まんまる笑顔の真ん中で

~いろんなことがあっても いつも
笑顔で 前を向いて 生きて行きたい~

人生の岐路~青春編~

2008-11-07 09:10:38 | 子育て

昨日、息子が帰ってきて 
夕飯を食べながら ぼそっと 言いました

「○○が、今日 学校出てきたんだ。良かったよ。。

あ~仲良しの女の子だね。
進学校でとかく大変な勉強を その女の子はよく出来るので
息子にノートを貸してくれたり、
いつもケラケラと 息子の話を笑ってくれる子だったね

「なんか・・バレエの道に進むか悩んでるみたいだよ。」

そういえば、小さい頃からバレエやってたって聞いたなぁ。

将来、その道でやって行こうか、このまま進学しようか 彼女は悩んで
休んでいたのね・・・

息子はあまり、友達のことをあれこれ (特に真剣モードのときは)
話したがらないので、知らなかったけど。

大切な友達が 学校を休んでいて
彼なりに ずっと 気にしていたんだな・・・と

とりあえず、彼女がこの先をどう決めたのか 息子の口からは
わからなかったけど、彼女は確かに今 ひとつの岐路に立っていたのでしょう。

一生のうちに、人は何度か大きな岐路に立ちますよね

私は 中学で大きな岐路に立った。

体も弱くて 友達とも色々あった私は 不登校になり、中学を留年した
その時、私の両親は たぶん、わらをもつかむ思いで

静岡の養護学校(今でいうフリースクール?)に私を入れました。
全寮制。面会は1年に2回だけ。

今考えると、一人っ子の私をよく離したと思う
でも、そこで私はほんと、変わりました

確か、そこには
小学生~中学の不登校や親の離婚などで傷ついた子どもたちが沢山いたと思う。
もっとも養護学校だから体が本当に弱い子もいたよ。

一部屋には年齢バラバラで 朝早くから起きて超規則正しい生活。
(基本、自宅で生活してるような、普通の生活を送ります)

ただ、逢えない。両親に。この寂しさや甘えを超えるのが大変でした

親がそばにいないのだから、その部屋の上級生に相談したり甘えるしかない。
同様に下の子たちの相談に乗ったり、お姉さん役を買ってでなければいけない。

そんな毎日の生活が 私に人とのつながりをとことん教えてくれた。

何をするにも自分は一人ではなくて、誰かに助けてもらって 生きていることに気がつく。

まぁ、そんな生活を1年つづけて、もといた中学に戻ったわけですが。
留年前の元同級生はびっくりしてた。
下の学年に戻ってきたから・・(笑)

もちろん、すごい勇気が必要だったけど

あの生活のおかげで・・・
勉強も好きになり(認めてもらう喜びを知ったから)
友達も沢山出来たし・・・今の私があるのです

あのまま、無理して中学を卒業してもいい高校にも入れなかったし
性格も今とは違ってたと思う。

私は あの岐路の選択を間違ってなかったと 今思う。
岐路を見つけてくれた両親に 感謝してる

息子もその友達も これからだよ

沢山の岐路に立った時、自分で悩み選択することが 大切

母は楽しみに ずっと 見守っているからね

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22 コメント

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Unknown (karu)
2008-11-07 10:08:41
読んでいて、感心してしまいました。

koumamaさんは素晴らしい経験をなさってきたんですね。

それはきっと、息子さん、そして未来のお孫さんに伝わっていくんでしょう。

koumamaさんのご両親からの、素敵な贈り物は、きっと途絶えることはありませんね。
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ありがとうです (koumama)
2008-11-07 11:02:50
素晴らしい経験・・とはあの時は思えませんでしたが(笑)今思うと、なかなか経験できないことをしたなぁ。よかったなぁ。と
思っています。

息子に何より友達は財産だから。これは小さな頃から話しています。
だから、友達だけは多くて学校が大変でもなんとか楽しくやっていられるようです。

両親があの養護学校に出す時はとても辛かったと思います。
感謝・・・ほんとにたぶんずっと忘れないのでしょうね。
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だから… (あずきママ)
2008-11-07 12:24:34
koumamaは優しいんだネ
いろんなことがあったのに、見放さないでくれたもの
わたしなんて、ただワガママなだけで
まだまだ、お世話になります
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ようがんばったね (かっつん)
2008-11-07 12:58:43
中学生時代という多感な時を・・
その寂しさったらないでしょう

そしてそれを決断されたご両親も同じように例えようのない寂しさ不安を抱いておられたことでしょう

その経験を生かしてるあんたはえらい(笑)
その調子でがんばろね
息子のことは心配せんでもだいじょうぶだわぁ
しっかりしてる
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あずきママへ (koumama)
2008-11-07 17:03:35
色んなことがあったよね。
ほんと・・・私もあずきママも波瀾万丈?(笑)

辛いことや悲しいことは人それぞれ違うけど
世界で一人ぼっち・・の寂しさよりずっといい。。

離れていても あずきママが風邪ひいたら、心配してくれる人がいっぱい。
息子も娘も。そして・・友達。

それは永遠に変わることはないんだから。
こちらこそ、これからも
よろしく。
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かっつんへ (koumama)
2008-11-07 17:11:02
親になってあのころの父や母がすごいなぁ。と思うの。
有難いなぁ。って。
今の私は ほんとあの時代があったから。
自分が好きじゃなかった留年前の私。

今は人も好きだけど、自分大好きだもん(笑)

経験を生かしてるかどうかは わからないけど
・・頑張るよん。

ありがと。



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ハッピーエンドで良かったですね (長谷川です)
2008-11-07 18:49:44
息子さんは人知れず悩んでいたのですね。
男子も女子も、思春期にはそんな時間が必要なのです。
そういうことが、いずれ心の栄養になります。
優しい心を育ててくれるはずです。

親のKoumamaさんこそ、なかなかのものだと思います。
きっと、当時はイヤな事だったのだと思いますが、
ちゃんと乗り越えたところに、今があるのですものね。

あなたの親御さんこそ悩んだことでしょう。
自分たちの力ではどうにもならないと判断したのでしょうから。

娘がこの先どうなってしまうのか分からないのに、
一年も手放す決心をしたのですからね。
随分な勇気がいったと思います。
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そうですよね・・ (koumama)
2008-11-07 19:01:33
ほんと、親になって初めて親の気持ちがわかったです。
あの時は、自分のことだけで頭がいっぱいで、
本当にあの時よく自分を手放して静岡の遠いところに預けてくれたと。。

たまに父と話すと、
お前に会いに新幹線に乗って静岡に母さんと行ったのは 今でもいい思い出だ。
会うまで心配でなぁ。
会うたび、どんどん 強くなっていくお前を見て 安心したもんだ。

そう 言われて じ~んとしました。

私も少しでも父や母のような親になれるよう
頑張ります
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Unknown (ちょこママ)
2008-11-07 19:59:10
koumamaさんも色んな体験してきたんですね
寂しさ、心細さ、勇気も要ったでしょう…ご両親も離れた所で同じ思いをしてたんでしょうねその体験があって今のkoumamaさんがあるのですね
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照れます(^0^;) (koumama)
2008-11-07 20:15:59
今の私はそんな大そうな者ではないので そんな風に言っていただくと
ありがたいです

子供が出来て初めて
あの時の父や母は 辛かっただろうなぁ。と。

友達、家族、今は夫や子供。
自分を大切にしてくれる人が沢山いるんですよね。

その人たちを大切に大事にすればいいのです。

ちょこママさんも・・いつもありがと

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