Che buono!

わぁ~おいしぃ~
毎日おいしいご飯を食べてにこにこしていられますように

小春日和の休日

2009年11月26日 | おいしいお店
フードとグラフィックのデザインをする会社、オカズデザイン okaz design さんのアトリエ、カモシカにはじめて足を運びました。

カモシカ



古い一軒家を改装した、オカズデザインさんの台所アトリエである1Fのカモシカで、昨年から月に1回、カモシカイベントをされています。
ブログを拝見していて、一度行きたいよーと思いながらもなかなか機会がなく、今年は4月からカモシカでのイベントもなく、いつか・・・と思っていたところに、11月は2週に渡って、水曜日から土曜日の合計8日間、喫茶カモシカを開催されるとの情報。
小春日和の午後、昔、2年ほど住んだことがある京王線の上北沢駅を降り、昔住んでいたマンションを懐かしみながらカモシカさんに到着しました。
まさに、古い一軒家なのですが、オカズデザインさんにかかると、時間に束縛されない、とっても気持がいいアトリエに大変身しちゃうものなんですねぇ。
こちらが、喫茶カモシカの入口。

喫茶カモシカの入口


縁側のガラスの引き戸からたくさんの光が差し込んで、まぶしいぃ。
わたしたちの座ったテーブルの横には、太陽の光を浴びる、あり得ないくらい美味しかったショートブレッドくんたちが並んでいます。

ショートブレッド


喫茶カモシカメニュー、なにを戴くか、迷います。

喫茶カモシカメニュー


まずは、オカズデザインさんの代名詞でもあるレモネードをホットで。

レモネード


karuはグラタン定食を、

グラタン


見た目も美味しそうなのですが、お味は本当に美味しい。
グラタンはきわめてシンプル、マカロニ(←これが絶品)、ブラウンマッシュルーム、鶏肉のみ。ホワイトソースはくどくなく、クリーム系がいまいちのkaruでも飽きることなく最後までいただけます。
雪絵さんはコロッケ定食をお願いしました。

コロッケ


コロッケのこの丸みと色白なところ、なんてかわいいんでしょー。中は、ざっくりたまねぎとじゃがいも、それから豚肉も少し。
お味がしっかりついていて、おいしいねぇ~。
定食には、カリフラワーのスープと、

カリフラワーのスープ


お家では、スープというとミルクを入れてポタージュにしてしまいがちですが、こちらはミルク、生クリームは一切入っていませんでしたよ。
サラダが付いています。

サラダ


もちろん甘いものも戴こうということになり、チーズケーキとフルーツサンドに迷い、フルーツサンドをお願いしました。

フルーツサンド


ぶどうの入った食パンに、ほんの少しのチョコレートクリームを塗って、生クリームとラ・フランスが挟んでありました。
濃いめのコーヒーにぴったりの、やさしいお味のフルーツサンドでした。
また、行きたいです。

木彫りのカモシカさん



バウムクーヘンっ

2009年11月26日 | おいしいお店
今年9月に伊勢丹新宿店にオープンした、ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ。
ドイツの老舗のカフェ・コンディトライです。
オランダ風のカカオのお菓子やさんっていう意味なんですって-。
こちらのバウムクーヘンをどうしてもいただいてみたくって、伊勢丹新宿店に立ち寄ってみました。
この通り、パッケージもとってもかわいいしぃ、どんなお味なのか、わくわくします。

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ箱


箱を開けると、日本の皆様へというペーパーが入っています。
それによると、
ドイツではいろいろな「モノづくり」の基準が国の機関で定められていて、その中でもバウムクーヘンは、「油脂は必ずバターを使うこと、ベーキングパウダーを使ってはいけない」等、厳格な基準があります。
当店のバウムクーヘンはドイツ菓子の伝統を守り上質の材料を使って、1本1本丁寧に焼き上げたものです。
と。
期待が高まりますねーーー。

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベバウムクーヘン


ナイフを入れると、まわりにコーティングされたお砂糖の、シャクっていう音が聞こえます。
うわー、おいしぃ~。どっしりしているのに、口当たりはしっとり優しい。そして後からやってくる独特の香り。
お店でカットしてくれるこのバウムクーヘンは、当日中に食べて下さいとのこと。
二人でこの大きさは無理ではないか・・・と心配していたけれど、へっちゃらです。食べられます。むしろ、ずっとおいしさを感じていたーーーい!と物足りない気持ち。
今まで食べたバウムクーヘンの中で、一番おいしいって思います。
お店の名前が、オランダ風のカカオのお菓子なのだから、次回は、チョコレートがコーティングされているバウムクーヘンや、ココアパウダーなんかも買ってみたいと思います。

少しは上手になったかな

2009年11月25日 | お料理教室
江戸前にぎりのお教室、今日は2回目のにぎりのレッスン。
今日も最初は、こんにゃくとおからでひたすら練習。
前回、コツを掴んだ!と思っていたのに、あれーなんだか違う・・・。再び先生に、手取足取り教えていただき、今度こそ、わかってきた気がする。
けれども、先生がにぎったおからと、karuがにぎったおからの形を比べてみると、やはり違うのです。

今日も新鮮で立派なネタばかり。
先生が、目の前で生きている赤貝をさばいて下さいます。赤貝をさばくところなんて、なかなかみられません。
しかも、活きがいいから、さばいてもしばらくは動いているのです。

赤貝


本日のネタは・・・赤貝、〆鯖、コハダ、春日子鯛(カスゴダイ)←鯛の子供です、煮穴子、そして、じゃじゃーん!大間の本まぐろ。お店で提供すると、一貫2千円ですって-。

今日のネタ


先生がにぎられたお寿司、今日は角度を変えて写真に収めてみました。どこからみても、美しい・・・。

先生がにぎられたお寿司


今回も、karuがにぎったお寿司。
けれども、前回に比べて、ごはんの量も落ち着いているし、なにより手にごはん粒がくっつかなくなったことが進歩な気がします。
ただ、あんなに新鮮な赤貝さんを、元気なさげでおいしくなさそうににぎってしまいました・・・赤貝さん、ごめんなさい。

karuがにぎったお寿司


とはいえ、赤貝はとっても甘く、〆鯖は脂が適度にのっていて、煮穴子はふんわり甘くて、中トロは、お口にするりと入り脂過ぎず、すべてがおいしゅうございました。
ところで、先生がにぎられた、赤貝とコハダもいただいたのですが、ネタもごはんも一緒のものを使っているのに、なぜか違うんです。見た目はもちろん違うのですが、それ以外の何が違うのか、さっぱりわからないけれど、やっぱり先生がにぎって下さったお寿司の方がおいしいんです。不思議です。

やっと登場、スクエアグリル

2009年11月23日 | つくってみました
いつだったかな・・・1ヶ月くらい前、ル・クルーゼのファミリーセールでゲットしたスクエアグリル。
グリル野菜を食べてみたくって購入したのに、近頃家でゆっくりする時間がなくずっと棚の上に置いたまま。
うっかり存在を忘れるところでしたが、久しぶりにのんびりお料理をしようと見上げると、おぉ、そこにいらっしゃるブルーの重そうな四角い塊は・・・と、いうことで、いんげん、れんこん、かぼちゃ、ハンバーグを焼いてみました。

グリル野菜とハンバーグ


ハンバーグは、たまねぎの食感を感じたくて大きく切ったのと、ちゃんとオリーブオイルをひかなかったのが敗因でグリルにくっついて若干崩れ気味・・・でも、おいしかったから良しとしましょう。
シンプルに、練り辛子とお醤油でいただきました。

豆鯵、そして再会

2009年11月16日 | お料理教室
ほぼ1年ぶり、お料理学校のひとりでクッキングのレッスンを受けました。
このレッスンは1年間月1回、その月の旬の食材を使って、家庭料理の基本のお献立をほぼ1人で作るというレッスンです。
去年の11月は、京都の今日庵訪問のために泣く泣くお休みしていたのです。
お献立は、きのこごはん、牡蠣のみぞれ椀、人参サラダ、ふろふき大根、豆鯵南蛮漬けです。

11月のひとりでクッキング


豆鯵、かわいー、けど、手でさばきます…。豆鯵くんの首(?)のところを左手の親指で支えて、右手の親指をえらの下に入れ、その親指と右手の人差し指で豆鯵くんの喉(?)のところを引っ張ると…えらと内臓が…とれます。

豆鯵を手でさばく


そうして出来上がったのは、頭も骨も、しっぽも食べられて、カルシウムたっぷり、お酢が身体もあたためてくれて、これからの季節にぴったりな、豆鯵南蛮漬け。

豆鯵南蛮漬け



ところで、このレッスンでほぼ1年ぶりの、びっくり、嬉しい再会があったんですよー。
去年、調理師試験を受けるための実習時間をクリアするために春から秋にかけて毎週土日一緒にレッスンに励んだり、調理師試験の講座で一緒に勉強していたEさんと。
試験が終わってから連絡を取ることもなく、どうしているかなーと思いつつ、食育の講座にも参加されていなかったし、もうこの学校には来ないのかしら…って思っていたんです。
そんなEさんとの再会だったから、嬉しくってレッスン前にひとしきり盛り上がり、話したりなくて、レッスン後、お茶して帰ってきましたー。
相変わらず、まだ先が見えないわたしたちだけれど、お料理の話しや、美味しいものの話し、会社の事やプライベートなことなど…話しは尽きず。
今度は美味しい物を戴きながら、ゆっくりお話しましょう。

なつかしの、岩納豆

2009年11月11日 | おいしいお店
最近、なぜか出雲付いているわたし。出雲の旅に行こうと決めたら、新しくランチメンバーに加わった子が出雲の出身だったり、出雲から帰ってきて読み始めた「いっしん虎徹」にたたらの製鉄が出てきたり、茶懐石では昆布〆のあしらいとしてに十六島海苔を使うことがあることを知ったりなどなど。
そして、先日、出雲出身のMちゃんが帰省したときに、実家で作ってるんですーって持ってきてくれたのが、岡伊三郎商店さんの岩納豆と、ゴリラの鼻くそ…という、黒豆の甘納豆。
ゴリラの鼻くそというこの黒豆の甘納豆…ネーミングのわりに、素朴で上品なお味。とっても美味しくて、びっくりぃ!
ってか、どうしてこの名前…
そして、Mちゃんのお父様とお母様が苦労して生み出した、豆菓子職人がつくる、なつかしの岩納豆。
お砂糖の板の上に花豆や鶯豆、あずき、いんげん豆の甘納豆が乗っているこの商品。お、おいしーーーーっ。
使用しているお水もこだわりがあるとか!おいしくないはずがありません。
甘いんだけれどお砂糖のサクサク感がたまらず、いろいろな甘納豆の豆の香りと、甘納豆の甘さ控えめ加減がちょうどいい感じで、後引き過ぎです。
あまりのおいしさに、岩納豆と黒目しぼり甘納豆のセットをお取り寄せしました。

岩納豆と黒目甘納豆のセット


黒豆のしぼり甘納豆は、仕事中小腹が空いた時にちょうどいいって持ってきたら、あまりの美味しさに、一気に食べてしまいました。
甘納豆、美味しすぎますっ。

にんじんだらけの週末

2009年11月09日 | 野菜と果物
11月の「野菜の学校」での、にんじんの食べくらべ。
生で食べくらべるのは、ちょっと大変だと思っていたけれど、よく噛んで食べているうちに甘さや独特の香りがやってきて、それぞれの品種の違いもわかってきます。

生で食べ比べ


でも、やっぱり、火を入れたり、サラダにしたりが美味しいなー。

シリシリや油炒め



今回、調理を担当されたみなさんがご紹介してくださったにんじんのお料理は、どれもこれも美味しくてびっくり。
彩りも、シャキシャキ感も、にんじんの甘さも美味しくって、家でも作ってしまったいろいろなにんじんのサラダ。
お家では、白髪葱も一緒に混ぜてみました。我が家のサラダの定番の1つになりそう。
このアクセントになっている黄色いにんじんは、きっと、金美にんじん。

いろいろにんじんのサラダ



沖縄料理のにんじんのシリシリ。にんじんをあっという間に1本食べられてしまいそうなくらいの美味しさ!

にんじんのシリシリ(ひとみ5寸)


このシリシリは、ひとみ5寸という、根の色と芯の色が鮮やかな濃紅橙色のにんじんで作られたそうです。肉質が柔らかくて甘みが強く、芯まで赤いのが特徴。

ひとみ5寸



京かんざしの油炒め。にんじんの葉がたっぷり入っていて、にんじんがセリ科の野菜だということをしみじみ感じました。

京かんざしの油炒め


京かんざしは、京野菜の葉も食べられる金時にんじんです。

京かんざし



にんじんの美味しさをしみじみ感じることができる講義でした。
たくさんにんじんのおみやげをいただいたので、週末は早速、にんじんのポタージュスープとにんじんのサラダ、にんじんの油炒めを作って、いろいろな品種のにんじんのお味を楽しみました。

にんじんのルーツ

2009年11月09日 | 野菜と果物
11月の「野菜の学校」のテーマ野菜はにんじんです。

11月の野菜の学校



お馴染みのにんじん、見た目はお馴染みだけれどジュースや生食にもぴったりなにんじんと、見た目もめずらしいにんじんが並びます。
一般的に、にんじんって聞いて思い浮かべるのは、オレンジ色でずんぐり長さが短いものだと思うのですが…もともとは紫色や白、黒、赤、黄色などで、長さも島ニンジンや京都のニンジンのように細長いもので、現在、珍しいにんじんだねーと言ってしまうようなにんじんが、元々のにんじんだったのだそうですよ。驚きました。

にんじんの原産国は中央アジア、アフガニスタンだそうで、インドを経由して12~13世紀に東欧へ伝来。前述しましたが、その頃は紫色、白、黄色、黒、赤で根が長いものだったのが、16世紀にオランダで、19世紀にフランスで品種改良が進んで、現在のような橙色で短い根の品種が登場したのだそうです。
日本には19世紀に伝来。長崎に定着したものは現在の栽培品種のもととなったもので、特に大正時代に長崎の黒田正氏が育成した黒田五寸は現在も一部の地域で栽培されている昔ながらのにんじんくさい、にんじんだそうです。
こちらの黒田五寸は、埼玉の農家さんが5年をかけて自家採種して、育てたにんじんだそうです。このかんづめは、にんじんの缶詰?と思ったら、黒田五寸の種苗の缶詰…のようです。

自家採種の黒田五寸



テーブルに並んでいた、オレンジ色以外のちょっとめずらしいにんじんです。
パープル。紫色の部分はアントシアニンをブルーベリー並に多く含んでいるんですって。火を入れるとパープルが溶け出してしまうのと、甘みが強く、生食に向いているので、サラダなどにして頂くのが見た目も楽しめていいのかもしれませんねー。

パープル


白にんじん

白にんじん


黄にんじん

黄にんじん


万福寺大長

万福寺大長



最近のにんじんは、あの独特の香りが少なくなり、フルーツのような甘さを感じさせるものも増えてきたため、昔のようににんじん嫌いのちびっこも減ってきているようです。
でも、それってにんじんなの?!という問題提起をされる方などもいて、それはにんじんや野菜に限らず、甘さや食べやすさ、馴染みやすさを追求することで、それぞれの個性がなくなり、それ以外のものを排除してしまうような風潮の1つとして、とても考えさせられました。個性は大切にしなければ、ですね。

洋梨のコンポートとシロップ

2009年11月04日 | つくってみました
植松さんのレシピで洋梨のコンポートを作りました。

洋梨のコンポートを作りました


たくさんのシロップ、どうしよう…そうだ、ゼリーにしよう!と思ったら、ゼラチン切れ…うーん。
紅茶に大さじ3杯ほど入れてみたら、甘くて、ほのかにさわやかな香りで、おいしぃ~。

美味しいね、ピンチョス

2009年11月04日 | お料理教室
2ヶ月ぶり、植松良枝さんのお料理教室に行ってきました。
雑誌にたくさん先生のレシピやお野菜が紹介されていて、最近先生、とってもお忙しそう。
久しぶりにお部屋に入ると、大きな窓にはドライとうもろこしがぶら下がっていて、おぉ、かわいぃ。

ドライとうもろこし


夏には、薄い紫色がとってもキレイだったニゲラとスモークツリー、ねこじゃらしのドライフラワーが、赤みを増して、心にぐっと来る感じになっていました。

ニゲラのドライフラワー



先月、植松さんはスペインのバスク地方に、新婚旅行を兼ねて食の旅に行かれていたのだそう。
だから今月のメニューでは、植松さん風にアレンジされたピンチョスを紹介して下さいました。
そして、今月もまた、ほとんど切ったり、混ぜたりすることもなく、先生のご馳走を戴きに行った感じでしたー。

まずは、グリル野菜と生ハムのサラダポーチドエッグのせ。そうそう、ポーチドエッグは1人1つずつつくりました。
いろいろ、冷蔵庫にあるお野菜を丸ごとだったり、輪切りにしたりして、オーブンで焦げ目がついて竹串が通るまで焼いて、生ハムとポーチドエッグを乗せて、お塩とオリーブオイルで戴きます。

グリル野菜と生ハムのサラダポーチドエッグのせ


海老とベーコンのピンチョス。海老とベーコンを香ばしくカリカリに焼いたところに、ちょっと甘味のあるお野菜のソースをたーっぷりかけて戴きます。

海老とベーコンのピンチョス


こちらはツナとじゃがいものピンチョス。じゃがいもは、インカのめざめを用意してくださってました!ホクホクおいしー。

ツナとじゃがいものピンチョス


彩りを添えるためにと、青菜のオイル蒸し

青菜のオイル蒸し


デザートは、洋梨のコンポートカスタードソース。
カスタードソースのまろやかさ具合が、洋梨の食感と香りにぴったり!

洋梨のコンポートカスタードソース


先生のご馳走をいただいた後、11月号のFRaU、蒼井優ちゃんとの楽しいキッチンでのやりとりや、その時の撮影秘話などで大盛り上がり。
今月も、美味しく楽しいお料理教室でした。