286)アシュワガンダとマンゴスチン果皮の抗がん作用

図:民間療法や伝統医学で利用されている植物(薬草やハーブなど)とその成分の抗がん作用が検討されている。最近の新聞記事に、「アシュワガンダ葉に含まれるウィザノン」と「マンゴスチン果皮に含まれるキサントン」の抗腫瘍効果に関する研究が紹介されていた。これらの研究はまだ動物実験レベルであるため、人間のがんに効果があるかどうかは不明である。しかし、古くから病気の治療に使われている薬草であるため、人間での抗腫 . . . 本文を読む
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285)がん細胞の抗がん剤感受性を高めるクルクミンの効果とバイオアベイラビリティの問題

図:ウコンはショウガ科の植物でその根は民間療法や漢方薬に使用されている。乾燥粉末はターメリックという香辛料で、カレー粉の黄色い色素の元で、たくあんの着色剤や酸化防止剤としても利用されている。ウコンの粉末(ターメリック)には3~5%程度のクルクミンが含まれている。クルクミンは抗酸化作用やNF-κB活性阻害作用やEGFRチロシンキナーゼ活性抑制やがん細胞に対する免疫寛容の軽減など様々な薬理作用を持ち、 . . . 本文を読む
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284) 健康食品と論文捏造

図:レスベラトロールやクルクミンなどの食品成分の健康作用に関する学術論文に不正が見つかって論文撤回になっている例がある。「Journal of Agricultural and Food Chemistry(農業・食品化学ジャーナル)」では、コネチカット大学のディパク・ダス教授のブロッコリーやニンニクや赤ワインに関する3つの論文に不正が見つかり、これらの論文がコネチカット大学によって撤回されている . . . 本文を読む
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283)がん治療に役立つ食材(16):ザクロジュース

図:ザクロジュースにはがプニカラギン(Punicalagin)を主体とするエラジタンニン(Ellagitannin)が豊富で、エラジタンニンは加水分解されてエラグ酸(Ellagic acid)になる。ザクロジュースを飲用すると、プニカラギンが消化管内で加水分解されてエラグ酸(Ellagic acid)になり、エラグ酸は腸内細菌によってウロリチンA(Urolithin A)やウロリチンB(Urol . . . 本文を読む
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282)「がんとの共存・自然退縮を目指す体にやさしいがん治療」という考え方

 図:がん組織が大きくなると、ある時点で生命力の限界が来て死に至る(腫瘍死)。がんが小さいときは手術で切除することによって「根治」できる。抗がん剤治療では、「完全奏功」すれば治癒も期待できるが、多くの場合、抗がん剤に耐性を獲得し、がんの再燃や進行によって死亡する。腫瘍が一時的に縮小(部分奏功)しても延命につながるとは限らない。抗がん剤治療の副作用で死ぬことも多い。進行がんの抗がん剤治療の . . . 本文を読む
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