444)カンナビジオールは薬物依存を抑制する

図:中脳の腹側被蓋野にはドーパミン作動性ニューロン(神経伝達物質としてドーパミンを放出する神経細胞)が多く存在する。側坐核は快楽中枢の一つで、腹側被蓋野のドーパミン投射を受け、大脳皮質の前頭前野に投射して快感を感じる。この神経経路は脳内報酬系と呼ばれている。モルヒネ、コカイン、ヘロイン、アルコール、ニコチン、カフェイン、THC(テトラヒドロカンナビノール)などの依存性を生じる薬物は幾つかのメカニズ . . . 本文を読む
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443) パルミトイルエタノールアミド(その4):モルヒネ耐性の抑制

図:オピオイド受容体が長期に刺激されると、次第に耐性ができて、同じ鎮痛効果を得るのにより多くの量が必要になる。この耐性の獲得のメカニズムとして受容体の脱感作(感受性の低下)がある。これは受容体のリガンド(作動薬)に対する親和性の低下、受容体とGタンパク質の脱共役、受容体の細胞内移行による細胞表面からの受容体の消失、受容体の数の減少などによって起こる。さらにオピオイドを長期に使うと、中脳水道周囲灰白 . . . 本文を読む
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442)パルミトイルエタノールアミド(その3):神経障害性疼痛

図:炎症や神経障害やがん細胞の浸潤などで疼痛(痛み)が発生する。がん細胞や炎症細胞(マクロファージや肥満細胞など)やグリア細胞(ミクログリアやアストロサイト)などから産生・分泌されるケミカル・メディエーター(プロスタグランジンやロイコトリエンなど)や炎症性サイトカインやプロテアーゼ(タンパク分解酵素)などが感覚神経の受容体を刺激して疼痛シグナル(活動電位)が発生する。神経障害や炎症などによって発生 . . . 本文を読む
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441)パルミトイルエタノールアミド(その2):内因性カンナビノイドとアントラージュ効果

図:内因性カンナビノイドのアナンダミドと2−アラキドノイルグリセロールはシグナルによってオンデマンド(要求に応じて)に合成酵素が活性化されて細胞膜などの脂肪酸から合成される。アナンダミドと2−アラキドノイルグリセロールはカンナビノイド受容体のCB1とCB2や、Gタンパク共役型受容体のGPR55やCa透過性の陽イオンチャネルの一種であるTRPV1などに作用して細胞機能を制御し . . . 本文を読む
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