爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

夫婦50年

2008年05月25日 | ブログ

今年5月は、結婚50年の節目の年となるが、格別の意識はなく、70代となった二人が健康で迎えた喜びだけ。

昭和33年、縁あって家内と共に今日まで、爺は67歳で、家内は二人の息子たちを社会に送り出した54歳で勤めを終え、365連休の日々であるが、平穏な毎日を願っている。

当時の共稼ぎ、「一人の収入での生活が無理のため」、と言うのが一般的で、男の甲斐がないと言われる所以でもあり、周りの年寄りたちの目線は、そんなところだったであろう。

学校教師も共稼ぎの子供への目線は、要注意であったのは確か、要注意とされた二人の息子たちも、人並みに子育てしながらの共稼ぎ、確かな生活設計のもと、頑張っているようで、何よりの親孝行。

今は男女共同参画社会、出産、子育てに行政からの支援もあって、力のある者、男女を問わず、堂々と社会貢献できる恵まれた環境にあるものの、仕事と子育ての両立には、困難な面が多々あるようで、家族揃って夕食を楽しめる社会の仕組みができる日を願っている


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人生の年長組

2008年05月19日 | ブログ

街中にある多くの案内看板 読みながら歩くのもボケ防止になると何かに書いてあったようなので、暇に任せて最寄りの地域を自転車で、立ち並ぶ看板を読みながら数えてみれば、お医者様の案内看板が一番に目立って多い。

年長組さん歓迎とは書いていないが、是非、当院にお越しくださいと、ご親切なご案内看板。

最近は,労働条件や収入面など、色々な理由で勤務医から開業医に転向するお医者様が増加しているそうで、病人にとって、お医者様の選択も、より取り見取りだが、白衣をまとい、聴診器をぶら下げた姿は、みんな名医に見えるものの、お医者様の世界も個々の腕前に差があるのは同じだろうから、受診に際しては、みんな迷う。

爺も以前、最寄の整形、眼科、皮膚科、耳鼻科と年寄り向きのお医者様にお見立ていただいたが、治癒と言うお言葉を頂戴したことがなく、質問しても、素人では限界もあり、納得できるお答えがない。

根気負けして、公立病院へ出向いて、納得できる治療を受けるというパターン。

紹介状のない患者は初診料プラス2,,100円を負担する仕組みになっいると公立病院から聞いているが、病院、開業医を問わず、お医者様の選択は患者が決めること、年長組の爺、保険料もプラス2,,100円も黙ってお支払いしますので、お医者様の選択は、爺にご一任くださるようお願いする次第。


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美味いもの店

2008年05月13日 | ブログ

市内のデパートで、各地域の物産展、美味いもの展等が多く開催されている。当初は、珍しさもあって足を運び楽しんだものだが、最近は店員による試食の押し売りで、ゆっくり眺めることも、ままならない煩わしさで、出向くこともない。

月給鳥を卒業後、県内各地の自然や人との出会を楽しみながら、心の栄養を補給し続けているが、同時に各地の美味いもの探しも楽しいもの。

M町の国道添え、山すその田園地帯に一軒の素朴な「日本そば店Y」、3回ほど利用しているが、Y店の「山菜天ざるそば」がうまい、海苔は使用しないで、そば本来の味を楽しませてくれる。

季節により中身も異なるが、今は最も山菜の豊富な時期、タラノメ、コゴミ アンニンゴ、ホップ、ウド、フキノトウ、コシアブラの七種類の天ぷらに、歯ざわりのいいそば、自家製の豆味噌、漬物と4点セットで、お値段が1100円なり。

6人テーブルが二つ、4人テーブルが二つ、2人テーブルが三つが置かれた和室で、外は,山と田んぼだけの静かな風情、お客も、「山菜天ざるそば」が目的の常連客がほとんどのよう。

ご主人、奥さん、お手伝いさんと60代のお年寄り三人だが、配膳しながら材料の説明を、精算しながら他店の様子やご意見などを真剣に聞きながら常に新しい工夫を考えているよう。


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パソコンとの出会い

2008年05月08日 | ブログ

パソコンと出会って7年、所属しているパソコンボランティア仲間から学んだ多くの知識を積み重ねながら、何とか、同世代の方へ初歩的なサポートができるまでに至ったこと、先ずは、仲間たちに感謝、感謝。

爺がサポートした受講者、男性では職種は諸々だが、長年の勤めを終え、疲れ休みか、のんびり自宅勤務の方が多く、パソコンへの関心度は,いまいちなるも、趣味の話や、世間話となると、声も弾み、生き生きした顔になる。

女性は、主にパソコン中心の話だけで、世間話は殆どしないので、やりにくい面もあるが、多少の知識を持って参加する方が多く、意欲的で真剣さを感ずる。

初対面の受講者の人柄やレベルを把握するための事前の声がけ会話を心がけているが、仲間たちも、それぞれの持ち味で対応しているようで、年を重ねても、人相手は面倒で難しい。

何となく、はじめたブログも1年になるが、見たり、聞いたり、感じたり、体験したことを順不同、思い出すまま、気が向くまま、メモ的に書く気楽さ、いつまで続くか、まだ話の種は尽きないようだが。

パソコンの楽しみ方は無限、まだまだ挑戦したいことが,あり過ぎる、今もなお、「基本検診異常なし」という93歳のT先輩からの助言に従い、挑戦を続けるつもりだが、理解するまでの手間がかかるのも確か。年のせいとは限らないが。


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明るいおばあちゃん(3)

2008年05月02日 | ブログ

東京を離れて、ご主人の故郷である雪深い旧K町で34年を過ごしたY子さん、一人暮らしになって24年の生活、昨年の1223日、83年の生涯を閉じ、過日、本人の強い願いどおり、ご主人が眠る、山裾の墓地で再会。

ご長男自作のご挨拶状で紹介された、Y子さんが晩年に読んだ数首の短歌には、

雪を心の友達と呼び、雪解けを待って咲く「かたくり」に身近な幸せを感じ、毎年、増える蛍を楽しむなど、この地をこよなく愛した心情や、いずれの日か、住み家となるご主人が眠る山裾の墓で会うときは、良い話を持って行きたいと、ほのぼのした、夫婦愛を感じさせる。

短歌のほか、日本舞踊,書道、和裁、編み物など嗜む才女である、Y子さんだが、日ごろの話題では、さらりと触れるだけ、また、長いこと携わった裁判所調停委員としての仕事は、自身にとって貴重な体験だったと良く言っていた。

塀がない屋敷の入り口には、ご主人が好きだった大きなケヤキが一本、ご主人への思いをこめて植えられた24歳のケヤキ、会う度に語ってくれたY子さん、今は、ご主人と積もる話で、お休みする時間もないかも。


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