橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

EHAGAKI #362 ≪良質読書≫

2019年01月22日 | EHAGAKI

お世話になります

読書、豊かな人生の為になる、
誰しも思いそれぞれに実行したり、できなかったり
というところでしょうか
現在私はkindleで5冊
神保町で買った古本3冊を並行して読んでいます
正確には、未読があることを時々認識している程度かも知れません

何冊も同時に
集中できる?
頭に入る?
と思われるかも知れません

では
集中する理由は?
どうしたら頭に入ったかどうかわかる?
頭に入らなかったら何が起こる?

ラジオで一冊の本を紹介していました
名越康文著「精神科医が教える良質読書」を著者自身が
紹介しておられました

本の表紙には
「読了しなくても大丈夫!」
「量だけの読書はもうやめよう」
「読み方を少し変えるだけで、聞く力、伝える力、考える力、
教養が同時に手に入る」
「30歳まで読書をしなかった精神科医が教える、
本当に成長できる読書術」
とあります

なんだか私流にお墨付を頂いた様でニンマリ

学校の授業は六時間目まで一コマ毎に違う教科
混乱しました?
皆さん混乱しなかったと思います

散漫力
集中力だけでなく“散漫力”も捨てたものではない

ということの様です

今回のお題は「良質読書」であります

以下、WEB上の紹介文、kindle(電子書籍)版サンプルからの抜粋です

◆  ◆ ◆ ◆ ◆  

「精神科医が教える良質読書」 名越康文 (著)

内容紹介
「不親切な本」 こそが、 自分を成長させてくれる本
「不親切な本」とは、今の自分の能力では読むことが難しい本 
「限界を超える本」
古典といわれる作品、名著と呼ばれる本など、
今の自分の読解力や教養では理解できそうにない本
つまり、さまざまなジャンルの頂点に位置する頂にある本
これからの人生をよりよく生きるためには、読書は必要不可欠
しかし、今の自分の能力の範囲内で読める「親切な本」だけを
読むとしたら?
自分がラクにできる筋トレをしても筋肉がつかない
「親切な本」を大量に読んだとしても本当の成長には結びつかない
ウンウンうなりながら、1日数ページときには数行しか
読み進めることができない「限界を超える本」 に挑戦してこそ、
人生で経験するさまざまな「限界」や「壁」を乗り越えることができる
「量」だけを追うのはもったいない
 人生に資する「良質」な読書をしよう 

◆  ◆  ◆  
本書は、読書が苦手な人にこそ読んでほしい一冊です。
なぜなら、著者自身、読書が苦手だからです。
本書では、30歳まで本を読まなかった精神科医の著者が、
試行錯誤しながら身につけた読書術を紹介します。 
たくさん読む、速く読むことが「いい読書」と思われがちですが、
本書で紹介する読書術は、まったくその逆です。
つまり 「量」 ではなく 「質」 にこだわる読書術です。 
「良質」 本を読むことは間違いなくいいことです。 
ですから、 本書で身につけた読み方で、 さらに な読書を楽しんでください。
著者より
◆  ◆  ◆ 

目次

はじめに 

 私が読書をする2つの理由 
「限界を超える経験」 が生きる力になる
読書で「聞く力」が育つ 
「不親切な本」 を読むことで人は成長する

第1章 読書嫌いによる読書嫌いのための読書術 

1.苦手なら苦手なりの読み方がある

遅読が速読に勝るわけ
散漫が読書の幅を広げる
集中力ゼロでも続けられる「三角読み」読書術
本と本とを行ったり来たりの「振り子読み」 

2.全部読まなくても1冊理解できる方法

人生をムダにしないために身につける読書術
「普通の本」は各章の数ページだけ斜め読みする
はじめは「上から目線」で読み始める
本の価値は20ページで判断する

3.何種類もの本を同時に読む方法

「10分だけ集中読書」 で6冊を1時間で一巡させる

4.異なるジャンルを関連させる 「他ジャンルリンク読み」

5.理解度が深まる音読のすすめ

音読をすると内容がよくわかる
音読で言葉の新たな意味に出会える
俳優の声で読んでみると記憶に残る
音読ソフトを使っての黙読も効果的

第2章 感覚的読書法のすすめ 

1.勘をはたらかせる読書

本能でする読書が本当の読書 
「直観力」 で20ページで1冊を理解する

2.感覚を刺激する読書

深読み読書で感覚を磨く
「感動」こそが読書の原動力
わかっていないのに「わかった気になる」
「わかった気」の積み上げが飛躍を起こす 

3.量子論的な読書

複数ジャンルの本を同時に読む
言葉の意外な使われ方を見逃さない

4.没入する読書

没入できない読書は読書ではない
没入だけでは依存と同じ。醒めることも大切

5.越境する読書 

「越境読書」で固定観念から解放される
「十七条の憲法」の「和」はどんな意味?
読んだ本の内容を中学生に説明できますか? 
「正統派ミステリー」と『曽根崎心中』の読後感は、なぜ違うのか?
「多ジャンル組み合わせ読書」の効果効能
「学び」は最高の娯楽かつ快楽である
「葉隠」の「物を読むは、腹にて読みたるがよし」のもうひとつの意味

第3章  頂にある本をめざす

1.読むべき本の上手な選び方

「読むに値する本」か「ただの紙の束」かを見分ける方法
「1日2行」も読書、「1日1000ページ」も読書

2."頂の本"と“それ以外を選ぶ目 

「本を選ぶ目」は磨ける
好きなジャンルから始めよう
面白い映画はポスターを見ればわかる
「思わず見入ってしまう本」 がエネルギーがある本
「誰にも邪魔されない世界」に導いてくれる本を選ぶ 

3.読めない本=自分を成長させる本

「読めない本」を読むことを人生の目標にする
自分にとって“心惹かれる本を見つけよう
「いつかわかる本」があれば読書は楽しくなる
100ページ読んでダメな本はすぐに閉じる

第4章 本との出会いはタイミングがすべて 

1.本と出会う“タイミング"が大切

タイミング次第で良書も悪書に
自然な出会いが一番のグッドタイミング
タイミングが来るまであえて積読しよう 

2.新しい出会いの場?電子書籍

ディスプレイで自分の脳内を「見える化」する
電子書籍の「数冊並行読み」で世界を広げる
電子書籍は「掘り下げ」に最適なツー
電子書籍で人生の幸福度が飛躍的にアップする
整理していない本棚こそ面白い

第5章良質読書歴

1.アングルを変えて読む

ジャンルのプローになるための入門書活用法
 3冊1セットの読書術の効用
「正道」と「邪道」の組み合わせが読書を面白くする
参考文献で知識を深堀する方法

2.精神医学で文学が役立つ理由

入門書の次は文学へ飛ぶ
精神医学で役立ったのは心理学より文学
文学から現象学・言語学へ
現象学と言語学が読書を劇的に変えた

3.読書をする本当の理由

「現象学的読書」の長所と短所
真実を知るための読書
脳を刺激する読書

◆  ◆ ◆ ◆ ◆  

ということでした

実はこの「精神科医が教える良質読書」はまだ読んでいません

ある意味この本のこれだけの助言で「まだ買わない」と
決めたのかも知れません

「集中力と散漫力」

遠くて近いと思われるこの“動き”
いろいろ当たってみようと思う今日この頃です


ではまた