爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

55年前を思い出す

2019年06月25日 | 日記

昭和39年6月16日に発生した新潟地震から55年経った6月18日、県北で新潟地震の片割れだと言う地震が発生して寝入りばなを襲われた。55年前に上越市で体験した日を思い出す。

地震前日に次男が生まれたので、16日の地震発生時は病院で家内の傍に付き添っていた時だつた。婦人科の病室には数人いたが、みんな揺れが収まると我が子のいる新生児室へと急いだ。

帝王切開で出産した家内は身動きできず、爺もベッドの傍で揺れの収まるのを待った。しばらくして看護婦さんが落ち着いてくださいと叫びながら部屋の来たのを覚えている。

あの時、落ち着いていたのは、爺と家内だけだったろう。看護婦も職員も外へ飛び出したりの右往左往、避難訓練は実施していたと思うが、地震当日の対応には役立っていなかった。


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人混みの東京

2019年06月20日 | 日記

昭和10年代、小さな田舎の少年だつた爺、東京は皇居二重橋の写真しか見たことがない夢の都だった。終戦後の昭和20年代になって、映画館でのニュース映画でお目にかかった。

初めて東京を見たのが昭和27年19歳の時だつた。父の友人Tさんに連れられ、人混みの中、国電、都電、地下鉄、皇居、銀座、浅草、プロ野球、見るもの全てに感動、疲れ果てた東京見物だった。

関東にいる孫のところや、公務で東京へ出張するようになっても、田舎者特有のキョロキョロ周りの案内表示を見ながら、人だらけで混雑する中を何とか歩いて目的地に向かったものだが。

平成16年、ディズニーランドでの孫娘の結婚式では、息子たちから東京駅まで送り迎えをしてもらい、混雑する中を歩くだけで精いっぱいだった。夢の都だった東京も、今では遠慮したいところに。


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整形外科へ

2019年06月15日 | 日記

6月に入って、思い当たる原因は分からないが、歩行時に右足の足首に痛みを感じながら自然に治る日を待っていた。痛みが続くので11日に評判がいいと聞いていた整形外科へ。

病院に着いたのが8時20分ごろだつた。すでに20人以上の老々男女が受付名簿に名前を書き終わって、8時30分の受付開始時刻まで玄関前に用意された椅子に腰かけて待っていた。

待合室は、定期的に通院している内科や耳鼻科と違って子供の鳴き声を聞くことはない。みんな黙々と新聞や雑誌を読みながら順番を待ち、リハビリ室や診察室へ向かう姿も、静かに、ゆっくり。

診察室に呼ばれたのが9時40分ごろ、医師からの丁寧な説明を受け、加齢によるアキレス腱の腱鞘炎と診断され、塗り薬で治るでしょうとのこと、クッションのある履物がよろしいとも。


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シジュウカラの巣箱

2019年06月10日 | 日記

31年前、現在の地に移住した頃の我が家の周りには、キジ、ハト、ツバメ、スズメ、シジュウカラなどの野鳥、トンボやセミなどの昆虫が飛び交っていた。あの子たちは何処へ行ってしまったのだろう。

昨年、今年と2年続けて、春のドラマ、シジュウカラの巣作り、子育て、巣立ちを見ることが出来なかった。巣箱を清掃して待っていたのに、時折り様子を見に来る姿はあったが入居していただけなかった。

シジュウカラは古い巣が残っている所や、古い巣箱は敬遠する贅沢な鳥だと言われている。12年前に作り替えた古い巣箱なので、新品を用意して来年の入居をお待ち申し上げようかと。

巣箱の設置するにあたり、鳥が入りやすい場所、高さは2m~3m、向きは雨が入らないように、時期は11月から1月頃が良いと言う、識者のご高説に従って設置し、来年は感動のドラマを見たい。


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夢に出てきた

2019年06月05日 | 日記

5月24日の夜中、昨年8月に亡くなった愛犬のゆうちゃんが、初めて夢の中に出てきた。一人の青年と3匹の元気なワンちゃんが走っている中に、ゆうちゃんの姿があった。

一緒に走っていたのは、多分ゆうちゃんより一足先に亡くなった散歩仲間のムックちゃんとカルちゃんのようである。青年はムックちゃんの飼い主で昨年2月に40歳の若さで旅立たれたk君であろう。

カルちゃんは歩くのが苦手でご主人に抱っこされていることが多い子だったが、ゆうちゃんを見つけると、走り寄ってきて頬ずり合い、ムックちゃんも晩年は会えば体を触れ合う仲だった。

ゆうちゃんは、今でも何時も爺の傍にいる。写真に向かって朝晩の挨拶、外出と帰宅時の挨拶等々、   生前と同じ声掛けをしている。25日の朝に家内が、ゆうちゃんが夜中に来たよと言う。


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