313)L-カルニチンとアセチル-L-カルニチンの新たな抗がん作用:ヒストンアセチル化作用

図:クロマチン構造中でDNAが巻きついているヒストンというタンパク質のアセチル化(アセチル基が付くこと)は、p21cip1のような細胞周期の進展を阻害する遺伝子の発現を高めることによってがん細胞の増殖を抑える作用が報告されており、ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤はがんの治療薬として注目されている。L-カルニチンにヒストン脱アセチル化酵素の阻害作用が報告されている。さらに、L-カルニチンにアセチル基が . . . 本文を読む
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