爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

朝晩の着替え

2020年03月25日 | 日記
朝起きて、パジャマから服に着替えた時から一日の行動が始まる。戦争末期の昭和20年だった、敵機来襲に備えて、着替えを素早くできるよう枕元に置いた時のことを思い出した。

爺の子供の頃、暖房は炬燵か火鉢しかなかった中で寝間着姿のままでは居られないので起きると着替えをするのが当たり前だった。寝間着のまま炬燵に潜り込んで親に叱られたものである。

この頃、ズボンと靴下を履く時は、少々ふらつくので安全のために柱などに支えてもらっているが、夫婦ともに80代後半になった今も朝晩の着替えを自分一人でする度に幸せを感じている。

朝の着替え後の気持ちはスッキリするし、夜の着替え後の気持ちは新潟弁でラックリ(ほっと)する朝晩の区切りの動作でもある。加齢とともに早寝早起きになり、着替えする時刻も早くなった。

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不自由な昨今

2020年03月20日 | 日記
政府からのお達しで不要不急の外出や人混みは避けるようにとある。爺は通院とスーパー以外に外出することがないので大きな支障はないが、若者たちにとっては苦痛の日々であろう。

新型コロナウイルス騒ぎでマスク不足が続いている。爺も家内もマスクとは全く縁がなかったので、買い置きもなし、着用を促されても売っていない。咳が聞こえたら、ハンカチか腕で防護するしかない。

月に一度の通院する病院内やスーパーで買い物するときは、咳をしてる人に会わなければ良いがと余計な神経を使いながら歩いている。一方で丁寧なうがいと手洗いの習慣が身に付いた。

これからも、感染リスクを高める換気の悪い場所での活動の自粛など耐乏生活が続くようである。知る人も少なくなった戦時下の標語、「欲しがりません勝つまでは」を思い出した。


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健康管理

2020年03月15日 | 日記
長いこと職場の健康診断や市民検診を受けてきたが、発見された病は何もなかった。一昨年8月に急襲された心筋梗塞が最初の病、手術医から加齢によるものだと断言された。

今は、心筋梗塞で入院中に服用していた7種類の薬を、開業医の主治医から月に一度の診察を受けながらいただいている。一日一回の朝食後に薬を飲む習慣もすっかり身についてしまった。

主治医からの診察前には採血があり、20の検査項目の中から毎回三分の一づつの検査を繰り返している。検査数値に基づいて医師から日頃の健康管理について指導を受けている。

体調も良し、食事も美味しく、生活動作に不自由なし、定期的に通院中であり、症状が出たら治療をするとして市民検診はしていない。本音は87歳の今更、新しい病を発見してもらいたくなし。

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年を取る

2020年03月10日 | 日記
一昨日、また一つ年を取って87歳になった。当面の目標である88歳が見えてきた。心筋梗塞の術後1年半を経過したが異常なく、無理をしない楽もしない生活習慣の維持に努めている。

爺の周りも高齢化が進み、年齢順に永眠されたり、施設へ入所されたりで、最長老になってしまった。高齢者医療保険の世話になっているが、まだ介護保険証の出番がない日々を過ごしている。

自治会行事である年2回~3回の一週間交代のゴミ当番も、年2回の下水掃除も寄る年波には勝てず、年々体力的に厳しく感じるようになったが、可能な範囲で参加している。

この一年、暑すぎた夏、雪ゼロの冬、新型コロナウイルスの流行、87年を生きた中で初めて体験することばかり。この先どんな体験をするのか、楽しいこともあるだろうが、不安もある。

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限定免許制

2020年03月05日 | 日記
高齢者による事故の増加を受け、高齢ドライバーの免許制度改正案として、2022年度からサポカーに限定した運転免許を創設、通常国会で審議されて成立する見込みだという。

同制度は免許返納までの中間的な位置付であり、高齢者から申請を受ける自己申告型の任意の制度となるとか。高齢者の免許返納率が平均5%程度と伸びない中で適切な制度だと思う。

爺も、運転歴50年以上の経験豊かなドライバーであるが、特にバックで駐車や車庫入れのハンドル操作になると、脳の動きと体の動きが、かみ合わなくなっているなと感じている。

家族から、免許を返納するか、サポカーに限定するか、選択を迫られている高齢ドライバーも多いと聞いている。爺も、気に入ったサポカーに出会ったら、乗り換えようかと思案している。

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