学校の設立を建白したのがここ豊後竹田出身の田能村直入先生でした。この京都府画学校が京都市立芸術大学になっていき、私はその卒業生です。

そんなことが重なり、この一年大河ドラマにどっぷりつかり、会津藩家老・佐川官兵衛や西郷隆盛、徳富蘇峰・徳富蘆花の足跡をたどることになりました。そうそうドラマに登場しない横井小楠やラフカディオ・ハーンの足跡も訪ねることになりました。

実はそういう成果をもとに、もっと早い時期に京都芸大創始者としての田能村直入先生についての小論文をまとめあげる予定だったんですが、まだまだです。筆が遅れたおかげで、当初考えていた内容とは異なる方向・・・近代文明、現代文明を問い直すことから書き起こすことになり、そうなると遅れざるをえませんが仕方ないと思います。
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