148)板藍根と大青葉の抗インフルエンザ作用

図:ホソバタイセイの根は板藍根(ばんらんこん)、葉は大青葉(たいせいよう)という生薬名で漢方治療に使われている。どちらも、抗ウイルス作用や抗炎症作用や抗がん作用が報告されており、がん患者のインフルエンザ予防の目的でも有用性が指摘されている。148)板藍根と大青葉の抗インフルエンザ作用 【がん患者はインフルエンザが重篤化しやすい】新型インフルエンザが流行しています。通常の免疫力や抵抗力のある人は感 . . . 本文を読む
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147)がん治療に役立つ食材(7):ニンニクやその仲間(ニラ、ネギ、タマネギ、ラッキョウなど)

図:ニンニクやニラやネギなどアリウム属(ユリ科ネギ属)の野菜に含まれるイオウ化合物は、特有の臭いを発するが、がんや病原菌に対する抵抗力を高める効果がある。これらの食品を日頃から多く食べることはがんや感染症の予防や治療に効果がある。 147)がん治療に役立つ食材(7):ニンニクやその仲間(ニラ、ネギ、タマネギ、ラッキョウなど) 【Allium(アリウム)属の野菜は昔から薬用に使用されている】 . . . 本文を読む
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146)腫瘍壊死因子アルファ(TNF-α)の2面性

図:マクロファージが活性化されて産生されるTNF-αは、がん細胞や病原菌に対する生体防御力を高めるが、炎症を増悪させ、がん細胞が多い場合は悪液質を悪化させる場合もある。漢方治療では、マクロファージの活性化(免疫賦活)作用と同時に、抗炎症作用や抗酸化作用や解毒作用を併用することによって、悪液質を悪化させずに生体防御力を高めることができる。 146)腫瘍壊死因子アルファ(TNF-&alp . . . 本文を読む
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145)血中循環がん細胞(CTC)をターゲットにした漢方治療

図:がん細胞は接着因子の異常あるいは消失により原発巣から離れ、結合織の分解して血管内へ侵入して他の組織や臓器に運ばれる。さらに血管外にはい出して、新たに接着因子を合成して離れた組織に定着して転移巣をつくる。血中を循環するがん細胞(血中循環がん細胞)を検出する検査技術が進歩し、再発予測や治療効果の評価に利用されている。血中循環がん細胞を検出しても、再発予防に有効な漢方治療を積極的に行なえば、再発率を . . . 本文を読む
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