荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

食の巻、やたび。

2016年01月17日 | 妥協なき生活に極上の飲食を




『食事こそは、人が初めからけっして退屈しない唯一の場である』ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン(フランスの法律家・1755~1826)

過去の記事。
食の巻。
食の巻、ふたたび。
食の巻、みたび。
食の巻、よたび。
食の巻、いつたび。
食の巻、むたび。
食の巻、ななたび。



『デートの際、オンナのコをどんなお店に連れてこうかな』と、殿方であれば一度は考えた事があるはず。

僕は相当数、高級店・名店を存知上げておりますので、それ程苦慮はしません。

お店探しでもっとも確実なのは、同レベルにグルメなヒトとの情報交換。

ポイントは同レベルってトコ。

こっちは【天一】のお話をしてんのに【天丼てんや】のお話をされてもねぇ…。

いずれにしても、今、僕がお話してんのは“夜”の事。

“昼”でお店を語るんじゃねぇ、と常々思っております。

ところが世の中、【ぐるなび】だぁ【食べログ】だぁの台頭により、貧乏グルメが跳梁跋扈する様になりました。

お店が貧乏人の一般ピーポーのために、“昼”をやってやっているのに、調子に乗って、味やお店を語るバカ。

いいか!“昼”で味やお店を語るんじゃねぇ!

痛感するのは、様々なお店で料理やお店の内観・外観を写メで撮ってるヤツって、絶対“昼”の客って事です。

“夜”の客ってのは、キチンとしたヒトが多いですから、写メを撮るなんて下衆な行動は取りません。



そうそう。イタリア料理のシェフが言ってました。

『“昼”と“夜”の客はまったく違う。“昼”の客が“夜”に来る事はまずない』と。

世の中、身の丈に合わない行動を取るバカがホントに多い。

ネットの進歩は、身分の違いをボーダーレスにし、バカを増長させるハメになったわけです。

田舎帰れや。貧乏人の一般ピーポー。



『身分不相応の生活をする者は馬脚を現わす』ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(ドイツの詩人・1749~1832)



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