415)VDAC-1とヘキソキナーゼ-IIと黄芩(オウゴン)

図:生薬の黄芩(オウゴン:Scutellaria baicalensis Georgi)に含まれるオロキシリンAは、細胞核のDNAに作用してサーチュイン3(SIRT3)の発現を亢進し、ミトコンドリアへの移行を促進する。ミトコンドリア内に入ったSIRT3はシクロフィリンD(CypD)を脱アセチル化して不活性化するとヘキソキナーゼ-II(HK-II)とVDAC-1(電位依存性陰イオンチャ . . . 本文を読む
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414)VDAC-1とチュブリンとカンナビジオール

図:ミトコンドリアには内膜と外膜の2つの生体膜があり、物質はこの膜を通過して細胞質とミトコンドリア・マトリックスを行き来する。内膜にはアセチルCoAやピルビン酸や無機リン(Pi)やADPやATPなどが通過するための特異なタンパク質(トランスポーターやチャネル)がある。ミトコンドリア外膜では、多くの物質はVDAC(Voltage-dependent anion channel:電位依存性陰イオンチャ . . . 本文を読む
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413)医療大麻を考える(その4):大麻は医学的用途がある

図:カンナビス(大麻草)とカンナビジオールの年ごとの論文の数を示す。大麻草の薬効成分のカンナビノイドの構造や薬効の研究が1960年代から1970年代にかけて行われて報告が増え、カンナビノイド受容体が発見された1990年頃から研究が盛んになって論文数が増えている。カンナビジオールは1970年代には大麻の精神変容作用の成分のΔ9テトラヒドロカンナビノール(Δ9-THC)の薬効を . . . 本文を読む
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412)医療大麻を考える(その3):カンナビジオールは抗がん剤の副作用を軽減する

図:カンナビジオールは様々な受容体に作用して、その働きに影響する。図内の(+)はその受容体にアゴニスト(作動薬)として作用して受容体を刺激する。(−)は拮抗的あるいは阻害的に作用してその受容体の働きを抑制する。内因性カンナビノイドの受容体であるCB1/CB2のアゴニスト(作動薬)に対してカンナビジオールは拮抗作用を示す。さらに、カンナビジオールはCB1とCB2に対して逆アゴニストとして . . . 本文を読む
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411)医療大麻を考える(その2):カンナビジオールはがん細胞の浸潤・転移を抑制する

図:basic helix-loop-helix(bHLH;塩基性ヘリックス・ループ・ヘリックス)タンパク質は転写因子の一つで、細胞や組織に特異的な遺伝子発現の制御(細胞分化)に中心的な働きを行っている。Id-1 (Inhibitor of DNA binding-1)タンパク質はbHLHと結合することによってbHLHのDNA結合を阻止する。分化した正常細胞ではId-1遺伝子は発現していないが、多 . . . 本文を読む
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