爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

歓迎しない

2022年09月25日 | 日記
年度初めに、住民税、固定資産税、自動車税、医療保険、介護保険など、区役所から届く封書に嬉しいお知らせは無い。今年は更に10月から医療費の窓口負担が2倍になった保険証が届いた。

パソコンを起動する度に受信する迷惑メールの削除から始まる。最近、国税庁から40,000円を滞納しているので期日まで納付が無い時は差し押さえ処分するというメールが数日続いた。

固定電話で、0120で始まる電話は無視するが、最近は、050,080で始まる、リサイクル、冠婚葬祭、外壁の塗装など、早口で喋りまくる迷惑電話が繰り返しかかってくるが、聞く耳を持たない。

今のところ、我が家には市役所職員、警察官、銀行員などを名乗る詐欺師からの電話はない。まだカードを渡したり、暗証番号を教えたりするほどボケてはいないが、認知症予防に努めている。

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転ばぬ先の杖(2)

2022年09月20日 | 日記
老夫婦が毎日の生活の中で最も気配りしているのは、転ばないことであり、転んだら骨折して寝たきりの生活が待っている。作家の五木寛之さんが言うとおり冥土の予約をしたことになる。

8月18日に免許返納してからは、車で利用していた近くの本屋、コンビニ、百円ショップへ杖を利用して歩いて行ってる。足腰への負担が少なくなり、安心感もあってよろしいようで。

2年前に転んで膝を打撲、医師から杖を勧められた家内はその気になれず利用していないが、外出時は爺の服につかまって杖替わりにしている。抵抗なく杖を利用する日を待ちたい。

老いたら不測の事態を想定して早めに決断するのが最も賢い判断だとは思うが、転ばぬ先の杖を利用する時期は性格的なものがあって、本人がその気にならない限り無理のようだ。

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お手伝い

2022年09月15日 | 日記
県北の田舎で過ごした爺が小学生の頃の農家では、男の子は田や畑で親のお手伝いを、女の子は弟や妹の子守など、家族の重要な一戦力であり、猫の手も借りたいほど手が足りなかった。

家電製品が無かった時代のお母さんたちは、掃除・洗濯・炊事の他、雑用に追われていた。爺は玄関の掃除、簡単な買い物、風呂の水くみなどを、妹は洗濯物をたたんだりしていた。

殆どの子供たちは、必然的に家事や育児にかかわり、親のお手伝いを通して様々な経験を積んでいる。今は、結婚して初めて体験するためだろうか、家事や育児疲れの訴えが多い。

子供にとってお手伝いは、誰かの役に立つことのできる貴重な機会であり、また子供の自己肯定感を育める大切な体験になるので、子供の出番を作って欲しいと識者から世の親たちに訴えている。

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この頃の動き

2022年09月10日 | 日記
高齢者がブレーキとアクセルを踏み間違えて人身事故をおこしているニュースを見ると、免許を返納して良かったと思うが、タクシーは、運転手の人柄次第で不愉快な思いをする時もある。。

3日か4日に一度、タクシーての買い物も慣れてきたところ、思っていたより不便さは感じない。タクシー運転手も高齢化して、免許返納したいと言っていた75歳の運転手に出会った。

タクシーで、空いているお昼休み時間を利用していた「理容カットA」に開店時間に合わせて行ったら爺は4番だった。3人とも髪の毛が少ない方だったので、控えた時間は15分で済んだ。

去る5日、30年以上も利用しなかった路線バスで銀行まで、乗車時の客は爺一人、降車時に数人いたが高齢者ばかり、帰りのバス停で免許返納した高齢の女性と会話しながら乗車、客は数人だった。

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愛車との別れ (2)

2022年09月05日 | 日記
免許を返納した高齢者の車を引き取りに行く自動車会社の方から聞いた話だが、長いこと親しんだ最後の愛車を涙を浮かべながら見送る老夫婦の泣き顔を見るのは辛いと言っていた。

90歳の壁の向かっている爺は、幼い頃から「男子たるもの人の前で涙を見せるものではない」と育てられたせいか、涙を流すこともなく、家内と車が見えなくなるまで手を振って見送った。

マイカーが無くなってから3週間近くなる。一年前から、病院と市内での買い物だけだったので、マイカー利用時とタクシーとの便利さの差は思っていたより少なく徐々に慣れるだろう。

時々マイカーで行っていた近くのコンビニ、百円ショップ、本屋も今は歩いて行っている。身近で転んで骨折した高齢者を見ているので義弟が生前に使っていた転ばぬ先の杖を使い始めた。

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