Che buono!

わぁ~おいしぃ~
毎日おいしいご飯を食べてにこにこしていられますように

お湯のみのようだけれど

2012年07月01日 | ごはんにはうつわ
先日、而今禾 TOKYOさんでお持ち帰りした、西川聡さんの器。

西川さんのお湯のみ


はないけ教室の時につかってみたいと思って選ぶ器が、西川聡さんの作品だったこともあったらしく、今回も無意識に手にとって買っちゃおうかなーって思ったので、心に感じるものがあるのだと思います。

西川さんの花器


今回選んだお湯のみ、どこか古代を感じさせるような赤と黒に強く惹かれます。丸くてころんとしたフォルムがお気に入りです。

西川さんのお湯のみ2


この器、お湯のみとして使うのが一番しっくりくるのかなー。
けど、新生姜の甘酢漬けや、しば漬けなんかを盛りつけてもいいかも。
テーブルに、一輪のお花をしつらえるのも素敵だと思います。
この赤と黒の作品、赤い器は赤を塗って上絵のように焼成して漆仕上げを、黒い器は銀彩を施して焼き付けてから漆仕上げをしているのだそうです。
西川さんの作品には、他に白と黒銀の器もあり大きな鉢の器なんかも欲しいなって思いました。

違ってたけど素敵

2011年06月28日 | ごはんにはうつわ
先日、お茶の皆さんにご一緒させていただいて、井高先生の作陶会に参加しました。
5月のGWにろくろで作成して、仕上がりにはあと1ヶ月くらいかかると思っていたので、先生の生徒さんの作品が並んでいる棚でご飯茶碗らしきものを見ても、まさか、先日karuが自分で白化粧したものとは思わずにいたのですが、先生から、karuさんの作品、ここに出来ていますよ!と言われ、しばしボー然・・・。
イメージしていたのは、ほっこり感のある粉引きのご飯茶碗、出来上がったのはシャープで渋め、かっこいい小茶碗。

上から


伏せてみると

高台から


大きさも小さめで、ご飯大好きなkaruにはちょっと・・・と少し悲しい気持ちになっていたのですが!
おうちに帰ってきてもう一度手におさめてみると、手にしっくりなじんで持ちやすくて、あれー、いやいやいや、やっぱりなんかいいかも!
ということで、夫婦茶碗気味だった、大きいほうは我が家の食器棚に。
もうひとつはご飯にはあまりに小さかったので、これからしっかりお稽古しようと思っている茶箱用のお茶碗にすることに。
お茶の先生のお茶室にある、茶箱の中に納めることになりました。
井高先生、受け取ったとき、ボー然としてしまってすみません!!!ちゃんと毎日使っていますよ!

ご飯茶碗の途中経過

2011年06月06日 | ごはんにはうつわ
GWにロクロで作ったごはん茶碗、形を整えて、白化粧をしてきました。
以前、石膏に彫ったスプーン、先生にスタンプにしていただいたので、早速形を整えたお茶碗の横に押してみました。

削ってスタンプ


同じ大きさに作ったつもりだったのに、なぜか夫婦茶碗に。

削った形


普通はこの後素焼きをして、釉薬をかけて焼く、そうなのですが、今回karuが作りたかったイメージを先生にお見せしたところ、素焼きをする前に白化粧をして、それから素焼き、最後に透明の釉薬をかけて焼くとこんな感じになるはず!と。
お茶碗の口と高台を親指と中指で持って、白化粧の液が入ったバケツにじゃぷーーんっとつけ、引き上げて雫を切って、台の上に。
左が先生、右がkaru。先生は、内側にたれちゃってごめんねって謝ってくださったけど、流れがきれいだしぃ、外側の流れる感じも美しい。

白化粧


最後の透明の釉がけは、先生にお願いしてしまいました。
1ヶ月か2ヶ月くらいでできあがるそう。どんなお茶碗になるのか、とーっても楽しみです。

ろくろでお茶碗

2011年05月09日 | ごはんにはうつわ
初ろくろで、ごはん茶碗作りしてきました。

ろくろでお茶碗


黒粘土に鉄分の多い赤土を少し混ぜて、粗練り、菊練りで汗を流し、次にろくろに乗せて土を馴らすために、伸ばしたり、縮めたりするのですが…、まったくにょろにょろって上に上がらずに悪戦苦闘。
あまりのびくともしない加減に、途中先生にも見捨てられ、意地でもにょろってしてやる!って思ったけれど、力を入れる場所、入れ方、加減、なにを工夫してもにょろってならなくて、相当な敗北感。
先生が馴らすとあっという間に伸びたり縮んだりするんだけれども…ま、いいかぁ。
形を作るのは、なんとなくわかってきて、とりあえずこんな感じのお茶碗が2つできました。

去年のクリスマスの日に

2011年04月25日 | ごはんにはうつわ
削って、サインして、色を決めて、釉薬をかけるのと焼くのを先生にお願いしていた湯飲み茶碗が、karuの手元にやってきました。

湯飲み


湯飲みとか書きながら、届いてすぐに戴いたのは白い方のお茶碗でマンデリン。
優しい白と濃いコーヒーの色のコントラストが気持ちを落ち着かせてくれました。
織部色の茶碗には、何が合うかな~と、しばし考えて、チャイラテはどぅ?!
今度、こちらでチャイラテ戴いてみましょう。

角皿に蕎麦餅

2010年12月14日 | ごはんにはうつわ
11月に作成した、角皿と箸置きが焼き上がりました!
とは言っても、最後の仕上げと釉薬はまたもや先生にお願いしてしまったのですが…。
角皿は、もう少しグリーンが濃いイメージだったので、最初はあれ?って思ったけれど、手にとっていろいろな角度から、裏返したりして見ているうちに、どんどん愛着が沸いてきてんーーーーーっ!って感じ。
土は信楽、釉薬は青磁にしていただいたのですが、貫入がはいっていたりして、ニヤリです。

角皿


裏にはまたもや葉っぱのマークが。

角皿裏


そして箸置きは、赤土と信楽で2種類、釉薬を同じにしていただいたのに、出来上がりはまったく違う物に。へぇ~~~。
箸置きにも、裏に返すと一つ一つに葉っぱのマークが…先生、ありがとうございます。

箸おき


お皿を受け取るのと一緒に、またもや制作してきました。本当は丸い大皿と中皿を予定していたのですが、伺うのが少し遅くなってしまって、今回は、前回1つしか作れなかった蕎麦猪口を2つ作ってみました。
右のお湯飲みとハートの箸置きは、numaさんが作ったものです。ハートの箸置きだなんてーーーっ、かわいぃ~っ。

蕎麦猪口と箸おき



お家に帰ると、テーブルの上に尾張屋さんの蕎麦餅があったので、包みを開いて角皿の上に乗せてみました。ふふっ、かわいい。

蕎麦餅



愛着がわきます

2010年11月08日 | ごはんにはうつわ
とうとう焼き上がりました!
なにがかっていうと、9月に作成したうつわくんたちが!
上から順番に、蕎麦ちょこ型のお湯のみ、ごはん茶碗、どんぶり

普段使いのうつわたち


一番下のどんぶりは、ブルーがとってもキレイ。
けど、karuの削ったしのぎがちょっと浅くて、かすかに見える位で、ちょっと残念。
真ん中のごはん茶碗は、いっぱい削ったから、軽くて持ちやすくって、そして、肌触りがさらさらのシンプルでちょっとおふざけな感じに。
一番上の蕎麦ちょこは、最初に見た時は、ちっちゃくなっちゃった…ってちょっとショックだったんだけれど、お家に帰ってきて眺めていたら、なんだかどんどん、どんどん、愛着がわいてきて、眺めてはふふってニヤけています。
karuもいいしのぎを削ったなぁ~って思っていたら、あ!これは先生に削りをお願いしたものだった…
先生にお願いした、葉っぱのマークもかわいくって、ヤバイです。

蕎麦ちょこひっくり返すと



こちらは、お茶碗を作っていた時にできた、偶然の産物の楽茶碗

楽茶碗


こちらもひっくり返すと、葉っぱのマークが

楽茶碗ひっくり返すと


もう、ここまでできあがってしまうと、これをkaruの作品と言っていいのでしょうか…と疑問が湧きますが…

で、うつわを取りに伺ったついでに、さらに角皿を作ってきました。
角皿はどうやって作るんだろう…って思っていたら、土を好みのサイズに四角く固めて厚みを決めて、カット…していただきました。カットして、周りをならしたのがこちら

角皿の素


角皿の4辺を上に持ち上げて、こんな形になりました。
あと、横にあるちっちゃい長方形のものは、将来箸置きになる予定です。

どんな角皿と箸置ができるのかなぁ


まだまだ、作りたいものが沢山あって、しばらくうつわ熱が冷めそうにありません…

しのぎ、削ります!

2010年09月28日 | ごはんにはうつわ
先週作ったうつわを削りに、ふたたび帰山窯さんに行ってきました。
こちらは、井高先生の工房の入口に飾られている、先生作の白磁のお茶碗です。見た目の通り、さわり心地も軟らかくって、両手に持っていつまでも眺めていたくなります。
こちらはうすーい黄色なのですが、わたしたちがいつも、お稽古で使わせて頂いているのは、ほのかなピンク色です。
光にかざすと、光が透けて見えてとーってもキレイです。

先生の白磁のお茶碗2


なのに…これはちょっとキズがついちゃって、と、いつもこんな風に窓のところにちょこんと置いてあります…。
いつか、気づいたらなくなっているかもしれませんよ…ふっふっふ

先生の白磁のお茶碗1



さて、お教室、今日は、隣の隣の席で一緒にお仕事しているyadaちゃんも一緒です。yadaちゃんは先週わたしたちも挑戦した練りから。やはり、菊練りに悪銭苦闘してました。
さぁ、どんな風に削ろうかなぁ~、どんな色にしちゃおうかなぁ~、あの楽茶碗風、とてもお茶会ではつかえないような面白いものに変身させちゃおうかなぁ~~~なんて考えたりもしてみたんだけれど、ランチついでに立ち寄ったKOHOROさんで見た、貫入の入った小皿とか(お皿作ってないけど…)、シンプルに縞に削った急須と湯飲みのことが忘れられません。
では、先週一番最初に作ったどんぶりから!

どんぶり


裏返しにすると、すでに井高先生が高台の位置を決めて下さってました!
写真に取り忘れましたが…いろいろな道具を使って、厚みを薄く、薄くして、高台も作ります。

どんぶり裏返し


そして、さらにkaruが挑戦したのは、しのぎ!です。縦に縞模様を入れてみました。

しのぎ


削り1つめということもあり、迷いながら、爆笑しながら(なぜ?)、少しずつ、少しずつ、じっくり削り過ぎました…気づけばもう4時…。あと3個あるのに…大変っ!!!隣でyattiちゃんも奮闘中。向かいのかっちゃん(?)は、大胆に着々と削ってます。
ごはん茶碗にふたたびしのぎを入れて、湯飲み茶碗の周りを削ったところで、6時半…あーーーっ、さすがに時間切れ。
釉薬も決めなきゃいけないし…
井高先生の工房には、こんな風に、土と釉薬の組合せでどんな焼き上がりになるかの葉っぱのサンプルがボードに掛けられているので、それを参考にします。

土と釉薬の組合せ


ということで、色を決めて…楽茶碗は井高先生に託しました…。湯飲み茶碗の内側の削りと…外の模様も…託してしまいました…あぁぁ…スミマセン。
さて、この作品たち、どんな風に焼き上がるのかなぁ~~~。楽しみですねぇ~。

どんな風に


仕上がりは、3週間から1ヶ月後くらいですってぇ。お楽しみにっ。

あっ、補足リポート。普段見ることができない、陶芸家の親指!yattiの親指と比べてみました。
水泳の選手に水かきができちゃうのと、同じ現象でしょうか…

陶芸家の親指



ごはんにはうつわでしょう

2010年09月22日 | ごはんにはうつわ
近頃へうげものの影響なのでしょうか…、なぜか創作意欲、急上昇中のkaru。
何を創作したいのかっていうと、うつわ、です。
やはり、大好きなごはんにはお気に入りのうつわを合わせてみたいしぃ~~~、だからといってお店に行くといろいろ、いろいろ、沢山欲しくなっちゃってお財布と相談しなきゃいけないしぃ~。だったら、欲しいもの作っちゃう?
そんな気持で、まずは陶芸教室を体験してみることにしました。メンバーは、いつもの悪だくみ3人組…ふふふっ。
うかがったのは、お茶の先生のお茶室で、いつもお世話になっている水指や花入、お茶碗を作成された陶芸家井高通先生の帰山窯さんです。

まずは、土を練るところから。すでに練りやすい状態に用意して下さっていましたが、まずは粗練り体験から。
うん、これは結構いい感じじゃなぁ~い、わたしたちって案外才能あるかも!って調子に乗って練っていると、では、次に菊練りしましょー。
ん?菊練り?なんですか?それは。
先生が練り始めると、くるっ、くるっ、どんどん菊のお花のようなヒダヒダが、下の丸い部分によっていき、うわ、うわ、うわぁ~~~って言っている間に、くるくるくるー、気づくと右にあるラグビーボール状になっちゃった。

先生の菊練り


さて、悪だくみトリオもやってみましょう…karuの場合、何度やってもこれ…これは何練りなんでしょう?

karuの菊練り


せ、先生、なんでできないんでしょう…まぁねぇ~、土練り3年って言うし…あ、そうなんですかぁ~。
その後、先生が水分を足したり、練ったりして下さって、器を作りやすい固さに調整、まずは、ごはん茶碗を作りたいkaru、700グラムを計って、手回しろくろの中心にポンっと動かないようにセッティング!

手回しろくろの中心に


さぁ、真ん中に親指を当てて、広げて行きましょう!ここからは写真を撮る間も惜しんで、というか、作りたいものと異なるものができちゃったり、楽しかったりで、爆笑の中でのうつわ造り。
気づくと工房にうかがって早4時間…え?!先生、ご、ご迷惑ではなかったでしょうか…きっと、お腹空きましたよね…
先生の、土がある分(お渡しいただいたのは2キロ)全部使っちゃっていいよ!の言葉に、どっぷり甘えてでき上がったのは、3人で、小鉢やどんぶりや蕎麦ちょこやご飯茶碗、お湯のみなど総勢10個と、大胆なかっさまのお菓子鉢1個!

LUNATIQUE


karuはごはん茶碗が大きくなって、小さめのどんぶり、土を少なめにして再度ごはん茶碗に挑戦したのに、先生も太鼓判の楽茶碗、3度目の挑戦で…それでもメンズ用ごはん茶碗、最後はいつも植松先生が出してくださる蕎麦ちょこ型のお湯のみの全部で4つ作りました。
あまりの楽しさに、次の行程である、削りもしよーと言うことになり、トオル先生のぜひ、ぜひ、という言葉にふたたび甘えて、次回の削りのお約束もさせていただいて帰ってきました!
どんな色、どんな模様のお茶碗にしよーーーっ。できたら、どんなごはんを盛り付けよーーーっ。
けど、けど、こんなお皿やあんなお皿も作りたいしぃ~と、妄想が止まりません…。