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切干大根



初めて切干大根を作りました。
まだ正月ではないのに、A Happy New Moment!
この言葉、一年365日いつでも使えます。
いつでも使える素晴らしい言葉だと思います。

20代前半に友人から届いた年賀状に
A Happy New Moment!と書かれていたんです。
すごいなと感嘆しました。

なんとなく惰性的に新年を祝うのではなく
この未知なる一瞬一瞬を祝う・・・

彼は「今、呼吸に醒めていますか?」と書いた葉書もくれた。
呼吸に気づく方法論は禅もヴィパサナもマインドフルネスも
採用するもっとも基本的初歩的な瞑想ですが
かんたんなようにみえて、かんたんではないんです。

「今、呼吸に醒めていますか?」に
はっっとします。
雑用や仕事に追われて無意識に生きていた・・・
気づかせてくれた彼に感謝しました。

そんなわけで今も彼のA Happy New Moment!をぱくっています。





今回の切干大根、12月25日から干しました。

クチナシの薬膳餅



自動でパンやケーキを作る機械はお餅も作れる・・・
今日、ヴィラモ(桂子)がお餅にチャレンジしました。
この黄色は庭のクチナシの実の効果です。

クチナシは東アジアのハーブ樹。
腰痛、血圧安定、解熱、打撲、消炎、止血、利尿、むくみ等に
効果があるとされ乾燥させたものは漢方薬です。

ということはこれ薬膳餅です。

愛の公案2



今年5月23日のスイレン。
知るひとは少ないと思いますが
スイレンは形容できない芳香を持っています。
強い香りではない奥ゆかしい香りです。
薔薇とはまた別種の魅力的な香り・・・

OSHOの話についての続きです。

あなたは、ふさわしいひとが現れたそのときだけ愛そうとする。
すると、ふさわしいひとは決して現れない。

愛していなさい。
愛せば愛すほど、ふさわしいひとが現れる可能性は増す。
それはあなたのハートが流れ始めるからだ。
そして流れるハートは多くの蜜蜂を
多くの恋人を引き寄せる。

愛について学ぶ機会もないし教えてくれるひともいない
恋愛が愛なのかセックスが愛なのか
愛のゴールは結婚なのか・・・

でも結婚は昔から「人生の墓場」とも言われ
出会った当初の熱い気持ちは数学的正確さでさめていく。
もうそこに夢のようなときめきはなく
子育て・仕事・家事・雑用の忙しい日常生活が展開されていく。
オナラもするウンコもするイライラもするそれが日常生活。

結婚していながら恋愛することは不倫と言われる。
許されざる愛は嫉妬、怒り、憎しみ、社会的非難を浴びる。

でも熱い恋愛が愛であるなら
不倫こそ最大の愛ではないでしょうか?

問題はドキドキ・キラキラ、ロマンス、情熱、興奮
あこがれや夢が愛なのかどうかです。
詩や歌や小説、映画、ドラマの世界ではそれを
ロマンティックな愛として描いてきました。

愛とは何でしょう?
グルジェフは「あなたがたが愛と呼ぶものを
わたしは愛と呼ばない」と言いました。

続く・・・

愛の公案



今年5月26日のアオスジアゲハ。
ムシトリナデシコの蜜を吸いにきています。

最近OSHOのこんな言葉を読んで
それが僕の「公案」になっています。

愛は学ぶべきものだ。
それは存在するなかで最も偉大なアートだ。


僕たちはたくさんの漢字を覚えたり、割り算・掛け算を学びました。
徳川幕府が1603年に成立したことを暗記しました。
音楽や美術や体育や道徳の授業もありました。
でも愛の授業はなかった。

あなたは学ばなくてはならない。
それは存在するなかで最も繊細なアートだ。


確かに僕たちは愛というものをかんたんに考えているかも知れません。
だから学ぶものであるとは思っていない。

誰かを好きになったり
兄弟や友人や親や同僚のことを大切に思う気持ち・・・
そんなこと誰でも感じることであり
誰もがふつうに持っているあたりまえの感情と思っています。
ところがOSHOはこう語ります。

あなたはとても間違ったやり方で学んできた。
まず第一に誰もがすでに愛のひとであるという
間違った印象のもとに生きている。
生まれてきただけで自分が愛のひとだと思っている。
そんな生やさしいものではない。

      OSHOタイムズ アジア版vol.7

続く・・・

世界をみてごらん



今年7月24日のハス。

OSHOタイムスvol.26を読んでいたら
OSHOのこんな言葉に出会いました。

世界をみてごらん!
この世界は我々の総和だ。
どこかが、なにかがおかしい。
ハートがない。
今までハートを育てるような訓練がまるでなかった。

テキパキ能率的に動く訓練
機械の部品の一部として有能に動く訓練
教えられたとおりに暗記する訓練
教えられらたことに従順に従う訓練は受けてきたと思います。

アタマ偏重の教育といいたいところですが
粘り強く自分のアタマで考え抜く訓練ではなかった。
ひとりひとり自分自身の考え方を確立する・・・そんな訓練ではなく
深く考えずに教科書を暗記する訓練
そして教師や学校に従わないことに対する恐怖心を育てられたと思います。

僕は芸術大学の入学試験科目にあった
石膏デッサンをいっぱい描きました。
石膏製の真っ白なギリシャ彫刻を木炭で正確に描写するわけですが
ハートなんかまったく使いません。
ただ正確にテキパキと描写する技術をみがくだけです。

ひどい話です。
そういうのは芸術とは何の関係もないと思います。
heartを使わないartなんてあってはならない・・・

そしてハートを使わない〝ヒーリング〟というのはありえないと思います。
ヒーリングが単なる技術であるはずがありません。

「ハートヒーリング講座」
http://angelfarm.jp/heart_healing/01/01.html

アオジ&トビ





裏山の梅の樹にアオジ。
おなかが黄色いのが特徴。
なぜか黄色いのにアオジ。
小さな声でチッチッと鳴いていました。



裏山で撮りました。トビです。
この周辺にトビが三羽ほど生息しています。

凧のように上昇気流にのってゆうゆうと旋回します。
ほとんどはばたくことはありません。
あんな上空でさぞかし視界がひろく開放感があることでしょう。
自由にゆったりと大空を舞う・・・
それはどんな素敵な気分でしょう。

水のアート



エンジェルファームの飲み水は
ここからたぶん1Kmほど離れた湧水を引いたものです。
簡易水道といってすべて集落で管理しています。
塩素が100%入っていないありがたいミネラルウォーターです。

水量が多いので余分の水をうちが処分するシステムになっています。
以前はこれを前庭の池に注いで金魚を飼っていました。
今はうちの植物に水やりするほかは
ほとんど水路に流しています。もったいないですが。

昨日の朝、その水のしぶきが凍って
こんな造形作品を見せてくれました。
↑上は小さなユキヤナギ。



こちらはヘデラ。



サザンカとマンジュシャゲです。

水ほど不思議な物質を知りません。
手でつかめない流れる液体かと思うと
透明ガラスのような個体になり
熱すると気体になります。

生命は海、つまり液体のなかから生まれました。
今も私たちのカラダのなかに水がたっぷり流れています。
歩く水といってもいいほどです。

今日の裏山



エンジェルファームの裏山。
中央部は落葉したヤマザクラ。
冬になっても緑の葉のまま落葉しない広葉樹はカシ。

カシは上質な炭ができるので
昔は大切にされました。



落葉しているのはコナラ。
この樹を使うと上質なシイタケが栽培できます。

かつての日本文化は、自然を畏怖し、自然に感動し
自然をめで、自然に学ぶ文化であったと思います。
和歌であれ俳句であれ絵画であれ神道であれ・・・

酸素も食べ物も薬も建材も紙も
植物たちが提供してくれています。
植物のおかげで生きられていることを
現代文明は忘れてしまったかのようです。

初冠雪



今朝、窓のカーテンを開けると大地は雪で薄化粧。
これはカモミールの葉。

今年もまた庭にたくさんカモミールが勝手生えしています。
霜にも雪にも寒風にも負けず
勝手に発芽し勝手に育っていきます。
病害虫にやられたのを見たことがありません。

カモミールの花は独特の優しい甘い香りがしますが
姿に似合わずたくましい植物です。



冬の庭にキングローズの可憐な花一輪が咲いています。
いつまで咲くのだろうと見守っていたらまだ咲いています。
小さくてかわいい花ですが、見た目ではわからない
強い生命力があるのでしょう。

今朝のスイレン



今朝の温帯スイレン「ローズアレー」。
美しい花だけが〝スイレン〟なのではなく
冬のこの姿も〝スイレン〟です。
毎朝、氷がはるなかで寒さにじっと耐える姿・・・

花は注目を浴び、誰もが称賛するけれど
植物を育てるということは
誰もが知らないこういう姿も観察し
必要とあれば手助けすることです。



温帯スイレン「ペリーズ・ベイビー・レッド」。



熱帯スイレン「ロイヤル・パープル」は寒さに弱く
野外に置くと枯れるので屋内に取りこんでいます。

ブルーベリーの紅葉



多くの樹木が落葉したのに
今日現在ブルーベリはまだ紅葉のまま落葉しません。
ブルーベリは花も実も紅葉も楽しめる貴重な植物です。



勝手生えトマト3



勝手生えトマトの最近の様子。
どんどん寒くなってきていますが
腐ったりしていません。

葉はほとんど枯れました。
実は寒気に耐えるチカラがあるんですね。
感心しました。



こちら11月10日。



10月9日の様子。

12月3日の薔薇



この時期になってもまだ咲いている薔薇があります。
今日、残っている花とつぼみをすべて切りました。
無理して咲かなくていい
来春の開花のためにチカラをたくわえてほしい・・・









素晴らしい花、素晴らしい香りをありがとう。
また来春再会しましょう。