男澤惠一・家系と先祖のBLOG

「先祖を知れば未来が見える」著者、日本家系調査会の男澤惠一が読者様の幸福を願って書いております。

初夢

2009年01月01日 | 夢占い、ジンクスなど
正月一日。一年の出発!去年はさんざんだったと言う人も、今年は良い年にしたいものです。

初夢は新年のある夜に見る夢で、1年の吉凶を占う風習があります。

字義どおりに新年最初に見る夢とされることは少なく、現代では、元日(1月1日)から2日の夜、または、2日から3日の夜に見る夢とされることが多い。

江戸時代には「大晦日から元日」「元日から2日」「2日から3日」の3つの説が現れた。

「元日から2日」は、大晦日から元日にかけての夜は眠らない風習ができたことが理由とされる。

「2日から3日」の由来ははっきりしないが、書初めや初商いなど多くの新年の行事が2日に行われるようになったのに影響されたためとも言われる。

江戸時代後期には「2日から3日」が主流となったが、明治の改暦後は、「元日から2日」も広まっている。

初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」というものがある。

徳川家縁の地である駿河国での高いものの順。富士山、愛鷹山、初物のなすの値段。

富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから。

富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは事を「成す」。

富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉。

富士は曽我兄弟の仇討ち(富士山の裾野)、鷹は忠臣蔵(主君浅野家の紋所が鷹の羽)、茄子は鍵屋の辻の決闘(伊賀の名産品が茄子)。

・・・いろいろな説はありますが、「一富士、二鷹、三茄子」でなくても良い夢を見たいものですね。そして、その夢が正夢になりますように!!!
日本家系調査会
コメント
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