晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
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お部屋『幸菱』:和室

2009年11月11日 | 「斎王の宮」試泊体験記
その7の続き。

「斎王の宮」で宿泊したお部屋『幸菱(さいわいびし)』の和室です。
天井の照明には和紙が使われていました。やさしい明かりです。




赤系と白でまとめられた(?)素敵なお和室です。
私の実家にはソファーがないので和室のほうが落ち着いたりします。(←ものすっごい庶民)
座椅子のクッションもふかふかで座り心地よかったですよー。




4人座れるテーブルです。
「斎王の宮」では1室 最大で4名まで泊まれます。

4人利用の場合は、2人は天蓋ベッド・2人は和室に布団で眠るのでしょうね。
(天蓋ベッドが取り合いにならないかしら。/笑)




左の扉内がクローゼットになっていて、ハンガーも数本あり上着をかけることができます。
三面鏡が置いてあったり、チェックイン時に1階で選んだ浴衣なども運んでくださっています。

下段には貴重品を入れる金庫がありました。

右側の押入れには布団が入っています☆




床の間にはお部屋の名前にちなんで『幸菱』の文様が飾られています。
お花も生けてあります。




『幸菱(さいわいびし)』の文様。

この幸菱文は、帰宅後、調べて知ったのですが、現代の幸菱よりも平安時代に近い形なのだそうです。
鶴岡八幡宮の御神服の単(淡香地幸菱文綾織)が有名。

詳細な写真はありませんが淡香地幸菱文綾織(うすこうじさいわいびしもんあやおり)の解説文を拝読できます。
『鶴岡八幡宮』公式サイト宝物国宝 御神服




床の間のお花
女性らしい可愛い感じ。




テーブルの上には白い香炉(お香は入っていませんでした)が置かれていました。




床の間を背に、撮影♪
黒塗りの木で作られた戸は閉めることも可能です。
閉めたところの写真を撮り忘れました。




あたたかいお茶でほっと一息。

お茶はお茶缶に茶葉が入っていたので、急須を使って何度でも飲み放題♪(笑)
ビジネスホテルのようなティーバックではないところが嬉しい小市民です。


その9へ続く。

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