466)加工肉とナマコ(海鼠)と大腸がん

図:ナマコに含まれる硫化サポニンの一種のフロンドシドA(Frondoside A)の抗がん作用が報告されている。サポニンは配糖体の一種で、糖と非糖部(サポゲニン)に分けられる。糖部は水溶性(親水性)であるのに対して非糖部のサポゲニン(アグリコンとも言う)は水に溶けにくい(疎水性)性質を持つ。この構造によってサポニンは界面活性作用を持ち、水と混ぜて振ると泡立つ。消化管内では、糖鎖部分が外れてサポゲニ . . . 本文を読む
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465) 進行乳がんの代替医療(その5):イミキモド+α

①イミキモドはトル様受容体TLR7を刺激して未熟樹状細胞の成熟・活性化を促進する。②ピドチモドは樹状細胞の成熟とIL-12産生を促進して1型ヘルパーT細胞(Th1)を増やし、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化する。③放射線治療や抗がん剤治療でがん細胞が死滅してがん抗原が放出されると樹状細胞に捕捉される。④腫瘍関連抗原を取込んで活性化した樹状細胞 . . . 本文を読む
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464)進行乳がんの代替医療(その4):ジクロロ酢酸とヒドロキシクエン酸とαリポ酸とメトホルミン

図:がん細胞ではグルコースの取込みと解糖系が亢進し、乳酸の産生が増えている(ワールブルグ効果)。ピルビン酸をアセチルCoAに変換するピルビン酸脱水素酵素の活性を高めてミトコンドリアでの代謝を活性化するとがん細胞の増殖を抑制できる。ピルビン酸脱水素酵素を活性化する物質としてジクロロ酢酸ナトリウムやアルファリポ酸がある(①)。TCA回路で生成されたクエン酸はアセチルCoAに変換されて脂肪や . . . 本文を読む
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463)進行乳がんの代替医療(その3):フェロトーシス(Ferroptosis)の誘導

図:(1)がん細胞は鉄を多く含む。アルテスネイトはこの鉄と反応して、(2)フリーラジカルを発生させ、(3)細胞の酸化傷害を引き起こして、(4)フェロトーシスという細胞死を誘導する。(5)ジクロロ酢酸ナトリウムとメトホルミンはミトコンドリアに作用して活性酸素の産生を高めて、がん細胞の酸化ストレスを亢進する。(6)グルタチオンは抗酸化作用によって酸化傷害とフェロトーシスを阻止する働きを示す。(7)グル . . . 本文を読む
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