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神田頭首工



竹田市福原の神田頭首工(こうだとうしゅこう)。
前から気になっていたんですが、今日の夕方とうとう行ってみました。車で10分程度でしょうか。



川などから農業用水を引くための施設を頭首工というそうです。用水路の先頭部に設置する工作物ということです。



人工的に川を堰き止めて水をため、それを農業用水路の方に流すわけです。



「全国疎水百選」というものがあるそうです。
http://inakajin.or.jp/sosui_old/index.html

大分県ではこの神田頭首工(城原井路)と緒方井路が選ばれています。



先日も話題にしましたが、この城原井路(きばるいろ)、江戸初期を代表する岡山藩の儒学者・熊沢蕃山(くまざわばんざん)先生を招いて指導してもらって工事が開始されました。

ここに書かれていますが、総延長130.7Km。
分水1300カ所というものすごい水路です。



大正11年にこういうタイプの堰を築いたという。天然の岩盤をくり抜いた通称「はなぐり水門」というそうです。



ここが長い長い城原井路の起点です。



大量の水がじゃんじゃん流れていきます。



この水が稲作には必要です。

実はこの城原井路の小さな支流がエンジェルファームの脇にも流れています。先人の知恵と努力を想います・・・
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/b47e03817995ba8be27894a42c5ad698
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