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バタフライ風邪

3日まえの28日にマダム・バタフライのことを書きましたが
あの晩、たいそう夜更かししました。
興奮して眠れなくなってしまったのです。

歌劇「蝶々夫人」のモデルは
ピエール・ロティの小説「お菊さん」だった!
浮世絵を通して日本にあこがれていた画家のゴッホは「お菊さん」を読んで「ムスメ」という題名の絵を描きました。日本語のムスメです。

高校生のときゴッホに強くひかれました。
画家を志したのは、ゴッホとレオナルド・ダ・ヴィンチの影響でした。

次の夜も、お菊さん=蝶々夫人=竹田のおかねさんのことを想って
胸が熱くなりました。

「蝶々夫人」のなかのアリア「ある晴れた日に」の歌詞もこたえました。ずーっと頭のなかに響いて眠れなくて苦しみました。

すると昨日、起床したときから風邪の症状がでました。
鼻水、のどの違和感、脱力感です。

そんなわけで、昨日と今日、お休みをいただき
エンジェルファーム式入浴療法(エンジェルバス)と休養につとめ
ブログを書けるほどに回復しました。


蝶々夫人のことを全く知らないスタッフ遠間が偶然訪ねた神社で
おかねさんという竹田の女性を知り、それを私に伝え
私は二日間ダウンしました。
宗教系のひとなら、おかねさんがメッセージを送ったのだと
言うでしょう。
私はその説をとりません。私の感情を激しくゆさぶるものが
アリア「ある晴れた日に」やゴッホの作品にあるのです。
芸術の魔性というべきものでしょうか。
野鳥の声を聞いたり野の花を見たりするのとは違います。

それと、蝶々夫人のモデルが本当に竹田のおかねさんであったかどうか
それはもっと調べてみないとわかりません。
あの時代、おかねさんのような女性は他にもあったでしょう。
あの時代だけではありません。
太平洋戦争敗戦後の日本の基地周辺では
もっとあたりまえにあった・・・
どの国、どの時代でもあったと思います・・・

あ、まずい・・・今夜はこれ以上深みにはまってしまわないよう
もう眠ることにします(笑)。
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