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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 月の宴(えん)

2015年08月20日 00時00分00秒 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

局~女房の日常 装束誂え・裁縫、もう一つの装束・伏籠、暗闇を照らす燈台~ に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対 北廂では
『源氏物語』<鈴虫>より
「月の宴」の場面が展示されていました。

舞台は、冷泉院(上皇御所)に見立てられています。


人物配置は国宝『源氏物語絵巻』<鈴虫 二>を参考にされた展示でした。

<博物館レジュメより>
源氏50歳の八月十五夜(旧暦)、4年前に28歳で譲位し、今は上皇として心寂しく暮らす冷泉院のもとを訪れた。


冷泉院。32歳。
冠直衣姿。


源氏(准太上天皇)50歳。
冠直衣姿。


夕霧。(29歳)
直衣布袴(ほうこ)姿。


蛍兵部卿宮。






上達部たち。



全体の様子。



~二藍(ふたあい)の直衣について~
二藍とは、紅花の紅(くれない)を染めた上に藍で染めた色で、色を合わせる比率によって染まる色がことなる。
そのため、二藍の直衣といっても、年齢の違いによって染め方に違いがあり、若いほど紅の色を濃くし、年齢が上がるとともに紅を薄くしていった。

夏装束の二藍の直衣の色目は、一言に「二藍の直衣」と言っても、年齢や風格にあったものを着用するのでその色は多用であった。
この展示では年齢順に、源氏(50歳)→蛍兵部卿宮(源氏の異母弟)→冷泉院(源氏と藤壺の子・32歳)→夕霧(源氏と葵上の子・29歳)→上達部の順に二藍の色の移り変わりの妙をご覧下さい。








四季のかさねの色目に見る平安王朝の美意識 へ続きます。





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