174)酸化ストレスはがんの再発や悪性進展を促進する

図:細胞内において、フリーラジカルや活性酸素による酸化負荷から抗酸化酵素や抗酸化物質などによる抗酸化力(防御・消去・修復作用)を差し引いたものが酸化ストレスとなる。酸化ストレスは、がん細胞に対して増殖促進(プロモーター活性)とDNA変異を引き起こしがん細胞の悪性化を進展する。さらに生体構成物質の障害や機能の低下は免疫監視機構を障害してがんの転移や再発を促進する。抗がん剤や放射線や手術などのがん治療 . . . 本文を読む
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172)がん治療に役立つ食材(9):全粒穀物(玄米・雑穀米など)

図:玄米は米から籾殻を取り除いた米。白米は玄米から糠や胚芽を取り除いた米。糠や胚芽には多くの栄養成分や健康成分が含まれている。 172)がん治療に役立つ食材(9):全粒穀物(玄米・雑穀米など) 【玄米・菜食について】 がんの発生や再発を予防する食生活の基本は、「植物性の食品を中心とした、バランスのとれた健康的な食品を選ぶ」ということになります。 具体的には、1)様々な野菜 . . . 本文を読む
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171)臨床試験で実証された漢方がん治療のエビデンス

図:がん治療における漢方治療の効果を検討した臨床試験が行われている。その結果、漢方治療は、標準治療の副作用緩和、合併丗予防、再発予防、生活の質(QOL)の改善などにおいて、有効であることが臨床試験で実証されている。拙著「漢方がん治療のエビデンス」では、漢方治療ががん治療に役立つ理由と根拠を解説している。 171)臨床試験で実証された漢方がん治療のエビデンス 【エビデンスが求めら . . . 本文を読む
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