経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】  国鉄って何?「モノクラス制」って何? 0510

2024-05-10 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言05月

 

  【経営コンサルタントの独り言】  国鉄って何?「モノクラス制」って何? 0510

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 国鉄って何?「モノクラス制」って何? 0510

 昔プロ野球に「国鉄スワローズ」という球団がありました。

 今のヤクルトスワローズの前身です。

 その球団に名投手がいました。

 金田正一氏です。

 脚光を浴びていた新人・長嶋氏をきりきり舞いに、三線ですべてを斬って落としたのです。

 プロの洗礼というのは、こういうことをいうのでしょう。

 長嶋氏はそれを思い知らされ、それが後の大スターへの飛躍台になったと思います。

 これでこそプロだという、意地を示すことができ、金田氏は溜飲を下げたと思います。


「国鉄」とか、「モノクラス制」といわれても、鉄ちゃんならあたり前のことですが、普通の若い人にとっては、いにしえの話ですね。

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

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【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業4 迷いの始まり 11 アメリカでの初めての商談

2024-05-10 12:03:00 | 【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業4 迷いの始まり 11 アメリカでの初めての商談 

 
■ 【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまであらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。
 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 商社の海外戦略に関わる人事案件なので、角菊貿易事業部長の推薦する三名を元に、準備は水面下で慎重に進められていました。その中に竹根の名前が含まれていることは、社員の誰もが思いもよりませんでした。
 討議を重ねた結果、福田社長は、海外戦略にも関わる高度な人事の問題なので、専務と社長に一任してほしいと言って三者会談を終えることにしました。しかし、後日、角菊事業部長は、最終的に、自分が推薦した佐藤君ではなく、竹根に決まったと聞かされます。
 一方で、角菊は、自分の意図とは異なる社長の結論に納得がいかないのですが、かといって、それをあからさまにすることはしませんでした。他方、竹根は角菊からの内示なしに、社内には竹根に白羽の矢が立っていることを知りました。
 竹根に何の説明もなく、ニューヨーク駐在の人事発表が発表されました。海外経験のない竹根は戸惑うばかりで、どの様な準備をしたらよいのか途方に暮れていました。そのような時に、直接の上司である池永が再びアドバイスをしてくれ、準備を始めました。しかし、あっという間に出発の日が来たのです。
 空港で家族や長池の見送りを受け、初めての飛行機に搭乗。シートに座っても落ち着きません。次々と出てくる機内食にも戸惑います。初めてのカルチャーショックを味わう竹根です。
 雲と海だけの長いフライトの末、ようやく地上が見えてきました。サンフランシスコの上空から滑走路に向かうのです。着陸の不安、着地後の安堵、アメリカという新天地への期待などが入り混じっていました。着陸したときの安堵感は束の間、自信があった英語のリスニング力も吹き飛ぶほどで、空港内のアナウンスが聞き取れないのです。
 ようやくニューヨークに着き、竹根にとって初めてのアメリカ生活が始まりました。まずは、アパートさがしとニューヨーク事務所さがしです。幸い、日本人の不動産屋さんに出遭うことができ、順調に決めることができました。しかし、家具や内装などでは、カネ次第で、アメリカ時間で動くことに竹根は打ちのめされそうになりました。
 アメリカ生活、最大のショックが訪れました。戦後25年も続いてきた1ドル360円が崩壊したのです。そのような経済環境にもかかわらず、一方で竹根の胸にはひとりの女性が悩まし続けています。しかし、会社は次々と新たなミッションを命じてきます。
 新しいミッションが届きました。その準備の合間にも日常業務もあります。 商社マンの業務の一つである、アメリカ詣でに来られた社長さん達のアテンドには、まだ慣れない竹根です。根っからの性格もあり、誠意を持って対応することに心がけ、子ネズミのように走り回る毎日です。



【過去のタイトル】
 1.人選 1ドル360円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理 下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑 人事推薦本命を確実にする資料作り 有益資料へのお褒めのお言葉 福田社長の突っ込み 竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない 福田社長の腹は決まっていた
 2.思いは叶うか 初代アメリカ駐在所長が決定 初代所長の決定に納得できず 竹根に白羽の矢 竹根の戸惑い 長池係長のアドバイス 急ごしらえの出張準備が始まる 
 3 アメリカ初体験  いよいよ渡米、最初のカルチャーショック キュンとしたりトロトロしたり 心細いサンフランシスコ上空 生まれて初めて外国の地に降り立つ ニューヨーク事務所開設準備が始まる ニューヨークで稼働開始 ニューヨークの時計はカネ次第で回る速度が変わる!? ニューヨーク生活もカネ次第
 4 迷いの始まり 初めてのアテンドも吹き飛ぶ事態発生 これって“恋”? 新しいミッションはCIA??? 新しいミッションはCIAのスパイではなかった 新しいミッションの準備と竹根の気づき 仕事を通して人脈ができてくる 誠意を持った対応 竹根にとって初めての顧客開拓
 
■■ 4 迷いの始まり
 私の会社を引き継いでくれた竹根が、経営コンサルタントになる前の話をし始めました。思わず私は乗り出してしまうほどですので、小説風に自分を第三者の立場に置いた彼の話を、友人の文筆家の文章を通して、ご紹介します。

◆4-11 アメリカでの初めての商談

 購買担当者は、差し出した名刺を受け取るだけで、日本の商品は、のっけから『安かろう、悪かろう』で見本も見ないで「値段はいくらかね」という質問から入ってきた。見本を見せながら、その価格をいうと、「まあまあの値段だね」という回答が返ってきて、俄然勇気が出てきた。
 見本を手に取ると、「しっかりしたできだね。日本でも結構いい商品を作っているのだ」と言ってフォルダーを開いた。渋面である。
「バインダーは、アメリカ仕様になっていないじゃないか。それに、縦の長さがDIN規格じゃだめだよ」
 竹根には、それが何を意味するのかわからない。日本製品がドイツのDIN規格に基づきA4サイズが基本であることすら知らなかった。アメリカでは、A4サイズよりちょっと短めのレターサイズが標準なのだ。
 それだけではなかった。竹根が言った価格は、一冊の価格である。ところが、相手は、十冊が一箱に入っての値段であると勘違いをしていたのだ。一ドルが、三百六十円から三〇八円になったために従来よりさらに価格に大きな差が出てしまった。「安かろう、高かろう」ではなく「高かろう、悪かろう」と言われたようで、アメリカとの違いを思い知らされた。それよりも、竹根は自分がマーケティングを勉強してきたにもかかわらず、事前の市場調査もしていなかったことを恥じた。恥じただけではなく、当たり前のことすらやっていなかった自分の能力を疑った。商社マンとして、自分は適しているのだろうかと考えた、悄然とした竹根を見た購買担当者は、「よい商品があったらまた来なさい」と言って、名刺をくれた。

  <続く>

■ バックナンバー
 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月9日 元気な会社 コロナ契機に消費者向け商品に挑戦 2a12-4509

2024-05-10 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月9日 元気な会社 コロナ契機に消費者向け商品に挑戦 2a12-4509  

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています

 5月9日(木)

 定期的に勉強会を開いている若手コンサルタントグループのメンバーのひとりから、次回に、「経営コンサルタントとしてのドメインを決める方法について、できれば事例を含めてお話願えませんでしょうか」と言ってきました。

 こんな事例でいいかと確認の意味で、某先生の話をしました。

 その先生は、サラリーマン時代に総務部での仕事が中心でした。

 その先生は、総務課長の時代に、ホワイトカラー社員の仕事の業務効率改善に実践経験が長く、現在は「時短コンサルタント」と称して活動をしています。

 「自分の体験を活かす」、「時流に即した問題」という経営コンサルタントのドメイン選択の基本中の基本例であることに、彼は飛びついてきました。

 次回のテーマが決まり、彼もホッとしたようです。

  私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

  竹根の部下が紹介してくれた企業は、遠方にあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

 ◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 コロナ契機に消費者向け商品に挑戦 2a12-4509

 プロの料理人向けに「手間のかかる下ごしらえ」を提供するというユニークな形態で、業容を拡大してきた会社が四国にある。1988年(昭和63年)の創業以来、ホテルや結婚式場、レストラン、さらには病院給食など業務用の料理食材を納入するS社(徳島市)がそれだ。徳島の本社工場に加え、2010年に宮崎県高原町、15年に静岡県島田市と、全国3カ所に工場を開設。3工場合計で社員31人、パート社員46人を雇用している。

 ところが新型コロナウイルス感染症が経営を直撃した。月単位で最も売上高が減少した。内食対応のおせち料理は好調だったものの、ホテルなど観光業の集客減に伴う影響は大きく、特に「まん延防止等重点措置」が発令された2021年のゴールデンウイークは厳しかった。このため雇用調整助成金を活用して、社員をシフト体制で休業させた。

 さらにBtoC(消費者向け)商品の開発に着手した。「以前からBtoC分野への進出を考えていたが、これまでBtoB(事業者向け)事業一辺倒だったため、開発ノウハウがなかった」とM社長。そこで2021年4月に、徳島県よろず支援拠点の専門家(商品開発担当)に相談した。すると徳島県の6次産業化政策として、県の特産品であるサツマイモ「なると金時」の加工食品を製作する加工会社を探していることが分かり、手を挙げた。

 若手農業家の集まりで、なると金時の供給業者と共同開発に取り組んだ。さまざまな商品アイテムを試作した結果、自社の営業許可の点も踏まえ、第1弾を製作することを決定した。パティシエからもアイデアをもらい、サンプルを何度も作成して、金時の切り方や盛り方を検討した。

 完成した商品は、21年12月に横浜市の百貨店「そごう横浜店」で開催されたイベントに出品。「なると金時のキッシュ5号」(15センチ、1800円)と「同6号」(18センチ、2600円)の2種類で、用意した商品はすべて完売した。この取り組みは地元新聞にも取り上げられ、22年2月からは徳島市の「ふるさと納税」の返礼品としてもスタートしている。

 現在は「一般販売」に向けてブランド名やパッケージングを検討している。また、さらなる自社商品の開発も目指している。例えば、なると金時のペーストを丸くし、たこ焼きのような形をした商品や、なると金時を使用したテリーヌも開発・販売する見通しだ。独立した販売部門の新設や、オンライン販売の開始も検討しており、これらBtoC商品の売り上げで、2025年に年間800万円、27年には同1500万円を目指している。

【経営コンサルタントの独り言】

 BtoB顧客を相手にしてきた企業が、BtoCにも進出することは、多くの人が考える戦略です。

 自分達だけで、その戦略転換を実施しようとしますと、うまくいかないことが多いです。ところが、専門家に相談して、大手デパートやオンライン出店など、これまでとは異なるやり方にも果敢に挑戦しました。

 ふるさと納税の返礼品にもなり、知名度が高まり、BtoCへ拍車がかかりました。

 この種の戦略転換は、顧客の思考法が大きく異なるだけに、頭で考えるほど、簡単な戦略転換ではありません。専門家の支援の重要性を教えてくれる事例と言えます。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

  ■【今日は何の日】 5月10日 ■ 国鉄「モノクラス制」導入 ■ 笠間稲荷お田植祭 0510  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 ◆ 黒板の想ひ出 509

  5月9日は「黒板の日」でした。
 学校以外で黒板というものが存在するのかどうかというような時代になりました。
 全国黒板工業連盟に加盟している企業が30余社あります。
 学校の黒板需要だけで企業が成り立っているとは思えませんので、白板を製造したり、電子黒板を取り扱ったりと生き残り策を講じているのでしょう。

 子供の頃、先生が板書した文字をノートにキチンと書き写すのが授業を受けるスタイルでした。
 今日では、板書もありますが、プロジェクターから投影された教材を使う授業が一般的なようです。

 チョークのことを昔は「白墨」といいましたが、日直が黒板消しの掃除をしたのも思い出されます。
 二つの黒板消しを使って両者をたたきながら粉をはたき出すのです。
 昨今のように、電気で吸い込むような器械がありませんでしたので、生徒は粉を吸い込んでしまっていたと思います。
 今でも先生は、黒板を拭きながら、それを吸い込んでしまっているのでしょうか?
 職業病に罹らないのでしょうかね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db 


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■【今日は何の日】 5月10日 ■ 国鉄「モノクラス制」導入 ■ 笠間稲荷お田植祭 0510  一年365日、毎日が何かの日

2024-05-10 00:03:00 | 【今日は何の日05月】

 

  【今日は何の日】 5月10日 ■ 国鉄「モノクラス制」導入 ■ 笠間稲荷お田植祭 0510

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 国鉄「モノクラス制」導入

「国鉄」、すなわち「日本国有鉄道」という言葉を知らない世代の人が大半の時代になりました。

 明治以来の国営の鉄道事業を引きつぎ、1949年6月1日に発足した公共事業体を「日本国有鉄道」と呼びます。国鉄分割民営化が1987年に実施され、現在のJRグループ各社になりました。

 1969年の今日5月10日に、国鉄が等級制を廃止し、旅客運賃料金を一本化しました。いわゆる「モノクラス制」の導入です。

 年が知れてしまいますが、私が子供の頃には、普通の通勤用の電車でも一等車が接続されていました。われわれは三等車に乗ったのですが、一等や二等車にはアメリカ人が乗るのが当たり前でした。当時は進駐軍といっていました。

 一等車は、今日では東北新幹線のグランクラス、グリーン車が二等に相当するといえます。

 国鉄の赤字は、いまだに残っていて、国鉄のない沖縄の人も国鉄赤字小寒の塚が回されています。東電株を国が保有する案が出てきていますが、今回の原発事故も同じように日本国民が皆平等に負担しなければならなくなるのでしょう。

■ 笠間稲荷お田植祭

 茨城県笠間市にあります笠間稲荷神社では、毎年5月10日に、御神饌田において古式ゆかしい、御田植祭を斎行います。

 同市のサイトによりますと、御田植祭は、その年の豊穣を祈願するとともに、稲荷の大神さまに毎日御供えする御米(みけ)を栽培する稲苗の植付けの神事です。このお祭りは食物を司る稲荷大神、宇迦之御魂神様の御神徳に由来しています。

 御神饌田は、神社の西方約1キロメートルのところにある、正方形をあいた約300坪の広さです。

 四方の中央に、素木鳥居(しらきとりい)があり、周囲に、竹矢来(たけやらい)を巡らせています。

 当日は正面に祭場を設営し、右前には舞殿が設けられ、午前10時に花火の合図で祭典が開始されます。

 舞殿では巫女や氏子女子中学生による神楽舞「稲荷舞」、「迦陵頻(かりょうびん)」が奉奏されます。

 次いで早朝神前にお供えし祓清められた早苗が宮司より奉耕管理者へ、奉耕者から早乙女へと配られ、太鼓三打を合図に田植が始まります。

 古式豊かな行事といえます。


 
■ その他

◇ 笠間稲荷お田植祭
◇ 愛鳥週間、バードウィーク

(ドアノブ)

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